2017/3/31 14:17
本日は【刀】のお話し
武士、侍、浪人も(たぶん)
よその家へお邪魔して部屋に上げてもらった時
座る時には刀を腰から外し自分の右側に
そして刃側(よく斬れる方)を自分側に向ける
つまり峰打ちの状態にする

刀は腰にさすときは左に差しますね
それは右手が利き腕で左にあればすぐ抜ける
それを右に置くということは
私はあなたに対して敵意はなく
剣はすぐには抜けないという意味
昔は左利きなんていなかったんです
刀を持つ手は必ず右に矯正された
大衆演劇のお芝居や時代劇を見るときは
一度興味をもって見てくださいな
次は男の刀(チンコ)のお話し
こちらは収納は左に置く
パンツの社会の窓も右から
引っ張りだすようになってます
えっ竹光でも錆びてても?
それは・・う〜む(-。−;)

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2017/3/29 10:03
このシチュエーション好きなんです
曲の【筏流し】【矢切の渡し】もいいね
童謡 船頭さん
https://www.youtube.com/watch?v=vPGA7absUWQ
村の渡しの 船頭さんは
ことし六十の おじいさん
年はとっても お船をこぐ時は
元気いっぱい 櫓(ろ)がしなる ソレ
ギッチラ ギッチラ ギッチラコ
今年60のおじいさん?
俺かいっ(笑)でもそれも越してるし・・
私の頭の中ではこんな絵が浮かんでまいります

乗せるのは
旅の人、村人、花嫁さん、動物、荷物
両親、つれあい、子供、孫・・・etc
そのどれにも共通して乗せるのが愛
相舞踊で舟にのるのも、たまにありますね
夫婦船など
この場合、乗せてもらう人も
それに合わせゆっくりと体を揺らすのが好き
竿をゆらせば

それに応える女
(>_<)あんたが言うとイヤらしい
そう?(笑)
こんなお芝居を作ってほしいものです

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2017/3/28 15:24
留八しぐれ
二景は中幕が黒一色の暗転の場
赤い照明が照らされ

火事だ

火事だぁ〜
カンカンカン(半鐘の音)
スモークもいっぱい(火事の煙)
私は怖くて仕方がないので顔を手で覆う
でも指の間から見てますけどね(笑)
お嬢さんと親分を無事助け出したものの
天井から焼けた棟木が顔に落ちてきて
留八は、人間三分に化け物七分の
人三化七、化け物面
縁談は破断となり
それから一家からなんの連絡もきやしない
二人を助けたのは俺じゃないか
顔の傷よりも心に負ったもっと深い傷
酒に溺れ、荒れてひきこもる日々
そんな留八を支えてくれるのが兄弟分とおっかさん
兄弟分からの手紙
留八元気か?泣いてはいないか?
今度祝言がある、紋付に着替えてくるように
あっやっと来た、やはり親分は考えていてくれた
でもそれは代貸とお嬢さんの祝言の話し
怒り狂う留八におっかさんがゆっくりと諭す
なぁ留よぅ〜お前の気持ちはよくわかる
だが、ここで行かなきゃお前は一生だめになる
辛かろう、苦しかろう
でも一度は妻と、また親と呼んだ人
しっかりけじめをつけてこいよ
祝言の時のためにと一針一針縫っておいた
着物をだし、それに着替えさせる母
それから血の気の多いおまえのことだ
決して刀を抜くんじゃないよと
鍔止めのついたドスを渡す
(↑刀と鞘の間に紙のこよりで結んだもの)
お嬢さんと代貸の祝言の席では
留八、なにしに来た
てめえなんざ、呼んじゃいねえ
とっとと帰れ、この化け物面 盃やぁ水だ
兄弟分が良かったじゃねえか
さぁ一緒におっかさんの元へ帰ろう
川のほとりで酔いを醒ましてる留八の元に
祝言帰りの一行が通りかかる
また罵倒の声を浴びながら
最初は我慢してたんですが
ついに堪忍袋の緒が切れ
鍔止めを破り刀を抜き、一家を皆殺し
最後は死んでしまうんですけどね・・
残念だったのは黙って刀を抜いたこと
鍔止めを破る時
【
おっかさん、すまねえ、許してくれ】
の言葉がなかった
母が結んだ 涙(情け)の鍔止め
仏作って魂入れずとの言葉はこれのこと
お芝居は少し残念に感じたんですよ
こんな私は変ですか?

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