2014/12/29 9:30
からすは不吉で縁起でもないと
忌み嫌う人も多いのですが
大衆演劇の世界ではアウトローのヒーロー
旅のからすで正義の味方
身なりはキレイでなくても
ヒューマニズムに溢れています
悪をけちらし土地をきれいにした後は
見返りも要求することなく去っていく
決め台詞
ウソは確かにいけないが
それで楽になる人がいれば
世間の人は、それを
サギをカラスとはだれも笑いはしない
ここでみんなが

パチパチパチ〜
舞踊ショーでもからすの曲はよくでてまいります
♪からすの女房
♪旅鴉
♪鴉 KARASU(都会の若者)
♪雪次郎烏
いずれもどこか悲しさを感じますね
童謡もそうで【からすの赤ちゃん】
からすの赤ちゃん なぜ泣くの
こけこっこの おばさんに
赤いお帽子 ほしいよ
赤いお靴も ほしいよと
かぁかぁ 泣くのね
しみますなぁ〜

0
2014/12/11 9:50
>〇〇の中身は吉野家?すき家?
いいえ松丸家です
今月の名古屋鈴蘭南座は松丸家小弁太劇団
これがとってもいいんです
でも松丸家と聞いても
大衆演劇ファンでもあまりご存じないかも
初乗りということで序盤客入りに苦戦してましたが
その良さにお客さんも徐々に増えてきました
私自身、見るのは、ほぼ10年振りくらいかなぁ
当時の印象もあまり覚えてないのですが・・
ありますよね?
なんとなく苦手だな・・と思ってた人も
話してみれば、楽しく面白く誠実な人柄と
謙虚で前向きな姿勢が共感できる
駅裏の小さなお店・・
が、入ってみれば料理の上手さと
値段の安さにびっくりする
服の上からはそうでもなかったけど
脱いだら

おっぱいが凄いみたいな
↑はそれは例えが違うだろ

ぜひ、もっと多くの人に見てもらいたい
そんな感じなんですよ
大向こうから
まつまるやぁ〜の声が

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2014/12/6 9:39
久しぶりに観劇に行ってきました
といっても二週間ですが(笑)
お芝居は大衆演劇お芝居の
鉄板?ともいうべき『情けの捕り縄』
生まれてすぐに別れ別れになった
子を・・親を・・探す二人
ところがやっと会えたこどもは
世間を騒がす大泥棒になっていた・・
というお話しで、どこの劇団もやりますね
子供と行き別れたあと
亭主は心労が重なり死んでしまい
おっかさんは新たに目明しと二度の所帯
そこで二人の娘が生まれて・・という場面
二人ともいい歳なんだから
早く嫁に行きなさい
このままじゃ、行かず後家になっちまうよ
後家という字は後ろの家と書く
じゃ

前の家は誰に・・
これくらいで、やめておくのがいい(笑)
そこへ役人に追われて飛び込んでくる若い男
【長くなるから端折る】
親様にもらった
肌身離さず持っていた大事なお守りも
誤って大川に落としてしまいました
そうかい・・そういえば
うちの子は胸に小判位の大きさのあざがあった
(男)ギクッ・・ここのさりげない表情が大事
↑やっぱりこれでなきゃ
ある座長さんに話したら、それ臭すぎるでしょ(笑)
さぁもうぼちぼち失礼しなきゃ
せっかくあったのも何かの縁
お酒をつきあっちゃくれないか
へい、なら一杯だけ
立ちあがった拍子に少しふらつき
男の着物につかまったら胸のあざが見える
二十年の長い後悔と歳月を埋めるがごとく
逢えた嬉しさの酒が心に沁みる
ラストのBGMは忘れたけど
俺的にはやっぱり【越後獅子の唄】じゃなきゃ
それも美空ひばりじゃなく南こうせつがいい
ところ変われど 変わらぬものは
人の情けの 袖時雨
ぬれて涙で おさらばさらば
花に消えゆく 旅の獅子
うっ泣けるぜ(>_<)

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