2012/2/27 | 投稿者: らっち

 インフルエンザ療養中の私。自分が回復しても他人に感染させる可能性があるので仕事に行っちゃ駄目! 菌をまき散らすので歌も歌っちゃ駄目! とのことで、非常に暇です。
なので、セブンイレブンに行って、暇つぶしの本でも買おう、と思って物色していると、面白い本を見つけました。「これでいいのか 広島県広島市」という本です(amazon)。
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 「都市」を分析する本は近年割とたくさん出版されていますが、その中でも、より気軽で、またより市民目線で書かれている本ですね。どんなことが書いてあるか、少しだけ紹介しましょう。

「なぜか有名ミュージシャンを多数輩出する広島」
「JR広島駅と繁華街が不自然に離れている謎」
「ニュータウンの陰に見え隠れする広電沿線のビミョーな格差」
「動物園はあれど遊園地なし 休日は家族で家電量販店!?」
「デート向けの公園がないのでカップルは本通を往復!?」
「歌舞伎町に負けない!?中国地方最大の歓楽街・流川」

などなどです。面白そうでしょ?

 まあ、実際には、「ちょっと違うよな…」とか、「分かっていないなぁ」みたいな個所もあるのですが、逆に私が知らないようなこともたくさん掲載されていたので、OKとしましょう。(この本をそのまま解釈すると、広島はまだまだ大きな都市に成長していくようなことが書いてあるのです…。いやいや、よほどのことがない限り、それはもうあり得ませんので…)

 「商工センターの広島南道路の中央分離帯で、ゴルフが行われている」なんていうような、「どこで調べたんだよw」というローカルな話題も掲載されているこの本。おそらく、ネットとか色々漁って情報収集したのだろうと思われます。
 「もしかして、僕のサイトブログも参考にされていたりするのかな…。「元々の「城下町」エリアは隠れたセレブタウン」なんて記事は、僕のサイトの「幟町散策」ページと若干かぶるんだよな…」と思いつつ、巻末の「参考文献」を見てみると…。
 …まあ、当たり前ですが、私のサイトは取り上げてありませんでした…。と思いつつ、良く見ると、「arch-hiroshima」は書いてあるじゃないか…。
 ちくしょう。どうしていつもいつもmakoto氏ばっかり…。
 まあ、そりゃ、専門性が全然違いますもんね…。仕方ないことではある…。

 ということで、本のご紹介でした。さあ、明日から完全復活です。オペラ、頑張るぞ〜(って、その前に仕事か…)

2012/2/24 | 投稿者: らっち

 すいません、前回「しばらく福岡の話を…」と言ったのですが、予定を変更して違う話です。
 広島市が、旧日本銀行広島支店の国重要文化財指定に向け、1950年代の姿に復元する取り組みを始めるのだそうですね。

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 まあ、わざわざ復元しなくても、現段階でも充分魅力的な建物だと思うのですが、重要なのは国重要文化財の指定を目指しているという点ですね。
 日銀は、もし国重文に指定されたら市に無償譲与する、という方針を出しているので(こちらを参照)、もし国重文に指定されたら、今のような中途半端な活用に留まることなく、もっと付加価値の高い、有償のイベントなども行えるようになるでしょう。
 この場所でどのようなイベントを行いたいか。以前も書いたような気もしますが、この建物の中で、次の曲を聴きたいですね。


 はい。アレグリのmiserereです。何となくですが、この曲と、旧日銀って、私の中では非常にいい組み合わせのように感じるのです。上の動画のように、二重合唱を2ヶ所に分かれて演奏したら、カッコいいと思うんだけどなぁ…。

 ちなみに、この曲に関する面白いエピソードも若干紹介しておきましょう。
 元々この曲は、カトリックの総本山・バチカンのシスティーナ礼拝堂で演奏され、「門外不出」とされていた曲でした。楽譜の出版も禁止されており、作曲されて100年以上、システィーナ礼拝堂以外では歌われることのなかった秘曲でした。
 それを打ち破ったのが、あのモーツァルト。14歳の時この曲をシスティーナ礼拝堂で聴き、宿に帰って、記憶を元にあっさりとこの曲を楽譜に書きうつしたのでした…。
 なんてことをするんだモーツァルト… って感じですが、まあ、それもあって、このアカペラの名曲が世に広まったのですから、結果オーライとしましょうかね…。

 ちなみに、「アカペラ」と言う言葉、これは元々イタリア語で「a cappella」なのですよ。これを英訳すると「in chapel」。すなわち、「アカペラ」は日本語にすると「礼拝堂にて」という感じに訳すことになります。で、「礼拝堂にて」が「礼拝堂風に」とか「礼拝堂スタイルで」という感じに変化していき、現在の「アカペラ」という言葉が定着した訳です。
 なので、「アカペラで」なんてことを言う時は、宗教音楽っぽいものであって欲しい…と思うのは、宗教音楽好きの私のわがままでしょうかね…。

 まあ、それはともかく、一度、あの旧日銀でmiserereを聴いてみたいものです。 とは言え、この曲、ハイCが出てきたりして、難易度の高い曲なので、広島では充分に演奏しきれる団体は限られますね。エリザベトシンガーズや、Hiroshima Bach Soloistsくらいでしょうか…。
 そう言えば、明日(2月25日)、エリザベトシンガーズの定期演奏会があり、なんとこのmiserereも演奏されるとのこと(こちら)。う〜ん。是非、聴きに行きたいところです。
 が、私、実は今インフルエンザ感染中で外出禁止令が出ているところなのです…。(だから、平日のこんな昼間にブログ更新しているのですけどね)
 エリザベトシンガーズの演奏会には行けないし、オペラの練習にも行けないし、仕事を休んでいる最中に仕事は溜まりまくっているだろうし、この5日間のブランクは大きいな…。予防接種受けとけば良かった…。皆さんも気をつけてくださいませ…。

2012/2/17 | 投稿者: らっち

 先日、仕事で福岡に行ってきました。
 九州新幹線の開業で盛り上がる福岡。怒涛の開店ラッシュとなっています。
 まずは、キャナルシティ隣に建設された「第2キャナル」。ZARAユニクロ、そしてH&Mと言ったファストファッションがずらりと並びます。でもまあ、それほど驚くものでもないかな。H&Mも、いずれ広島にも進出してくるでしょうし。
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 次に福岡パルコ。ここもさほど驚くほどのものではないかな。
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 この辺りから特筆もの。東京に次いで国内2店舗目となったアバクロ。関西や名古屋より早いんだからね…。
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 そしてバーニーズ・ニューヨーク。国内5店舗目、首都圏&関西圏以外では初出店とのこと。
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 第2キャナルは別として、他のものは全て天神地区への出店。ただでさえ強靭な街・天神がますますパワーアップしました。
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 天満屋の閉店を始め、出店計画も大したものがない広島・紙屋町八丁堀とは大違いの天神。繁華街の魅力としては、紙屋町八丁堀の2倍くらいあるんじゃないかと感じます。(街の魅力をそういう数値で表すのはナンセンスだ、という話はちょっと置いといて)
 で、福岡の凄まじさはまだ続きます。この天神ですら危機感を持つ街が新たに誕生しました。「JR博多シティ」ですね。
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 この駅ビル、とにかくデカイ。百貨店があって、東急ハンズがあって、その他にも専門店がずらりと並ぶ。これがもし広島なら、紙屋町八丁堀は完全に潰されるところでしょうし、また、「負けて止むなし」と認めざるを得ない規模の駅ビルです。広島規模で言うならば、駅ビルをここまで大規模なものにするならば、紙屋町八丁堀はなくなっても仕方ない。中心市街地が移動したと素直に認めることになるでしょう。
 ただ、天神はそういう訳にはいかないでしょうね。博多駅ビルは所詮は「点」です。(かなり大きな点ですが) 一方、天神は「面」の広がりがある。百貨店・ファッションビル・路面店が立ち並び、駅ビル単体では敵わない「街の広がり・厚み・奥深さ」がある。
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 もっとも、博多の人も、「天神がガラガラの寂れた街になる」なんてことは思っていないでしょう。「下手をすると、広島の紙屋町八丁堀程度の街になってしまうかも」というぐらいの危機感ではないかと思います。
「衰退して、紙屋町八丁堀みたいになるって? 失礼な話だ」と広島人は思うでしょうが、これは現実です。もはや、天神と紙屋町八丁堀は同レベルで語ってはいけない。
 それと同様に、もはや広島と福岡は同レベルでは語ってはいけないでしょうね…。「札仙広福」なんて、福岡に対して失礼な言葉です。広島と比較した場合、もう、あらゆる面で福岡の圧勝です。広島はライバルにすらなれない。どうしてこんなになってしまったのでしょうね…。
 ちょっと詳しく考えてみたいと思います。次回以降、しばらく福岡特集が続きます。

2012/2/5 | 投稿者: らっち

 前々回お話ししましたが、私、オペラに出ます。(と言っても合唱でですが) 次のものですね。

広島シティーオペラ2012「カルメン」

日 時:3月3日(土)17:00〜,3月4日(日)14:00〜
場 所:アステールプラザ大ホール
入場料:SS指定席7,000円,S指定席6,000円,自由席5,000円,学生:3,500円


 「カルメンって何? 知らんよ」何てことは言わせません。この前奏曲、聞いたことがない人なんていないでしょ? 


 元々、宗教音楽、特に古楽が好きな私。なので、オペラにはこれまで全く興味がありませんでした。(詳しくない人のために言うと、古楽の発声と、オペラの発声は全くの別物なのです。例えるなら、演歌とロックぐらい違います)

 そんな私が、何故オペラに出ることになったか…。何のことはない、いつもお世話になっているS先生からの依頼によるものです。こんな感じでした。(昨年の秋の話です)
S先生「らっち君、3月3日、4日は暇?」
僕「え? 多分大丈夫だと思いますけど… 何か演奏会の話ですか?」
S先生「うん。カルメン、出て!」
僕「ええ? 僕がオペラ??」
S先生「そう。大丈夫だよ。日本語だし」
僕「はあ。分かりました…」

 S先生とは長い付き合いで、もう10年以上の付き合いがある先生。僕の発声がオペラ的なものじゃないことも、僕がオペラにほとんど関わったことがないことも知っていらっしゃる。そんな先生が、軽く「オペラ出て」何て言うもんだから、僕はてっきり、「ああ、きっと良くある「市民オペラ」的なものなんだろうな。日本語上演だと言うし、本格的なものじゃないんだろうな」と思いこみました。

 …そういう思い込みで出演依頼を受けてはいけない。練習に行ってみてビックリ! ひろしまオペラルネッサンス関係の、バリバリの本気オペラでした…。
 
 ただ、一度依頼を受けたからには、きちんとやらないといけないですね。S先生の顔に泥を塗る訳にもいかないですし。なので、最近は、暇があればカルメンの楽譜を眺め、CDを聴き、またDVDを観ています。

 実は私、オペラに出るのは初めてではないのですよ。7〜8年ぐらい前でしょうか? ひろしまオペラルネッサンスで、「魔笛」に出ました。
 あの時もバリバリの本気オペラでしたが、まあ、何とか出来たので、今回も何とかなるだろう、と考えていたら、これがまた甘かった(苦笑)。「カルメン」は、「魔笛」と比較して、合唱にかかる負担が大きい。また、演技も単純じゃない。「兵隊」の役をやったり、「盗賊」になったり、挙句には「闘牛士」になったりしないといけない。こりゃおおごとです。「子どもの学芸会」にならないよう、心してかからないといけないですね…。

 ということで、今、オペラやっています。最初に述べたとおり、私は元々オペラに興味ありませんでした。「魔笛」に出た時も、正直、面白さが良く分からなかった。「モーツァルトの作品ですら、面白く感じないんだ。多分、私にはオペラ向いていないんだな。やっぱり、崇高なまでに美しい宗教音楽が一番だ」と思っていました。
 で、カルメンに出ることになった。最初は、「カルメン自体の面白さは多分感じることはないだろうな…。ま、多くの人と繋がりが持てればいいや」と思っていました。
 が、カルメン、やってみると結構面白い。このオペラ、最初から最後まで、恋だの、愛だの、色気だのを歌い続けるオペラなのですよ。普段、「主よ、永遠の安息を与えたまえ」なんてことを歌っている私からすると、正反対の音楽なのですが、その正反対もここまで徹底すると逆に面白い(笑)。愛だの恋だの歌い上げた挙句、最後には、ジプシー女カルメンはストーカー男ドンホセに刺されて死ぬのです。どんだけ世俗的なオペラなんだ(笑)。宗教音楽とは正反対の世界。それがかえって新鮮です。
 特に面白く感じているのが、演技の部分。演劇部みたいなことをやっている訳ですが、これが結構勉強になる。元々、「自分を表現する」ことが下手な私。今回のオペラで、その上達に繋がるんじゃないか、とひそかに期待していたりします。

 ということで、オペラ「カルメン」のご紹介でした。チケット、言っていただければ安くします。2割引きぐらいには出来ると思いますので、是非、皆さまお越しくださいませ♪




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