私は1939年の映画を見たことありますよ
リアルタイムで見たわけではない
ざっとのあらすじは若い歌舞伎役者の尾上菊五郎は
六代目襲名の声があがるほどの将来を期待された役者
さて菊五郎にはまだ幼い弟がいて
その子守にやってきたのが出戻り女のおとく
おとくの舞台に対する思った通りの的確なアドバイスは
菊五郎にとって重要な人となり
やがて恋仲に落ちる
ところが世間は年上の出戻り女との悪い噂が・・
眼が覚めるようにとおとっつあんが勘当を申し渡す
そこで二人は大阪に流れていきます
やがて三年の月日がたち
菊五郎が腕を上げ晴れて東京に戻ることとなる
しかしラストはおとくの死という悲しい結末なんですが・・
新川劇団、博也、笑也の熱演でとっても良かった
私がいいなって思ったのは
そのあとの女形

鬼さんこちら
いつもの重い?かつらの
重厚な静かな踊りとは違い
表情もステップも軽い踊りで弾けてました
芝居が切なく悲しく、暗く重いものだったから
私はより強烈に印象に残りました
きっとご本人も本人も意識していたのでしょう
そしてラストショー

惚れ神→

御利益もノリノリでした
悲しきことの後には弾むこと

それがいいね

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