2015/9/23 9:30
彼岸花がいっぱい咲いています
野に咲く紅い花は
内に秘めた情熱のようなものを感じます
彼岸花は車で通る時は感じないけど
電車にのってるとその位置がよくわかる
電車の線路沿い、川沿いの土手
この先どこへ続いているかもわかりますね
⠑⠒⠒⠔⠣⠤⠤⠴⢢⢢
野に咲く紅い花・・
私はここにいますと咲いています・・


0
2015/9/17 9:35
今月の名古屋鈴蘭南座は下町かぶき組
先日見たお芝居は【追われゆく女】
どこの劇団でもよくやりますが
他の劇団では【涙の二十両】ともいいますね
ざっとのあらすじは
江戸の大店(おおだな)の奉公に行ってた
【おちよ】が約十年ぶりに村に帰ってくるという
ところが村の一人がその江戸の吉原で
おちよが女郎をしていたのを見たという者が・・
そんな汚い女を村に入れるわけにはいかない
と村中が大騒ぎ
そんな噂になってるとは知らず帰ってきたおちよ
帰り道での村人の冷たい視線ばかりか
実家に帰れば弟に、更にその嫁までもが
姉ちゃんが女郎とは恥ずかしいから
早く村から出ていけと冷たい仕打ち
お土産を渡せばそんな汚い金で
買ったものはいらないと投げ捨てる
おちよとて、好きで女郎になったのではなく
これには深い訳が・・
が、決してそれを口に出したりはしない
さて村にはオツムの弱い【くにまつ】という
おちよの幼なじみがいるんです
この男だけがおちよの味方・・
てなストーリなんですが
そんな中、弟の嫁の兄が出てくるんです
義弟の嫁(つまり自分の妹)に
おふくろが急に病気に倒れ二十両の金がいる
おまえ女郎に身を売ってその金を作ってくれ
泣き叫ぶ 妹
それを聞いた、おちよが
辛い女郎の生活の中から母親のためにと
貯えていた二十両をおしげもなく差しだします
義理とはいえど、やはり私にとっては大事な妹
どうぞ、これを使ってください
ここで母親が弟に語るのです
おまえが小さなころに重い病気にかかり
それを治すには高い薬が必要だった
うちにはそんなお金があるわけもなく
姉ちゃんが身を売ってその金を作ってくれた(涙)
総てを悟り泣いて詫びる弟夫婦
時に強く叱り 時に優しく諭す 義兄
お袋が病気で高い薬がいるという話しも
弟夫婦にわかってもらえるようにと
兄が作ったニセのお芝居だったんですよ
ラスト、純真な心のくにまつと手を取り合って
他の地へと向かう おちよ
【追われゆく女】悲しいタイトルですね・・
おちよの、一途さ、はかなさ、健気さが出てました


0
2015/9/14 11:49
下呂の鳳凰座へ見海堂劇団を見てきました
さて、公演時間なんですが
平日は10時、14時の2回公演
土日、祭日は10時、14時、18時と3回公演
しかも、芝居も舞踊ショーも総て入れ替える
これって凄いことですね
役者さんの評価は
芝居、舞踊(女形、立ち役)
そして芝居と舞踊ショーの構成力
舞台に対する姿勢、取り組み方
さらに口上挨拶と送り出し
送り出しの態度まで求めては
役者さんに気の毒だとも思うのですが
ここまでが仕事の一部だから仕方ないですね
そのすべての部門において際立っているのが
平成見海堂座、座長・見海堂真之介さん
今回見た感想はやっぱりすごい
目力が違う、目力←助平の助ではありません(笑)


1