2015/1/6

一般病棟 髭の攻防戦  

心筋梗塞始末記8

入院・手術より5日目、今日は何だか緊急対応等で慌ただしいらしく、回診が遅かったのですが、その後15時頃に足の付け根から入っていた心臓サポートの管も抜け、最後の点滴も外れました。

尿の管も取れて、残っているのは鼻からの酸素供給のみと身軽になりました。 ベットに座ることが許されて、体重計に乗るために足も付けましたが、寝たきり状態だったので、足の裏が丸いような感じでバランスが取り辛かったです。

昼間の緊急対応が尾を引いたのか、当初15時頃と言われていた移動は、結局17時近くになってしまいました。 ICUや治療関係のエリアが1階で、一部の検査施設と病棟は2階になります。

2階には3つの病棟があり、脳溢血を含む脳関係の第1病棟、私のような心臓関係の第2病棟、そして交通事故や火傷等の外傷関係の第3病棟に分かれています。 移動はICUで使っていたベットごとでした。

私の入ったのはナースステーションに近く、廊下に仕切られたガラスドアと病室の壁一つ向こうは第1病棟という個室でした。 曇り空だったのと、既に夕闇が迫っていて青空は見えませんでした。

窓の外の風景から、私が入っていたICUとは同じ向きの部屋で、上下の違いはあるものの、距離としては5m無い位の場所に位置しています。

ドラマ「相棒」に出てくる米沢鑑識官に似ている、その日の担当(男性)看護師が、色々と手伝ってくれたのですが、一段落ついたところで「(髭おぢ)さん、もし何か緊急の対応が必要になった時、酸素マスクが効果的に掛けられないので、髭を剃ってくれませんか。」と言われました。

勿論、治療に必要だというのであれば致し方ないのですが、もしものために備えるというだけで剃るのであれば必要ないのではないかと返し、その場で攻防戦が勃発しましたが・・・

最終的には「危険な状態でICUに入っている時ですら、髭を剃れとは言われなかったし、酸素マスクもちゃんと機能していました。」との発言に看護師が折れてすごすごと退散していきました。

夕飯から米飯になりました。
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一般病棟では胸に3極付けるだけのポータブル心電図になり、モニターは全てナースセンターで行われるのため、今夜からは寝返りも自由に出来て、さぞ爽快な眠りを満喫出来るだろうと思っていたのですが・・・

食後、横になっていると隣の病棟から叫び声ともうめき声ともつかぬ悲鳴の様な声が聞こえて来て、何だか心穏やかではいられなくなります。 それとナースステーションのモニターからしょっちゅう電子音は聞こえていたのですが・・・

消灯後、モニターの警報が落ち着くと、一定の間隔でとある電子音が鳴るのが聞こえてくるのですが、その音がやけに耳障りで・・・ 丁度周波数が一番イライラする音程になっているのか、何だかおかしくなりそうです。

見回りに来た看護師にその旨を伝えると、飛行機でくれるような耳栓と睡眠導入剤を持ってきてくれました。 飛行機の中で耳栓は良く使いますが、それでも寝られない私なので、半信半疑でしたが耳栓を使ってみると・・・

今迄耳障りだった電子音がはるか遠くに聞こえて、しかもイライラする音ではなくなっています。 これはラッキー、と睡眠導入剤も飲んだら、今までの疲れもあったのでしょう、朝までぐっすりと眠れて寝起きが実に爽快でした。
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