2015/1/10

院内探検  

心筋梗塞始末記12

リハビリプログラムも最終日。
クリックすると元のサイズで表示します
今日も緊急対応で回診が遅くなり、看護師さん達も忙しかったらしく、午後少し遅くなってからプログラムを実施、終了したことにより行動制限が解除になり、病院内を自由に移動することが出来るようになりました。

早速第2病棟を出て、先ずはエレベーターホールへ行ってみました。 ここはICUから上がってきた時に通りましたが、その時は何が何だか良く分からなかったので・・・ 病棟内の配置図で、ようやく自分のいる位置がどの辺りなのかが分かりました。
クリックすると元のサイズで表示します
リハビリを兼ねているので階段で階下へ、 5日間過ごしたICUの入り口は固く閉ざされていました。 その前にある待合室は薄暗くて狭くて・・・ 家族はどんな気持ちでここで過ごしたのだろうと思うと、何だか胸が締め付けられるような気がしました。

そして外来等一般入口を横目に見て救急搬入口へ、ここにあった1階の図面を見ても、自分が最初に運び込まれた処置室とICUの大部屋の違いが認識出来ませんでした。
クリックすると元のサイズで表示します
来た道を戻り、階段を上がりましたが、階段がとてつもなく辛い・・・ たかだか20段程の階段が、水平に数百m歩くのより格段に辛くて・・・ 息を整えるのに少しかかりました。

部屋に戻って横になっていたら・・・ 隣に看護師が集まって来て、馬鹿ジジイを別室へ移していきました。

正直少しホッとしました。
0

2015/1/9

退院が決まりました  

心筋梗塞始末記11

心筋梗塞発症、入院・手術から1週間が経ちました。 今日は男性の看護師さんが担当でしたが、リハビリは無理せず200m歩いて、息もさほど上がらずに終了しました。

隣の馬鹿ジジイはトラブルメーカーです。 再度、勝手に室温28℃に設定してサウナ状態にし、看護婦が検温に来て27度の熱があるのを何故なんだ!とのたまっていました。 看護師には二度とスイッチを触らせないよう頼みました。

朝の医師の回診で、11日以降であれば退院して良いというので、迎えに来てくれるかみさんの都合から、退院が13日に決まりました。

家に帰っても風呂やシャワーがどの程度心臓に負担になるかが分からなかったので、もしもの場合を想定して病院にいるうちに試しておく必要があります。 申し込んでおいたら、午後にシャワーを浴びられました。

毎日、蒸しタオルで体を拭くことは出来ますが、何となく綺麗になりきらない感じがして・・・ 湯気が結構負担になることが分かりましたが、ようやくサッパリすることが出来ました。
0

2015/1/8

病棟生活あれこれ  

心筋梗塞始末記10

既に他の患者さんとの違いは無いということで、本日よりリハビリプログラムが開始されました。
クリックすると元のサイズで表示します
プログラムとは言うものの1日一回、3日間段階的に距離を伸ばして歩行訓練をするというものです。 初日は自分の入っている病棟内に大きく回ってこられる廊下を2周、2日目は4週、3日目は8週回るというものです。

しかしながら、この日は緊急対応で先生方の回診が昼近くまで遅れた上に、新たな入院患者が何名も入ってくるという事で看護師さん達もバタバタしています。 これでは今日からのリハビリは難しいかなぁ・・・

と思っていたら、昼前になって担当の看護師さんが、今少しだけ時間が開いたからと急遽リハビリ開始。 一緒に2周(約100m)歩くだけなのですが、看護師さんの気が急いているせいで、やや速足で回りました。

今迄、トイレの往復程度しか歩いていなかったこともあり息が上がって、直後はベットに横たわり息を整えるのに少しかかりました。 ちょっとした疲労感とこの程度で息が上がる自分自身に驚いてしまいショックでした。

午後にはリハビリが始まったら許可が出るのですが、入院以来洗っていなかった頭が痒かったので、看護サポートの人にシャンプーをして貰いました。

その後、暫くして隣のベットに嫌なジジイが入って来ました。 以前にも入院していたことがあるようで、看護師の名前をほぼ全員覚えているらしく、入院自慢みたいに威張り腐って看護師を顎で使っています。

このジジイのベットポジションは、廊下側でタコ部屋唯一の洗面台がありましたが、それは共同洗面所に行けば事足りますし、あまり関係ないかな・・・?と思っていたら、そこにしかないタコ部屋のエアコンスイッチを勝手に入れられてしまいました。

折も西日が窓に当たるその時間帯、エアコンの送風口は窓側にあるので、私のベットはサウナ状態。 回って来た看護師に、「サウナじゃないんだから、こんなに暑いと具合が悪くなるよ。」と訴え、看護師も「こりゃぁ暑い」とエアコンを止めてくれました。

退院までは今少しかかりそうなのに、困ったバカジジイのせいで辛い入院生活になりそうです。

緊急対応で忙しかった医師達の事務処理がようやく進んだようで、夕方になってようやく腫れ上がった右腕の処置が始まりました。
クリックすると元のサイズで表示します

明日のリハビリは、もう少し無理しないで頑張れるように、やり方を考えなくては・・・
0

2015/1/7

一日足らずの個室天下  

心筋梗塞始末記9

朝起きて、朝食が出るまでの間、室内履きに足を入れて足の裏から伝わる感触を確かめていました。 足の筋肉も減ったようで、一回りまではいきませんが、細くなっている気がしました。

朝食が済み、回診の時にトイレまで自己歩行の許可が出ました。 その日担当の看護師に付き添ってもらい、病室を出てトイレまで行き、一般病棟で患者が自分でする作業を教わって、個室に戻りましたが、次第に足の裏の感覚が戻ってきているのが分かります。

心臓に負担の無いよう、疲れないよう、足の筋を伸ばしたりの自主リハビリを開始しました。 一般病棟では正午から19時迄が面会時間となっており、制限時間も無く、携帯も通話は廊下に出れば、メールは室内でもOKなので色々と楽になりました。

14時頃に病院から職場が近い弟が寄ってくれて、私の知らなかった最初の病院での処置室外でのことや、この病院での事等を聞いていたら、看護師さんが2名入って来て「(髭おぢ)さん、病室を移って頂きたいのですが・・・」と、既に個室に留まる必要は無いことは自覚していましたが、タコ部屋へ移るのも順調な証拠かと思い。

「良いですよ。」と言ったものの、少ししてからだろうと思い「何時ですか?」と聞くと、「今からです。」と言われ、全て看護師がやりますのでとあれよあれよという間に4人部屋へと移動させられました。

昨日の夕方に上がって来て入った個室でしたが、滞在期間1日にも満たないで追放されてしまいました。

今度の病室は、ICUや個室とは逆向きで私は窓側になりました。 ベットに寝ていると西側の空が見える場所でカーテンで区切られたスペースは狭いですが、まぁ・・・何処もこんなものでしょう。

夕方になって、心臓の動きを助ける薬が入った点滴を入れていた右腕がパンパンに腫れ上がり熱をもって痛みます。 どうやら漏れた薬で炎症を起こしているようです。
クリックすると元のサイズで表示します
その晩は借りた氷嚢と氷枕に挟んで休みましたが、痛いのと、同室の患者さんのものすごいイビキ等もあり、眠れませんでした。
0

2015/1/6

一般病棟 髭の攻防戦  

心筋梗塞始末記8

入院・手術より5日目、今日は何だか緊急対応等で慌ただしいらしく、回診が遅かったのですが、その後15時頃に足の付け根から入っていた心臓サポートの管も抜け、最後の点滴も外れました。

尿の管も取れて、残っているのは鼻からの酸素供給のみと身軽になりました。 ベットに座ることが許されて、体重計に乗るために足も付けましたが、寝たきり状態だったので、足の裏が丸いような感じでバランスが取り辛かったです。

昼間の緊急対応が尾を引いたのか、当初15時頃と言われていた移動は、結局17時近くになってしまいました。 ICUや治療関係のエリアが1階で、一部の検査施設と病棟は2階になります。

2階には3つの病棟があり、脳溢血を含む脳関係の第1病棟、私のような心臓関係の第2病棟、そして交通事故や火傷等の外傷関係の第3病棟に分かれています。 移動はICUで使っていたベットごとでした。

私の入ったのはナースステーションに近く、廊下に仕切られたガラスドアと病室の壁一つ向こうは第1病棟という個室でした。 曇り空だったのと、既に夕闇が迫っていて青空は見えませんでした。

窓の外の風景から、私が入っていたICUとは同じ向きの部屋で、上下の違いはあるものの、距離としては5m無い位の場所に位置しています。

ドラマ「相棒」に出てくる米沢鑑識官に似ている、その日の担当(男性)看護師が、色々と手伝ってくれたのですが、一段落ついたところで「(髭おぢ)さん、もし何か緊急の対応が必要になった時、酸素マスクが効果的に掛けられないので、髭を剃ってくれませんか。」と言われました。

勿論、治療に必要だというのであれば致し方ないのですが、もしものために備えるというだけで剃るのであれば必要ないのではないかと返し、その場で攻防戦が勃発しましたが・・・

最終的には「危険な状態でICUに入っている時ですら、髭を剃れとは言われなかったし、酸素マスクもちゃんと機能していました。」との発言に看護師が折れてすごすごと退散していきました。

夕飯から米飯になりました。
クリックすると元のサイズで表示します
一般病棟では胸に3極付けるだけのポータブル心電図になり、モニターは全てナースセンターで行われるのため、今夜からは寝返りも自由に出来て、さぞ爽快な眠りを満喫出来るだろうと思っていたのですが・・・

食後、横になっていると隣の病棟から叫び声ともうめき声ともつかぬ悲鳴の様な声が聞こえて来て、何だか心穏やかではいられなくなります。 それとナースステーションのモニターからしょっちゅう電子音は聞こえていたのですが・・・

消灯後、モニターの警報が落ち着くと、一定の間隔でとある電子音が鳴るのが聞こえてくるのですが、その音がやけに耳障りで・・・ 丁度周波数が一番イライラする音程になっているのか、何だかおかしくなりそうです。

見回りに来た看護師にその旨を伝えると、飛行機でくれるような耳栓と睡眠導入剤を持ってきてくれました。 飛行機の中で耳栓は良く使いますが、それでも寝られない私なので、半信半疑でしたが耳栓を使ってみると・・・

今迄耳障りだった電子音がはるか遠くに聞こえて、しかもイライラする音ではなくなっています。 これはラッキー、と睡眠導入剤も飲んだら、今までの疲れもあったのでしょう、朝までぐっすりと眠れて寝起きが実に爽快でした。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ