2006/10/28 | 投稿者: らっち

今シーズンのプロ野球、公式戦・日本シリーズと、すべての日程が終了しました。
 我らがカープは5位でしたが、昨年と比較すると面白い試合が多く、順位の割には楽しめた一年だったように思います。
 この調子で行けば、数年後には優勝争いに加われるようになるのではないか。少なくとも、来年から始まるプレーオフ制度に、3年以内には出場できるのではないか。そんな期待が持てた今シーズンでした。
 しかし、です。それはすべて「この調子で行けば」の話です。ここで言う「この調子」というのは、「大金を出して優秀な選手を獲得しなくても、地道に選手を育て、それらの選手がきちんとカープで働いてくれれば」という意味です。
 今、黒田投手がFAをどうするか、注目されています。黒田投手がどうするかは分かりませんが、全体的な流れとして、今後のカープは優秀な選手を次々と放出していかなければ経営が成り立っていかないような状況に追い込まれてきています。
 その一番の原因は、言わずと知れた「巨人戦のTV中継の激減」です。
 市民球場の巨人戦が一試合TV中継(地上波)されるだけで、1億円程度の収入がカープ球団に入ってくるそうですが、ここ数年の巨人人気の低下により、TVで中継されること自体がかなり少なくなりました。いちいち数えた訳ではないので良く分かりませんが、今年市民球場が全国ネットで放送されたのは5〜6試合ぐらいしかなかったのではないでしょうか?
 親企業を持たないカープは、毎年黒字を出すことが義務のようになっています。(他球団は、いざとなると親企業が面倒を見てくれます。実際、ほとんどの球団が毎年数億円単位で赤字を出しているとのこと。) そして、これまでは巨人戦の放映権収入がかなりの額があったため、それでなんとかやりくりして来たのですが、それが今後はほとんどなくなるのです。
 ただでさえ貧乏球団のカープですが、いよいよ経営的に追い詰められます。
 それでも、今後数年は、ベテランを引退させたり、高年俸選手を放出したりして、なんとかやりくりするでしょう。
 でも、その後はどうなるでしょうか? 正直、先が見えません。「球団消滅」という最悪の事態が頭をよぎります。
 仮に球団消滅自体は避けることが出来たとしても、そんな状況では、カープに好成績を期待することはもう無理です。毎年最下位争いが当たり前。10年に一度まぐれで3位にでもなれれば良いか… という、寂しいチームになってしまうことでしょう。
 どうすればこの状況を打破することが出来るか。その答えは私には分かりません。
 もう、「常勝・赤ヘル軍団」を見ることは出来ないのでしょうか…。

2006/10/21 | 投稿者: らっち

 今日は、ここに書き込みたい記事がたくさんある日でした。広島駅南口Bブロック計画の発表(中国新聞関連記事)、小澤フォーレから1周年、そして京橋リバーウィン(京橋川のオープンカフェのことね)も開設1周年…。
 何を書こうかな〜 と思っていたところ、とんでもないショックなニュースが入ってきました。
 それは、私が毎日拝見していた「新・広島復興2」というサイトが閉鎖されることになった、ということです。
 私は、このサイトの特にブログがお気に入りでした。管理人さんの主張は論理的で、同じ「広島の街を考える」者として、非常に役立つサイトだったのですが…。
 余りにも唐突な閉鎖発表で、少々言葉を失っています。こういう「骨のあるサイト」は希少なので、ずっと続けて欲しかったのですけど…。
 まあ、管理人さんが決められたことなので仕方ないことです。hiroshimagogoさん、これまでありがとうございました。そして、お疲れ様でした!

 …ということで、今日書こうと思っていたBブロックや、水辺のオープンカフェのことについては、また後日取り上げたいと思います。
 とは言え、最近忙しく、更新がままならないでいます。次回は、おそらく、次の週末まで更新出来そうもないですね。スイマセン…。

2006/10/14 | 投稿者: らっち

以下のような演奏会が開催されるそうです。
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パイプオルガン定期演奏会
 〜ビクトリアの合唱曲
   モーツァルトとイタリア旅行〜

日  時:11月5日(日)16:00〜
場  所:世界平和記念聖堂
入場料:無料
オルガン:戸沢 真弓
合  唱:La Paz
指  揮:佐伯 康則


曲目:
T.L.de.Victoria:聖週間聖務曲集
       より「Popule meus」等
W.A.Mozart:Ave verum corpus
                  等



 La Pazという合唱団は、今年が結成20周年とのことで、その記念演奏会という意味合いもあるとのことです。
 
 …ん? 「パイプオルガン定期演奏会は日常的に行われているのに、何で今回だけこんなにブログで取り上げるのか?」って?
 さあ…。何故でしょうね。僕の知り合いがいる、とか?
 …素直に言えばいいのにね。「自分の合唱団の演奏会です。是非来て下さい」ってね(笑)。



2006/10/8 | 投稿者: らっち

 今、密かに話題(?)の、「jyaken MOZART」(広島交響楽団)のCDを買いました。
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 元々合唱人である私は、実は、広響には大した思い入れはないのですが、このCDに書かれている、以下のコメントを見ると買わずにはいられませんでした。以下、少々長いのですが抜粋です。

 このCDは、モーツァルト生誕250周年を記念してクラシック音楽や、モーツァルトを愛する人たちのために企画、製作されたものです。
 しかし、本当の想いは、広島交響楽団や、広島出身の音楽家たち、広島東洋カープ、すなわち、「広島そのもの」をこよなく愛する人々に捧げられたものでもあるのです。
「広島カープよ、永遠なれ」
「音楽を愛する人の輪を広げることで、平和を愛する人の輪を広げたい」
という熱い想いをこのCDを通して皆様にお伝えできることは、この製作に関わりましたフタバ図書にとりましてもこの上ない喜びです。
 一人でも多くの方にこの想いが伝わりますよう...

                     株式会社フタバ図書
                     代表取締役社長  世良興志雄

                                (抜粋終わり)

 どうです? 私のために販売されたようなCDだと思いませんか??
 まあ、それはともかく、色々と笑わせてくれるCDです。
 どっかのお菓子屋をパクッたんだろうなぁと思わせるタイトル。買うのが恥ずかしくなるような、かわいらしいジャケット。しかも「バイオリンを弾くカープ坊や」のステッカー付きと来たもんだ。
 このCDの内容は、基本は、広響が呉で演奏会をしたときの録音をそのまま持ってきています。(そしておまけに、「それ行けカープ」のオーケストラバージョンが入っています)
 「どうせなら、きちんとレコーディング(?)してCD作れば良いのに…」と思わないこともないのですが、まあ、2000円という価格を考えれば、まずまず楽しめるCDですね。今、フタバ図書で販売されています。皆さん、是非。第一曲目に、かの有名な「Ave verum corpus」もありますよ。

2006/10/6 | 投稿者: らっち

前回の話の続きをしたいと思いますが、少々タイトルを変えました。
早速ですが、少し路面電車から離れて、ものを考えてみたいと思います。
時々聞かれる意見に、「広島は、実は鉄道を中心とした街をつくるのに適している地形をしている」という意見があります。
ん? その理由がわからないでしょうか? では、広島と同規模の都市圏で、平野が広い仙台と比較して見ましょう。以下、広島と仙台の、それぞれ航空写真です。
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で、この2都市が、仮に「ゼロから軌道系交通網を整備する」という状況にあるとします。
その場合、貴方ならどういう図を描くでしょうか? 私の場合、広島は以下のようなイメージとなります。
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(赤い線が鉄道。青い線がバス等です。あくまでも「イメージ図」です)

この案、広島の状況を知っている人なら、誰でも同意してもらえるような案だと思います。それくらい当たり前の、常識的な案です。これ以上に合理的で、便利な案があるというなら、見せて欲しいぐらいです。
一方、仙台。まあ、私が仙台の状況を知らない、という理由もあるのですが、これは軌道系交通網整備について難しい事例です。
平野が広いから、どの方面に向けても鉄道を敷くことが出来る。実際、どの方面にも住宅が広がっている。じゃあ、八方向に敷くか… という話も出てくるでしょうが、これはありえない。たかが100万人程度の都市で、八方向に鉄道を敷いても、それぞれの路線の乗客が減少してしまうだけ。そうなると、おのずと「電車の本数を減らす」という話になってしまい、「八方向に電車を走らせたが、それぞれの路線は30分間隔でしか走らない」という状況になってしまう。そんな不便な電車、誰も使わないでしょう。
「じゃあ、広島の案のように、バスと鉄道をうまく組み合わせれば良いではないか」という話もあるかもしれませんが、それは平野の広い仙台でどこまで可能でしょうか? 誰だって、都心部へ行くためには、なるべく一直線で行きたいものです。「わざわざ迂回して鉄道に乗り換える」というのは、時間的にも、金額的にもそちらの方が得でない限り、誰も選択しないでしょう。
広島の場合は、西方面にしても、北方面にしても、山があるため、「都心部へ一直線で行く」というのが物理的に不可能です。どうしても、西広島バイパスを通ったり、国道54号や祇園新道を通らざるを得ません。そうなると、「そのちかくに鉄道の駅がありますよ」という話になった場合、「乗客に鉄道を利用してもらう」というのは同意を得やすい話となります。
これらのことを考えると、広島は、実は鉄道を利用した街づくりが適している、と言えるのではないでしょうか。
 では、何故現状でそうなっていないのでしょうか? 広島は、道路にバス専用レーンを設けても、そのバス専用レーンがバスだけで渋滞してしまうくらい、バス中心の街です。何故、みんなJRを利用しないのでしょうか?
 …答えは簡単です。JRは紙屋町や八丁堀に行きません。紙屋町や八丁堀に行こうと思ったら、どうしてもどこかで乗り換えなければなりません。しかも、JRを降りて乗る路面電車はいつでも満員状態で、しかも遅い。
 例えば、高陽ニュータウンから紙屋町に行こうとした場合、バスなら、それこそ家の前から一度も乗り換えなしで行けます。でも、JRを利用しようと思ったら、@バス等でJRの駅へ A芸備線に乗って広島駅へ B広島駅から路面電車で市内へ という話になり、「とてつもなく不便」ということになります。こんな状況で、「JRを使え」という方が無理な話です。
 路面電車推進派の人たちは、良く「地球環境」をキーワードに挙げますが、本当に地球環境を考えるなら、例えば、「高陽から出ているバス5本」を「電車1本」に代えて行く事も重要で、それを考えると、現在の「芸備線→路面電車」というのはまちづくりとしては失格です。理想を言うならば、「芸備線が広島駅に到着した後は、そのまま地下鉄として都心部に乗り入れる」という発想も必要となってきます。これは可部線沿線でも、宮島線沿線でも同じです。宮島線などは、決定的にスピード&輸送量が不足していることを、はっきりと認識しなければなりません。もし、宮島線をJRが走っていて、それがそのまま都心部に乗り入れしていたら、西広島バイパスの渋滞もかなり緩和されることでしょう。
 これらのことを考えると、「広島の都心部には、やはり地下鉄が必要か?」という話になってきます。
 私は、「地下鉄か路面電車か」のページでこんなことを書いているのですが、このページ、やや理論が偏っている点があるのは確かでしょう。本当に交通網整備を考えるなら、もっともっと多面的なものの見方をしなければなりません。
今の広島で実現可能な、理想的な交通網は何か。その答えについて、私は即答できません。むしろ、即答出きる方がおかしいと思います。
ただ、それをじっくり考えることは面白いことですので、今後、このブログでも定期的に語っていきたいと思います。難しい話が出てくるかと思いますが、まあ、お付き合いくださいませ。




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