2011/11/27 | 投稿者: らっち

 今日は、私の出演する演奏会のご案内です。

マドリガルシンガーズ 第40回定期演奏会
〜T.L.deビクトリア没後400年を記念して〜


 日時 12月9日(金)19時〜(18時30分開場)
 場所 西区民文化センター スタジオ
 チケット 800円
 曲目 T.L.de Victoria ”Requiem”他


 昨年も出演させていただいた(こちら)、エリザベト音楽大学マドリガルシンガーズの定期演奏会です。このブログでも何度か言いましたが、2011年はT.L.de Victoriaの没後400年。古楽の分野ではちょっとしたビクトリアブームだったこの年、マドリガルシンガーズの定期演奏会はオールビクトリアのスペシャルコンサートになるとのこと。私も、この演奏会で大好きなレクイエムを歌えるのが今からとても楽しみです。

(T.L.de Victoria ”Requiem”の一曲目。このブログで何度か紹介したので、「またかよ…」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、まあ、とにかく聴いてください。最高に美しい曲です。生で聴くとその美しさが一層際立ちます。是非、演奏会にお越しください)

 …ところで、「このマドリガルシンガーズって何?」と思われている方がいらっしゃると思います。それでは、説明しましょう。ものすごく簡単に言うと、エリザベト音楽大学内にある研究会、あるいはサークルみたいなものです。で、今年8月に私も行ったスペイン演奏旅行、実際には、このマドリガルシンガーズのメンバー、あるいは卒業生が中心となっていた演奏旅行でした。
クリックすると元のサイズで表示します
(マドリードでの演奏風景。卒業生を含めると、大多数がマドリガルシンガーズ関係のメンバーです。(私は数少ない部外者w) ちなみに、マドリガルシンガーズは、みんな通常「マドリ」と略して呼んでいます。マドリードで行ったマドリの演奏会… なんか、ややこしい(笑))

 なので、今回のマドリガルシンガーズの演奏会は、スペイン演奏旅行の報告演奏会的な面がある、と個人的には思っています。個人的には、あの感動的だったスペインの夢再び! みたいな感じです。是非、多くの人にお越しいただきたいと思います。チケット、私に言っていただければ確保いたします。是非、お越しくださいませ♪

2011/11/23 | 投稿者: らっち

 宇品にドン・キホーテがオープンしましたね。
 元々、こういうディスカウントには興味がない私。祇園にあるお店も、以前一度行ったきりでした。
ただ、「なんか、八丁堀のヤマダ電機後にドン・キホーテが入ると言う噂もあるし、ちょっと見てみるか」という軽い気持ちで、宇品のお店に行ってみました。
クリックすると元のサイズで表示します
(フラッシュなしで充分撮影可。「節電」には興味がないらしい…)
 
 …で、行ってみた感想。まあ、どうでもいいですね。とりあえず、僕はここでは買い物をする気になれません…。と言うか、そもそも、落ち着いて商品を見れない…。僕はここでは買い物出来ないですね…。
 また、集まっているお客も正直、「う〜ん」て言うような感じの客が多いですね。まあ、あんまり言うとアレなので、これ以上は言いませんが。

 まあ、どんなお店が、どんなお客を集めて商売しようが勝手ですが、ただ現状ではこの宇品界隈の住民が可哀そうですね。
 マンションが多いこの地域。子育てをしている家庭も多いことでしょう。徒歩圏内にこんなお店があると言うのは、子育てと言う観点から見ると「最悪」としか言いようがありません。やはり、あんまり言うとアレなので控えめにしておきますが、まあ、パチンコ屋が進出してくるのと同レベルの悪影響がありますね。とりあえず、私の家の近くでなくて良かった、という感じです。

 ところで、このドン・キホーテ。八丁堀のヤマダ電機跡に進出してくるかも知れないのだそうですね。良く分からないのですが、あのビル全部がドン・キホーテになるのでしょうか? でも、ビル全部を埋めるくらいの商品はないように思うのですが…。良く分かりません。まあ、今後の動向を見守りますかね。

 で、あの場所にドン・キホーテが進出してくることが良いことなのかどうなのか。正直、良く分かりません。とりあえず、流川のねぇちゃん達の溜まり場みたいにはなるでしょうけどね。

 結局、八丁堀をトータルで見ると、天満屋がなくなって、代わりにドン・キホーテが入ると言う結果になりますね。デパートからディスカウントショップかぁ…。随分品格が落ちちゃいましたね…。悲しい話です。「それでも、賑わいが生まれるだけマシだ」なんてことを言う人もいるでしょうが、私は同意できません。私は常々思います。賑わえば良いってもんじゃない。やはり繁華街は特別な存在じゃないと。歩いて楽しい街じゃないと。下の写真のような風景がもう見納めとなるなんて、本当に悲しいですよ。
クリックすると元のサイズで表示します
(いつもの通り、イマイチの写真なのですが、福屋・天満屋・三越と百貨店が並ぶ光景は、「豊かな八丁堀」の象徴だったように思います。この天満屋が電器屋になるとはねぇ…)

 下品な電器屋やディスカウントショップが建ち並び、そこに賑わいが生まれたとしても、私からすれば何の喜びも感じない。何の価値も感じない。そんなもの、アジアの新興国の風景と何も変わらないじゃないか。そんなもので喜べるなんて、日本はどれだけ落ちぶれたんだ、と、本気で悲しくなって来ます。
 あ〜あ。やっぱり、ヨーロッパがいいなぁ、とつくづく思います。なになに?「何言っているんだ。ギリシャを始め、ヨーロッパは大ごとになっているじゃないか」って?
 いやいや、ヨーロッパは、国が瀕死の状態になっても、美しい街並みは残っている。国が瀕死でも、街は楽しくて、人々も街を楽しんでいる。
クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

 一方の日本はどうか。かろうじて経済がまわっていても、街並みはどんどん貧相になり、安っぽい店ばかりが幅を利かせる。経済が豊かでも、人々の表情は死んでいて、全然生活に豊かさを感じない。街を歩く人を見ても、ケータイをいじるばっかりで、街を楽しんでいる様子がない。

 どっちの国の人が豊かな人生を送っているか。言うまでもないですね…。

2011/11/19 | 投稿者: らっち

 先日、8月にオープンした新宮島水族館「みやじマリン」に行ってきました。
クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

 下関や島根県、そして大阪にある大きな水族館と比較すると小さな水族館ではありますが、まあ、別にそれはそれで良いでしょう。宮島の主役は、あくまでも厳島神社であり、街並みであることを考えると、「おまけ」程度の存在である水族館はこのくらいの規模で良いと思います。「宮島に行けば、大人が楽しめる厳島神社だけじゃなく、子どもが楽しめる水族館もあるよ。ちょっと家族で旅行に行くか」とか、「水族館もあるなら、宮島を日帰りするのはもったいないね。一泊旅行とするか」ということになれば儲けもの、というレベルの認識で良いのではないでしょうか。

 それにしても、宮島、すごい人ゴミでした。この人ゴミを、広島市内に持って来れないものだろうか…と思います。広島市って、宮島のような「一級観光地」がないですからね…。だから都市観光が重要なんだ、と思います。
 「都市・広島」そのものを、外部から来た人が楽しめる街に。具体的に言うと、平和大通りでオープンカフェが楽しめたり、河川敷でお好み焼の屋台が楽しめたり(こちら)。良い雰囲気の聖堂で荘厳なパイプオルガンの演奏を気軽に楽しめたり(こちら)。やはり、そういうものをコツコツと育てていくしかないでしょう。そのためには、まずは広島市民が、もっともっと広島の街を楽しまないといけないですね♪

2011/11/12 | 投稿者: らっち

 前回に引き続き、倉敷の話です。
 とは言え、やはりお隣の岡山と併せて話をしましょうか。
 岡山&倉敷は、商業的な街の魅力、という面では正直広島より数段劣ります。住民の皆様には申し訳ないのですが、まあ、「田舎町だな」という感じです。
 ただ、「文化・芸術度」でみた場合、広島を上回っていると言ってよいでしょう。前回言った通り(こちら)、まず、倉敷だけで広島を上回っている。これに加え、岡山もそこそこ面白いものが集まっている様子。
 今回は訪れませんでしたが、岡山城、後楽園界隈を中心に、「岡山カルチャーゾーン」と称して、美術館やら、音楽専用ホールやらが立ち並んでいる様子です。
クリックすると元のサイズで表示します

 倉敷の美観地区と岡山のカルチャーゾーン。この2地区の集積は素晴らしい。ついでに言うと、海の方まで行けば直島やら犬島のベネッセアートもあるし、「美術・芸術」という面では広島を圧倒します。

 こういう集積が羨ましいのは、他都市では簡単に真似が出来ないことですね。特に美観地区なり、後楽園といったものは、時代の蓄積の中で出来てきたもの。今の時代となっては到底真似の出来るものではありません。こういうものが街中にあるのは本当に羨ましい。

 一方の広島…。う〜ん。。。と言わざるを得ないですね。。。 まあ、強いてあげるなら、幟町界隈が少しいい感じがする街であることが救いですかね…。
クリックすると元のサイズで表示します
僕のサイト「幟町散策」ページより)

 ただ、文化・芸術が良いのは、魅力を単純に不等号で表せないところ。岡山・倉敷のレベルの高さは、確かに広島を圧倒するレベルのものですが、逆に幟町にある魅力で岡山・倉敷にはないものもある。国重文指定の聖堂、河川敷のオープンカフェ。音楽大学。(倉敷にも音大はあるが、美観地区にある訳じゃないので、そういう意味での街の華やかさは幟町の方が上でしょう) 第一、美術館の展示にしても広島県立美術館じゃないとないものだってある。そう考えると、岡山・倉敷を意識しつつも、幟町は幟町で好きな街を作って行けばよいと思いますね。「どっちが集客力が高いか」とか、「どっちが万人受けするか」なんてこと気にする必要はない。好きな事をやっていけばよいと思います。幟町は、どことなくおしゃれな感じがするのも魅力です。クリスマスも近づいてきます。幟町を楽しんで行きたいですね。

2011/11/5 | 投稿者: らっち

 先日、出張で岡山に行ってきました。ここで、また岡山を話題にすると、2ちゃんねるとかに貼りつけられて、たいぎいことになるので(苦笑)、今日はお隣、倉敷の話題です。
 スペイン旅行以来、「日本つまらん…。いかにもアジア的な、汚い貧相な街並みだ…。やっぱヨーロッパがいいなぁ」とずっと思っていた私。そう言えば、「倉敷」という街の存在をすっかり忘れていました。倉敷なら、アジア的な貧相さを脱して、欧州にも対抗できる美しい街並みを見ることが出来ます。
クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

 「ちょっと「観光地化」しすぎているよなぁ。もう少し「人々が暮らす街」であって欲しいよなぁ」とか「でもやっぱり、個人的にはヨーロッパの街の方が好きだな」とかいう感想はあるものの、やはり日本の他都市と比較すると、美しさのレベルが全然違う。この街なら、ただここで生活するだけで楽しそうです。
 で、倉敷が楽しいのは街並みだけではない。文化・芸術のレベルが高いのもいいですね。その代表と言えば、やはり大原美術館でしょう。
クリックすると元のサイズで表示します
 美しい街並みの中に、突如現れる荘厳な美術館。エル・グレコの「受胎告知」を中心に、堪能して来ましたよ〜。元々美術関連に疎い私ですら、十分楽しめました。美術が好きな人なら、もう最高に楽しいのではないでしょうか。
クリックすると元のサイズで表示します
(美術館に隣接するカフェ「エル・グレコ」。入ってみたかったけど、一人で入る勇気がありませんでした…)

 倉敷が楽しいのは、大原美術館だけではないですね。他にもたくさんの美術館・博物館があったり、街角には小さなギャラリーをたくさん見かけたりと、芸術面で総じてレベルが高い。いいなぁ。この街、かなり楽しそうです。
 もっとも、私の場合は一番の興味は「美術」ではなくて「音楽」。ただ、この音楽の分野でも、楽しそうなイベントがたくさんありそうでした。美術館でのロビーコンサート、街角でのコンサート等々、面白そうなコンサートのチラシ・ポスターをたくさんみかけました。アイビースクエアではオルゴールのコンサートも行われている様子ですし、この街、本当に楽しそうです。
 この街が良いのは、市民が美術や音楽を本当に楽しんでいそうな感じが伝わってくるところ。ミニギャラリーがたくさんあるということは、芸術の裾野が広いのだろうな〜と思います。
よく、地方都市で「地域活性化のため」「賑わいづくりのため」に芸術を活用するという話があるじゃないですか。で、ほとんどの地方都市で失敗に終わっている。そういう地方都市と、倉敷の最大の違いは、この「裾野の広さ」だと思いますね。
 裾野が広がっていないと、どんな立派な美術館を建てても、どんな有名な演奏家を呼んでコンサートを開いても、「芸術」と「地域」が別々のものになってしまう。コンサートを行ったとしても、「たまたまそこで開催されただけ」のコンサートになってしまう。だから、簡単に他の都市に真似をされる。やはり、まずは市民が芸術を愛するようにならないと。そして、街と芸術が一体化しないと。ちなみに、倉敷には音楽学部を擁する大学もあるし、芸術学部を擁する大学もある。人口40万人の都市でこれはすごい。こういう存在をも含めて、芸術が市民に根付いているのかな〜と思います。
 ちなみに、もし私がこの都市に住んでいて、何かコンサートを企画できるとすれば、まずはここで何かやってみたいですね
クリックすると元のサイズで表示します
 以前、スペイン演奏旅行のときに「日本って、中庭の利用が下手だよね…」みたいなことを書きました(こちら)。が、倉敷にはとっても良い中庭がありましたね。雰囲気もいいし、レストランも直結しているし、面白いことが出来そうです。

 あと、やはり、エル・グレコの受胎告知にひっかけて何かやりたいですね。エル・グレコと言えば、スペイン・ルネサンス・宗教画。スペイン・ルネサンス・宗教音楽と言えば、トマス・ルイス・ダ・ビクトリア。「受胎告知」に引っかけて、ビクトリアの「Ne timeas Maria」(恐れるな、マリアよ)なんていかがでしょうか。

(「恐れるな、マリアよ。貴女は神の子を身籠ったのです」という、まさに「受胎告知」の曲です)

 う〜ん。国・時代・テーマを関連させて見ましたが、私の中では、ちょっと違う感じを受けますね…。ビクトリアの「Ne timeas Maria」は、もう少し明るい絵の方が似合うような気がします。そうですね、僕がマドリッドのプラド美術館で見た、アンジェリコの受胎告知の方が似合いそうです(こちら)。
 まあ、こういう具合に、面白いことが次から次へと浮かぶ倉敷の街。いい街ですよ。私、歳を取ったら、倉敷に住もうかな…。




AutoPage最新お知らせ