2008/11/29 | 投稿者: らっち

 よく、「中心市街地の活性化が必要だ」とか、「都心回帰を進める必要がある」とか言いますよね。これは何故か。皆さん説明できますか?
 僕は一応、出来るつもりではいます。「都市計画的にどうだ」とか、「コンパクトシティが何故必要なのか」とか。
 しかし、これは文章にすると相当長い文章にならざるを得ないので、このブログでは語りません。
 そういう難しい話、都市計画的な話も大事なのですが、もっと単純に考えて、やっぱり中心市街地は大事なのですよ。
 僕は今、30台半ばの妻子持ちの人間ですが、同年代の女性(主婦の方々)と話をすると、こんな話になったりするのですよ。仮に女性をAさんとします。

Aさん「さ、仕事終わった〜。早く家に帰って夕飯作らないと…。子どもが待っているよ」
僕「大変じゃねぇ…。Aさん、いつも動いてばっかりじゃん…。自分の時間がないでしょ?」
Aさん「そうなんよ〜。でも、仕方ないよね…」
僕「でも、意識して自分の時間を持つようにしないと、楽しみがないんじゃないん?。Aさんって、趣味は何だっけ?」
Aさん「それがね…。今は趣味らしい趣味がないんよ…。そんな趣味に費やせる時間もないし。強いて言うなら、庭の草むしりかな(笑)」
僕「駄目じゃねぇ(笑)。そんな生活していると、早く歳とってしまうよ。たまにはおしゃれして街に出たりせんと…」
Aさん「街に出ないね…。なんかもう、街に出るまでの時間が勿体無いし、面倒くさい。全部ソレイユで済ませてしまう。買い物も映画も、全部ソレイユ(笑)」
僕「それで、安いもの買い漁って、ジャスコのビニール袋を引っさげて帰るんでしょ? なんか姿が想像出来るんだけど(笑)。おもいっきりおばさん化してそうだね(笑)」
Aさん「うるさいわね(笑)。」

 最後は笑い話で終わっていますが、これ、笑い話で終わってはいけない部分じゃないか、と僕は思います。
 ソレイユのような郊外型SC、僕たちのような「子育て世代」からすると、確かに便利なものなのです。車で簡単に行けるし、バリアフリーも徹底している。(ベビーカーを押す立場からすると、バリアフリーは重要です) 天気も気にする必要ないし、子ども用の設備も充実している。本当に便利な施設です。
 でも、そういう「気軽に子どもと一緒に利用できる」分、逆にあまりにも所帯じみています。Aさんのように(笑)、みんながみんな所帯じみた「おじさん」や「おばさん」のままでいてしまいます。(僕もそのうちの一人かもしれないけど(笑))
 勿論、そういうお店もあってよいのですが、こういうものにしか触れていないと、会話の中にもあったとおり、早く歳をとってしまうのです。自分が「おじさん」や「おばさん」のままで平気になってしまう。
これじゃつまらない。やっぱり、たまにはこういう風景の中を歩いて、「おじさん」「おばさん」から脱却しないと。本当、早く歳をとってしまいますよ。
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 この光景こそが、中心市街地の魅力ですよ。歩いていて、純粋に楽しいじゃないですか。「俺、このままおじさん化しちゃ駄目だ」って思っちゃうじゃないですか。これが大事なのですよ。ソレイユやゆめタウンじゃ、絶対に感じることが出来ないものですよ。
 子育て世代と言うのは、「子供連れでは街中までなかなか足を運ぶ気にはなれない」という理由から、どうしてもソレイユやゆめタウンですべてのことを済まそうとしてしまいます。
 でも、それじゃやっぱりつまらない。強制的にでも、時々は街に出かけるような仕組みを作っていかないと、みんな「おじさん」「おばさん」で平気になってしまう。それじゃやっぱり駄目でしょう。
 では、どうやって、こういう「子育て世代」に街に出てもらうか。僕の場合、個人的にはやっているつもりなんですよ。例えば、僕が幹事を務める飲み会はなるべく街中で開催するとか…。
 あとは、やはり文化施設やスポーツ施設を街中に集めることですかね。コンサートにしても、劇団四季にしても、カープにしても、サンフレにしても、やはり街中で楽しめるようにするべきですね。そうじゃないと、子育て世代は街まで足を運びません。
 そう考えると、市民球場跡地、ここはやはり重要ですね。やはり現段階ではサッカー専用スタジアムが一番良い案だと思いますね…。

2008/11/21 | 投稿者: らっち

 先日、京橋川オープンカフェ「京橋R-Win(リバー・ウィン)」の中のお店、「Cafe REGALO(カフェ レガロ)」に行ってきました。
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 オープンカフェについては、私は本家サイトで散々語っていますので、詳しくはこのページを見てください。今日は、そういう難しい話を抜きにして、単純にこのお店の感想を。
 とは言え、例によって私は味覚音痴ですので、味覚の面での評価は控えます。味覚以外の感想を語ります。
 結論から言います。やっぱりいいですよ、このオープンカフェ。いわゆる「オンリーワン」のお店として、良い雰囲気を持っていると思います。
 「美味しいお店」というだけなら、もうそこら中にある現在。そんな中、観光客などに「ん? 何だあのお店。ちょっと行ってみたいね」と思わせようと思ったら、それは味だけでは駄目で、それ以外の個性が必要となって来ます。
 で、その「個性」が、ここのお店では「河川敷の立地でオープンカフェ」ということで、これはちょっとやそっとじゃ真似出来ない個性です。これは良いですね。
 ただ、一つ気になるのが、「一番奥のお店がいつの間にか閉店していた」ということですね。広島市のHPを見る限り、直ぐに出店者を追加募集し、それも既に募集が終了している、ということで、そう心配する必要はないのかもしれませんが、ちょっと気になりますね…。やっぱり、集積がないとつまらないですからね…。
 ということで、個人的には充分に満足できたここのオープンカフェ。何とかこれを全国区に育て上げたいですね…。やっぱり、私が「幟町散策」ページで書いている通り、世界平和記念聖堂とセットで売り出しましょうよ。国重文の聖堂と、全国で先端を走るオープンカフェのセット。魅力的だと思いませんか?

2008/11/8 | 投稿者: らっち

 今日の中国新聞に、恒例の「広島市商圏調査」が掲載されていましたね。(中国新聞関連記事
 これは毎年思うことなのですが、この調査、どのように捉えればよいのかとても微妙ですよね。
 実際の売上高や人の通行量に基づいたデータではなく、330人の女性にアンケートを送付することにより行われるこの調査。正直、「そんな数字が役にたつんかいな」と思ってしまいます。
 今日の新聞記事を見ても、「?」と首を傾げざるを得ない記事がありました。
 例えば、「市民球場のファイナルイヤー効果などで都心回帰の傾向が出た」などというもの。
 普通に考えて、これ、おかしいと思いませんか?
今回の調査は、あくまでも「最もよく利用する繁華街」の調査です。市民球場がファイナルイヤーで多くの人が紙屋町界隈を訪れたのは事実でしょう。しかし、それが単純に「最もよく利用する繁華街」に繋がるものなのでしょうか?
 例えば、私自身を振り返ってみても、確かに、例年と比較すると市民球場界隈にはよく通いました。しかし、それと「よく利用する繁華街」は、まるっきり別の話です。「よく利用する繁華街」というのは、基本的に、「よく行くお店がある地域」を指すものではないのでしょうか? 市民球場に例年よりたくさん通ったからと言って、それが「よく利用する繁華街」になるとは思えないのですけどね…。
 と言うことで、私としてはイマイチ信頼できないこの調査。ですから余り気にしていないのですが、一つだけ、気がかりな点があります。修道大学の近藤教授という人が、こんなコメントを寄せています。

「日用品は近くのショッピングセンターで購入し、高額品やファッション性の高い商品は都心で買い求める−。消費者の店舗の使い分けが進んでいる。 〜中略〜 景気の減速感が強まっており、対応できない店舗は生き残れない」

 今後、景気は悪化していくことが見込まれます。近藤教授は、「それに対応できない店舗は生き残れない」と言います。景気が悪くなった際、最初に見切りをつけられるのは、「高額品やファッション性の高い商品」でしょう。日用品を削減するのは難しいですから。つまり、不況になれば、近くのSC有利、都心部不利、ということになってしまいます。そういった場合、紙屋町八丁堀は大丈夫なのか。
 これは心配ですね…。来年は祇園にイオン開店、アルパーク新館オープンでしょ? 都心部は本当にしんどい状況ですね…。いっそのこと、イオンが潰れてしまえば良いのに…。
 何度も言いますが、紙屋町八丁堀は、唯一無二の存在です。大型のSCは、空き地さえあればどこでも作れますが、「八丁堀」という「街」や、本通りや並木通りといった「通り」は作り出すことは出来ません。だから、これらは絶対に大事に守っていかなければならないものです。
 都心部にとって、厳しい時代が到来するかもしれませんが、何とかがんばってもらいたいものですね。

2008/11/7 | 投稿者: らっち

 このブログを定期的にご覧になっている方ならご存知かと思いますが、私は、いわゆる「役人」です。(但し、非常に小さな自治体の、末端の職員ですが)
 私のような人間が、普段のニュース番組をどんな風に見ているかご存知でしょうか?
 NHKのニュース番組などは割りときちんと見ることが出来るのですが、民放のニュース番組なんて、完全に馬鹿にして見ています。(番組名は敢えて挙げませんが、あるじゃないですか。「スポーツニュース」に毛が生えたような報道番組とか、「これは新手のワイドショー?」というような感じのニュース番組が)

 「また本質からずれたことを言って…。根本的に分かっていないよなぁ…。行政の批判をしているつもりなんだろうけど、あんなズレた批判をされても、痛くも痒くもないよな…」
「また意図的に情報操作を行っているな…。あんなことまでしないと、批判できないのか…」
という感じで、日々のニュース番組を見ています。

 さて、そんな中、今日、そういたアホアホのニュース番組、キャスターとは一線を画す偉大なニュースキャスターが亡くなられました。
 はい。言うまでもないですね。筑紫哲也氏です。
 このブログでは、こういうメジャー(?)な話題は取り上げないのですが、今回はちょっと特別にこのことを取り上げます。

 まず最初に言います。私、個人的に筑紫氏の思想に同意できるかどうかと問われれば、これは「NO」です。私がどちらかと言うと保守派なのに対し、氏はどちらかというと革新派。私は、氏の思想には同意できません。
 しかし、そういった思想の部分を越えて、私は筑紫氏を尊敬していました。一言で言うと、筑紫氏の発想は「深い」。番組で発言される一言一言に重みがありました。
 
 氏の発言で、今でもよく覚えている発言があります。
 それは10年前、景気浮揚対策として「地域振興券」が配布されることになった時のことです。ライバル番組(?)のニュースステーションが、「これは政府の選挙対策だ」とか「実現に向けての事務手続き等を考えると、減税した方がよほど効果的では」とか「この案ではこういう面で欠陥がある、こういう面で不公平だ」などという、枝葉末節の話に終始していたのに対し、筑紫氏は「NEWS23・多事争論」で、「無駄遣いのススメ」と題し、こんなことを言われました。

「現在、景気浮揚のために地域振興券が検討されている。消費を促し、景気をよくしようという話だ。しかし、だ。景気の浮揚とは結局何なのか。この国の景気対策というのは、結局「金券をあげるから、無駄遣いをしなさい」というレベルのものなのか…」

 この時の多事争論を聞いて以来、私は筑紫氏のファンでした。本質をずばりと突く。本当に尊敬していました。
 ついでに言うと、氏は学生時代に男声合唱をされていたこと、そして我々と同じカープファンであられた点などにも、親近感を感じましたね。

 本当に偉大な人を亡くしたと思います。今はただ、ご冥福をお祈り致します。

2008/11/3 | 投稿者: らっち

 今日の話題は紙屋町地下街シャレオについてです。
 ここ数年、ようやく黒字を出すようになったとかいうこの地下街ですが、黒字だろうが赤字だろうが、人通りの少なさは相変わらずで、「街中にある地下街として魅力的なものかどうか」と聞かれれば「NO」と言わざるを得ないですね。
 シャレオ低迷の原因はいろいろあると思います。ざっと思いつくのは、@既存の街との繋がりが悪い Aテナントが余りにも偏っている B構造上の問題 などでしょうか。
 今日の話はこのうち、Bの話です。

 シャレオ全体のうち、一番苦戦している場所はどこか。誰に聞いても、「そりゃ、市民球場あたりの場所でしょ。いわゆる「西通り」の部分だよ」と答えることでしょう。
 これはごく当然の話で、元々、広島市の繁華街は「そごう周辺〜八丁堀周辺」であり、これを外れると人通りはガクンと減ります。
 つまり、下の図で言うと、人通りが多いのは、緑色で塗ってある「そごう」や「デオデオ」から東部分であり、それより西側部分は、元々人通りが少ない場所なのです。
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(またまた、新・広島復興2より勝手に引用…)

 そんな、人通りが少ない場所に地下街を作っても、そりゃ、苦戦するのは当然ですよね。
 そう考えると、「シャレオ西通りは長すぎるよな…。今の半分の長さで良かったんじゃない?」と思ってしまうのですが、それを言っても始まりません。今日は、苦戦しているシャレオ西通りをどうするか考えたいと思います。

 先ほど、「繁華街から外れているから西通りが苦戦している」と書きました。つまり、一般市民にとってわざわざ足を運ぶ場所とは言い難い、ということです。 しかし、ちょっと違う見方をすると、この場所、一般市民からすると遠い場所でも、ある特定の人からすると非常に近い場所である、と言えます。それは観光客です。
 そこで提案です。原爆ドーム&平和公園を訪れる観光客に、シャレオを楽しんでもらうことを考えたらどうでしょうか? 要するに、シャレオで土産物を売るのです。
 例えば、今、本通にある「ひろしま夢プラザ」。実は私、あのお店結構好きでちょくちょく立ち寄ったりしているのですが、ああいうお店、観光客は喜ぶんじゃないかな…といつも思っています。
 そして、ここで広島は「中四国地方の中枢都市」としての役割を果たしましょう。周辺の県の観光振興、産業振興への貢献も考えましょう。
 つまり、中四国他県の土産物などもシャレオで販売しましょう。具体的に言うと、既存の「おいでませ山口館」「えひめでぃあ」などのシャレオへの移転、その他他県のアンテナショップ誘致です。
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(愛媛県のアンテナショップ「えひめでぃあ」。「ひろしま夢ぷらざ」とかと隣接していたら、観光客は喜ぶかも)

 これが実現すると、「原爆ドームからちょっと歩いて地下に潜ると、中四国地域の面白いものが手に入るよ」という状況になり、観光客にも、また一般市民にも喜ばれる状況になるでしょう。
 また、中四国各県からも「やっぱりこの地方の中心は広島だな…。観光客数も、一般市民の数も他の都市とは桁違いに多い。良い商売になるよ。道州制も、やっぱり広島中心で考えるべきだな」という話になるかもしれません(東隣の県以外はw)

 と、ここまで、現実的な「シャレオ西通り活性化策」を考えてみました。これだけが実現するだけでも、あの界隈はかなり活性化するかと思うのですが、どうせならここからちょっと妄想を(笑)。

 こういった土産物のお店、私は結構好きなのですが、何が好きかというと、「美味しそうで、珍しい食べ物やお酒にありつける」という点ですね。
 どうせなら、日本中、いや、世界中の美味しいものをシャレオに集めちゃいますか! それこそ、百貨店の物産展のノリで。
 そういえば、シャレオ西通りにはこんなお店がありますね。私、実はここ結構好きで、お菓子やら、紅茶やら、そしてお酒やら、ちょくちょく買っています。
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(私もちょくちょく行く「ジュピター」。まあ、私は味には余りこだわらないのですけどね…。雰囲気を楽しむと言うことでw)

 このお店を中心に、世界中の美味しいものが楽しめる街になったら、シャレオは面白くなるでしょうね〜。まさに「国際平和文化都市」ですね♪




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