2012/9/30 | 投稿者: らっち

 これまで、高松丸亀町商店街を報告してきました。その他高松を写真メインで報告します。

 高松シンボルタワー。このタワーもそうですが、このサンポート高松周辺の再開発、私には何を目指しているのか、どういう町を作ろうとしているのか、意図がよく分かりません…。まあ、「近代的な町」「都会的な町」にしようとは思ったのでしょうけどね…。正直「で?」という感想しか出てきません。。。おしい!香川県!! うどん県!! という感じでしょうか。
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 ことでんの瓦町駅。このターミナルはすごい。普通、地方の私鉄言うたら、木造の小さな駅舎を思い浮かべるもんじゃが、ここの駅ビルは、百貨店があって、バスターミナル、タクシープールなどがある。歩行者はペデストリアンデッキを歩くんよ。大都市圏の私鉄並みじゃね。これはもう、モノが違いますね!(なぜか達川風に言ってみました。深い意味はありませんw)
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 香川県庁。丹下健三なのだそうだ。確かに、このピロティなどは広島の平和資料館に似ているし、古い建物はなんかカッコいい。
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 でも、新しい建物は…。
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 ごめんなさい。どこがいいのか、よく分かりません。この建物のよさを誰か教えてください…。

 ということで、高松特集でした。
 高松を歩いて思ったこと。それは「中心市街地(丸亀町)、このままではちょっと厳しくない?」ということでした。
 交通の拠点は高松駅界隈と瓦町駅界隈。高松駅周辺は商業施設の集積は極力押さえてあるが、瓦町駅などは巨大な駅ビルがある。そして、郊外には大きなイオンモールやゆめタウンがあるという。高松市の人口が40万人、香川県でも100万弱(県全体で広島市より人口少ないのです)。この人口で、これだけ拠点が分散していては、まちの活気を維持するのは難しいのではないでしょうか。高松駅や、瓦町駅が丸亀町にあればなぁ…と思ってしまいます。丸亀町が頑張っているのは承知しているのですが…
 様々な街が、様々な課題抱えていますねぇ…
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(夜の丸亀町。ドームが良い雰囲気出している。丸亀町には、イオンモールなどとは違う、「大人がお洒落して出かける街」であって欲しいですね…)

2012/9/27 | 投稿者: らっち

 高松特集はちょっとお休みして、私が出演するコンサートのご案内です。

Dobrogosz's Night in HIROSHIMA
【と き】2012年10月13日(土)17:30開場 18:00開演
【ところ】安芸区民文化センター ホール
【入場料】前売り:1,500円 当日:2,000円
【曲 目】 S.Dobrogosz / ピアノソロ(曲目未定)
      S.Dobrogosz / Zakuro
      S.Dobrogosz / Miserere(2012年寺漢委嘱作品世界初演)
      S.Dobrogosz / Mass

【出 演】 指 揮  寺沢 希
       ピアノ  S.Dobrogosz
       合 唱  Men's Vocal Ensemble"寺漢"
             Youth Choir Project 〜煌(きらめき)
      管弦楽  Dobrogos'z Night Ensemble


 スウェーデン在住の世界的人気作曲家で、ジャズピアニストとしても活躍中のスティーヴ・ドブロゴス氏が初来広。
 委嘱初演曲(寺漢演奏)も含め、氏の作品のみでお届けするスペシャルコンサート。ドブロゴス氏の世界を思う存分ご堪能ください。
 なお、私は、最終ステージのMASS曲にオンステします。こんな曲ですね。


 言っていただければ、チケット安くします。よろしくお願いします。

2012/9/23 | 投稿者: らっち

 ここ2回、高松丸亀町商店街を取り上げて来ました。
 ここまではハードの話がメインでしたので、今日はソフトのお話。
 この丸亀町商店街、実は立地条件としては微妙なところにあります。JR高松駅や、私鉄の拠点となっている瓦町駅と微妙な距離があるこの商店街。広島のように路面電車が走っている訳でもなく、若干不便です。
 そのためでしょう。100円で乗れるバスが社会実験として走っています。
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 ただ、そうは言っても30分に1本しかないのが痛い。このアクセスの問題は今後ちょっと本気で考えないといけない問題ですね。

 あと、「これはヒットだな」と思うのが、この冊子。
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 普通、「商店街が冊子を作る」となると、「お店の一覧を並べたもの」とか「HOTPEPPER的なもの」になってしまいがち。「商店街内で平等に」という前提で作ると、どうしても画一的になるし、無料で配布となると、内容的にも、そんなにこだわったものは出来ない。ところが、どうよこの冊子。いいじゃん。

 ということで、ハードもソフトも頑張っている丸亀町商店街。この商店街を見た後、広島・本通りを振り返ると…。

 まず感じるのが、「本通り、恵まれているな」ということです。広島の本通りでは、現状で高松丸亀町ほどに頑張らないといけない必要性は低い。本通りの両端に、3館体制となるパルコなり、3店舗の百貨店なりと、大型のハコがあるので、「繁華街のメイン」はこれらのハコモノに譲って、本通りは脇役でいれば良い。人をスムースに流す役割を果たせれば良い。まあ、本通りヒルズのような、「共同での建て替え」はあれば嬉しいのは確かですが。

 …ただね、広島の本通り、その「人を流す」という点でも、まだまだ改良出来ますよ。
例えば、ここ。
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本通りとシャレオの接続点。屋根もなければ、地下へ続く階段は狭く、また煩わしい。歩いていてちっとも楽しくない。スペースがあれば、屋根をつけて、こんな具合に改良したいところです。エスカレーターも欲しいですね。
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 「スペースがあれば…」なんて言ったけど、そんなスペース、本通り入口の建物をどかせば出来る。当然、地権者から土地を購入したり、借りたりしないといけないが、それぐらい何とかしろよ。シャレオや本通りで金を出し合ってやれよ。ここの人の流れがスムースになれば、シャレオにも本通りにもメリットがある。これくらい、将来を見据えて投資するべきではないでしょうか。

 あと、この場所。
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 ここだけポツンと屋根が切れています。何故でしょう? 完全に推測ですが、「交差する部分は、本通りでも金座街でもないから、お金を出す人がいない」とかいう話かもしれません。もしそうなら、非常に情けないですね。丸亀町のようなドームがあれば、オシャレな雰囲気になると思うのですがね…。

 また、先ほど、丸亀町の冊子の話をしました。広島本通りで、同じことをやれとは言いません。ただですね、本通りとして、何かPR活動をすることも考えるべきではないでしょうか。例えば、こういう街角のビジョン。
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 調査しないまま言いますが、この写真のビジョン、恐らく個人(地主)が管理しているものと思います。こういうものは本通り商店街で管理して、本通り商店街の情報発信のために使いましょうよ。「本通りにNEWSHOPオープン!」とか。そういうのが、結局は本通りにとってプラスになるのです。
 あと、本通りに限定する訳ではないですが、現在はバラバラの各お店のフェアとかも、共同で出来れば本来楽しいのですよね。例えば、「アンデルセンと○○インテリアショップの合同で、デンマークフェア開催!」とか、「紙屋町八丁堀全体で、子育てフェア開催中。どのお店も子ども服10%OFF。5000円以上ご購入の方には、ボーネルンド遊びの広場1時間無料券プレゼント中!」みたいな感じ。こういうことが出来れば、繁華街はまだまだ面白くなるでしょう。

 また、先ほど丸亀町の交通アクセスの話をしました。広島の場合、路面電車も走っているし、新たなバスを走らせる必要まではないかもしれません。ただ、これも広電と共同して、何かお得感あることしたいですね。「1000円のお買い上げで広電一日乗車券プレゼント」とか。
 
 という具合に、高松丸亀街を参考に、広島本通りの改良案を出してみました。丸亀町と比較すると恵まれていると書きましたが、そもそも、広島の紙屋町八丁堀は、中四国地区最大の繁華街です。中四国全域からお客を集めるような町であるべきで、ライバルは博多・天神などであるべきです。もっと創意工夫することで、天神相手でもひけをとらないようなまちづくりを行いたいですね。

2012/9/20 | 投稿者: らっち

 カープについて、色々と書きたいことはあるのですが、まあ我慢して、前回に引き続きの高松丸亀町商店街のお話です。
 前回は、主に壱番街の話でしたが、それ以外でも再開発は進んでおり、南端では「丸亀町グリーン」が完成しています。北端の壱番街は、三越に近いと言うこともありブランド店をメインにした町でしたが、こちらはもう少し若者向け(?)なお店(ユナイテッドアローズやタワレコなど)がメインとなっています。

 共同での建物建設、高い屋根、ビル2つを2階3階で結ぶ通路など、ベースとなるものは壱番街と同じです。
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広場的な空間は、共同で建物を建て、一括で管理するから可能となる。こういう「憩いのための空間」が商店街の賑わいに大きく寄与するのは言うまでもない。
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 商店街を出たところから見る。再開発事業で、上層部がマンションになるのはやむを得ないところでしょう。
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 ということで、丸亀町商店街については、北端の壱番街、南端の丸亀町グリーンが完成していますが、他にも、共同で建て替えが済んでいるところや、個別で建て替えがされている場所があります。

共同での建て替え
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 ブロック内で話がまとまらなかった(?)場所については、個別で建て替え。
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 新しい建物と、古い建物では壁面後退に差がある。いずれ新しい方に揃うのでしょうが…。おしい!香川県という感じですね。

 ということで、丸亀町商店街2回目でした。ここまで、どちらかというとハード面を中心に取り上げましたが、次回、ソフト面を取り上げます。そして、広島本通りへの提言としましょう。

2012/9/17 | 投稿者: らっち

 先日、仕事で高松に行って来ました。今回から、高松シリーズです。
 高松のまちづくりで、最も注目を浴びているのが丸亀町商店街の再開発ですね。
 広島で言うと、本通りに該当するこの商店街。ここの再開発の特徴をまず説明しましょう。

@商店街をエリア別にブロックに分け、そのブロック毎に再開発を行う。ブロック内では、個別に建物を建てるのではなく、出来る限り共同して建物を建てる。事業主体は再開発組合。広島駅前のBブロックやCブロック再開発を考えれば分かりやすい。

Aただし、普通の再開発と根本的に違うのが、「全館保留床型」という方式を採用している点。細分化されている土地については、所有者をそのままとし、その上に、大きなまとまった建物をドン! と建てる。このことにより、事業費を抑えることが出来る。あと、当然ながら、ある程度のまとまった床面積を確保できるため、テナント誘致の幅が広がる。

B出来た再開発ビルを運営するのはまちづくり会社である「高松丸亀町まちづくり梶v。商店街をトータルで管理・運営しているので、商店街を一つのSCとみなして(イオンモールのように)、様々な戦略を打つことが出来る。

 …以上、ものすごく簡単に説明してみた(つもり)なのですが、分かりましたでしょうか? 分かりにくいかもしれませんね…。そもそも、私自身も完全に分かっているとは言い難い。間違いや補足などがあれば、どなたかご指摘くださいませ。

 まあ、百聞は一見に如かず。写真でこの様子をお伝えしましょう。
 まずは、この街のシンボルであるドーム。ミラノみたいでしょ? 広島で言うと、本通りと金座街が交わるところ(要は道路の上)にあります。イオンモールなどでは到底真似できない「繁華街ならでは」の特徴です。
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 このドームの下はこんな感じ。右側と左側の再開発ビルでデザインを統一し、街に一体感を持たせています。さらに凄いのが、2つの再開発ビルを、2F、3Fレベルでも自由連絡通路で繋げていること。広島で言うならば、アンデルセンとTAMAYAビル(最近できた、タリーズコーヒーが入っているビルね)が2階や3階で繋がっているのを想像して欲しい。あり得ないでしょ? そのあり得ないことを自然にやっているんだからね…。
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 ちなみに、右のビルと左のビル、両方とも3階には紀伊国屋書店が入っています。確かに、1つのビルの1フロアでは紀伊国屋の店舗としては面積が狭い。ここで、普通なら、「じゃあ、2階と3階で店舗を展開します」となるのだが、ここでそうしないのが面白いところ。こちらの方がよほど自然です。3階を通路で繋げているだけじゃなく、商店街を一体で運営しているから出来る技でしょうね。
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 ちなみに、この界隈は丸亀町でも「壱番街」と言って、三越に隣接するハイセンスな地域。なので、テナントもグッチなりコーチなり、ブランドものを集めています。こういう「コンセプトに基づくテナント構成」も商店街全体で運営しているからこそ出来たこと。どこかの政令市の繁華街のように、「百貨店が3店舗並んで建っている」という、恵まれた環境を有しておきながら、「その真ん中の店舗を安売りの電器屋に明け渡す」などという情けないことはしていません。やっぱり、「街を作る」という意識がないとね…
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 この周辺の街並み。「オシャレな街路」という雰囲気が出ているのと、高いアーケードが良い。頑張っていますねぇ〜。
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 ちなみに、アーケード下では、こんな催し物が行われていました。ここ、道路のはずなのですけどね…。道路で営利活動を行うと言うのは、原則認められておらず、普通なら出来ない。警察や行政と相当協議して実現させたのでしょうね。素晴らしいです。
 (ちなみに、この催し物のバックにヴィトンが見えるでしょ? ここは、正確には商店街の外なのですが、2枚上の写真のグッチの対面になります。ヴィトンやグッチが並ぶ街が出来ています。)
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 もう一つ、この地域にある銀行前。銀行が休みの日は、この前に賑わいの空白が出来てしまう。それを補うためにこういったワゴンのお店が並んでいます。
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 ということで、高松丸亀町特集@でした。今回は丸亀町の中でも、先行して再開発が行われた「壱番街」を取り上げました。次回は、弐番街以降を取り上げます。




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