2016/12/31 13:30
大晦日で私が思い出すのは昔話の【笠地蔵】

ある年の大晦日
貧しい老夫婦がいたんですが
正月を明日に控えても食べる餅もない
そこで、おじいさんが自作の笠を町へ売りに行く
ところが途中から

吹雪いてきて
商いにならず帰ってくるんですが
たくさんのお地蔵さんを見かけ
売り物の笠をすべてかぶせてあげる
さらに一つ足りないので
自分の頭のてぬぐいまでも
家へつけば、おばあさんが
おじいさん、どうだったかいの?
おじいさんはことの次第を話す
すると、おばあさんはなじるどころか
それは、よいことをしなさった(*^-^*)
ここから先にも、お話しもあり
お地蔵様たちが餅や金品を運んできてくれる
というお話もあるのですが

でも、先は重要ではありません
途中のプロセスが大事
私もこんなじいさんになりたいものです

4
2016/12/28 8:38

恋する男女は、おみくじが気になるものですが
お芝居では、たまに【辻占売り】も出てまいります

主に若い娘、というより少女=女の子かな?
首から箱をさげ【おみくじ】を売る
呼び声は
淡路島〜かよふ千鳥の〜恋の辻占〜
これにはお菓子や煎餅がついていて
そこにおみくじが付いてたそうなんです
今のフォーチュン・クッキーの前身ですね
いつだったか1月に東京に観劇にいった時
友人が浅草の観音様で初詣がてら
おみくじを引いたら【凶】だった
そこでもう一枚引いたらまたも【凶】
このままじゃ帰れないと更に引いたら・・
もうおわかりですね、もちろん【凶】(笑)
でも大丈夫、何事もない一年でした
じゃ私もおみくじを
恋人きたる・・おっ嬉しい(喜)
でもよくみたら
変人きたる・・へんじんかいっ(笑)

3
2016/12/27 11:28
近くによって見れば村の娘らしい若い女が
うっっ〜・・と低い唸り声をあげてうずくまり
かたわらにはカゴから出た



野草や山菜が散らばっている
あっ大変!
急いで駆け寄りそうなおいくを
幸之助は眼で制す。待てっ!
手でも口でもなく眼で語る
眼で語るってありますね
ダンナが連絡もせず
会社の同僚を自宅に連れてきて
自分の家だと想っていつでも来ていいよ
すると女房
そうそう家の人のいうとおりですよ
でも作り笑顔はしてるけど眼は怒ってる
余計なこと言うんじゃないよ、このバカ亭主!
元へ戻り・・・眼だけで語れる幸之助は
それだけ目力(めぢから)があるとういうもの
あっ【助】という字も目力に似てない?
(似てねえよっ!)
どうした?
女の背中にまわって肩をつかんとき
一瞬、幸之助の眉がピクッと動いたような
はっはい、急にこの辺りに差し込むような痛みが
女は自ら幸之助の手を握り、胸のあたりへと
村の娘のようだから当然薄手の着物一枚
当時はブラジャーなんてありませんから
直接ふくらみが感じられる
>ビーチクが尖っていたの?・・
エロの・・じゃない
江戸の流星 13はこちら
http://red.ap.teacup.com/heppoko/1906.html

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