2016/11/30 9:10
今月はセンターの見海堂劇団に8回行きました
でも土曜日は昼夜、芝居&ショー変えですから
これを含めると全部で12公演見たことになります
まさに至福の時間でした
とにかく凄いなと感じたのが
お芝居も舞踊ショーも セットの素晴らしさ
劇団指導の方が仰っておられましたが
大道具まで持って移動する劇団はうちくらい
場面転換が多いのは珍しくもありませんが
普通はお芝居のみなんです
ところが舞踊ショーもよく工夫がされてました
そして何より凄いのは幕間の短さ
劇場やセンターの棟梁が
場を変えるのなら大変でしょうが
座員がするものだから勝手がわかってて早い
すべては舞台の為に
この言葉をひしひしと感じた
素晴らしい一ケ月公演でした

3
2016/11/30 8:46
先日見た見海堂劇団のお芝居がこれでした
これは各劇団が特別狂言でやりますね
ただセットが大掛かりなのでそうはやれない
座長の誕生日公演や座長大会などでしょうか

この日も舞台天井に水道の配管をめぐらせ
舞台に雨が降るという凄いもの
床にはブルーシートを敷き段差をつけて
小さなプールのようなものが
センターの【夜公演】というのに
舞踊ショーが先で夜の部だけで三時間半でした
見海堂劇団は素晴らしい
私が好きなのは小松村の七五朗の場
都鳥一家に貸した百両の金を
返してくれないばかりか返り討ちで大怪我をして
兄弟分の小松村の七五朗宅にかくまってもらう場面
次郎長親分の女房お蝶の香典としてあずかった
百両の金を持っていかないことには帰れない
そこで七五朗が百両を工面してやる
実は七五朗は石松の父親に頼まれていた
息子に何かあったなら、助けてやってくれ
喧嘩ばかりして迷惑ばかりかけた父なのに
ありがてえ、兄貴・・すまねえ、父っつあん・・
そこへ都鳥一家がやってきて土足で上がる
おい石松を出せ、隠れていることはわかっているんだ
そこで七五朗の女房 お民
うちは汚いけれど鶏小屋じゃないんだよ

履物ぐらい脱いで上がらないかい
なんだとこのアマ
探すがいいさ
でも居なかったらどうしてくれるんだい
その時には腹を切ってもらうからね
やつらが帰ったあと、七五朗が女房に
お民、おめえは性根が座ってるな
ドタバタするどころか微動だにしない
いや、あのその、腰が抜けちまっただけさ(笑)
それから石松が閻魔堂に逃げ込むわけですが
表で都鳥一家が悪口を言う
石松てえのは馬鹿だけど
その親分の次郎長はもっと大馬鹿だ
なんだと、てめえの悪口は構わないが
親分の悪口は許すことができねえ と出てくる
これらのことは遠州人の気質を表しているのかも
浪曲の人情の機微を聞いているような
心地よい瞬間でした

2
2016/11/16 6:46
映画【続・深夜食堂】を見てまいりました
この番組は今も深夜に再放送を
やってますが、これ好きなんです
場末の細い路地にある
深夜12時から朝7時までの小さな食堂
でも、ん万円もするような料理ではなく
ごく普通のどこにでもある料理

子供の頃、母親が作ってくれた料理
初デートで緊張しながら食べたもの
入院したときに美味しかったもの
しかし総て、いい思い出ではなく
甘酸っぱいものや、ほろ苦いものも
一日の仕事を終えて色んな職種の仲間が集い
キツイ言葉のなかに優しさ思いやりが感じられる
小さな食材を使ったなかに
最後はふと考えさせられる人間模様
大衆演劇のお芝居に似ています

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