2014/11/30 | 投稿者: らっち

 サッカースタジアムの話もしたいのですが、今日は、いつものアーキウォーク広島のイベント報告です。
 11月29日,30日の両日、恒例の建築公開イベント、open! architecture 2014 HIROSHIMAを開催しました。
 今回、私が関わったのは次の2つですね。

@五月が丘の家
 五月が丘にある、建築家の自宅兼アトリエです。建築家であり、また美術作家である氏の自宅らしく、面白いもの、素敵なものでいっぱいでした。
 そもそも、築90年の蔵をわざわざニュータウンの一角に移築して再生したというのが面白いですね。
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 芸術家らしく、どこを見ても面白いもので一杯です。
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(クリスタルのドアノブ)

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(何故か兎)

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(廃材を使って作成されたという照明)

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(龍のような梁)

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A長束修道院
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(聖堂。掛け軸が掛かっている聖堂って言うのも珍しいね)

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(屋根は和風、下は洋館と言う新館。)

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(新館の中の聖堂)

 ということで、簡単ですがopen! architecture 2014 HIROSHIMAの報告でした。
 …ところで、本当は私、30日には宮島に行って、また被服支廠に行く予定だったのですが、諸事情で急遽不参加となりました…。皆さん、インフルエンザの予防接種は早めに打ちましょうね…。(あ、私自身は、今のところどうやら感染していない様子です。私と会話された方々、心配なされないように…)
 今日は被服支廠、行きたかったなぁ…。悪天候ながら、割と参加者多かった様子ですね。参加者の皆さん及びスタッフのみんな、悪天候の中お疲れさまでした…。また後日、様子を教えてね。

2014/11/25 | 投稿者: らっち

 11月21日(金)、サッカースタジアム検討協議会が開催されました。
 その結論は、新聞等で報道のあった通り、「市民球場跡地」と「広島みなと公園」の両論併記、となりました。
 実は私、今回の会議、傍聴に行っていました。
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(当日の資料)

 傍聴した感想として、結論としては、まあ、妥当なものかと思います。しかし、それまでの議論が、何ともまあ、お粗末なものでした。ちょっとこれは、余りにも酷かった。そういう様子は、マスコミ等では報道されませんので、私がここでお伝えすることとします。

 今回の会議、スタートの時点では素晴らしいものだったのですよ。「なんだ、私がブログ等でいちいち訴えなくても、分かる人はきちんと分かっているんじゃん」という感じ。次のような意見がまず出ました。(要点のみ。実際には、もっと色々と議論されています)

小谷野委員(サンフレ社長):収容人員を3万人以上とあるが、サンフレとしてはそこまでのスタジアムは不要。クラブ経営からすると負担になる。MAXではなく、平均の動員を基に収容人員を考えるべき。プロクラブの経営にもっと目を向けて欲しい。
旧市民球場跡地で、現在の商店と連携してやっていくのがベストと考えている。みなと公園では運営上厳しいのが本音。みなと公園の可能性について、希望的な観測や想いを語ってもらうのも良いが、現実的なビジネスの視点を忘れないで欲しい。

高木委員(アンデルセン相談役):「ハコ」を造るのでなく、「想い」が先にないと。その想いが共有できていない中では、場所は選べない。都市再生の機能を持たせ、ナンバーワンのスタジアムにしたい。
塚井委員(広大准教授):スタジアムの付帯機能について、もっと掘り下げたかった。中心部にスタジアムのみで良いのかという点もある。球場跡地は、面積的に、歩行者動線の確保なども充分には出来ない。みなと公園が良いのではないか。
永田委員(経大教授):スタジアムを使ったまちづくりを考えたい。トレンドは街中に小規模スタジアム。3万人は不要。アメリカのプロサッカーMLSでも、NYのスタジアムですら26000人である。これまでの議論では、誰の為のスタジアムで、誰を呼び込むのか、考えられていない。
 市民球場跡地に平和の発信としてスタジアムを。グリーンアリーナ等と併せると、スポーツの一大拠点が街中に出来ることになる。

川平委員(ひろぎん経済研究所理事長):サッカーは試合数が少ないので、複合型とし、サッカーファン以外の人も楽しめるものにしたい。20年後、30年後を考えると、拡張の可能性を残せるものとしたい。みなと公園が良い。
加藤(厚)委員(広大准教授):球場跡地をスポーツのみにして良いのか。広島の都市問題を考えた場合、大学を作るなども考えたい。複合開発を考えると、球場跡地は難しい。
鵜野委員(県サッカー協会特任理事):スタジアムは規模よりも「らしさ」を追求したい。都市機能を街中に集中させるべき。

 いかがでしょう? 若干言いたいこともありますが、ここまでの議論は、理解できる議論でした。異論がある部分はありますが、まあ、理解は出来る議論でした。

で、問題はここから。そういう議論の流れを、山根副会長がブチ壊しました。
「球場跡地は、面積上、国際大会が行える規模のものは造れない。新しいものを造る場合は、大きなものを造ることが必要。それに、球場跡地は市民の同意を得るのに時間がかかる。早期実現が難しい。今、スタジアムを造らないといつまで経っても造れない。みなと公園一本に絞るべき。私の周辺にいる若者に聞いても、「宇品はアクセスが良い。中心部より便利だ」とみんな言う。みなと公園に候補地を絞るべきだ!」

 …これまでの議論を全てスルーし、自分の考えのみを主張する。何なんでしょう、これは…。これまで議論で出てきた、「クラブの経営」とか「スポーツを活かしたまちづくり」とか、「想いの共有」とか、一体どこに行ったのでしょうか…。一委員の個人的な意見ならともかく、副会長の立場としてあり得ない発言だと私は思いました。

 こうなると、当然、議論が成り立たなくなってきます。もう、会議自体が崩壊しそうになった中、山根副会長は、今度はこんなことを言います。

「ここまで来たら、もう、多数決で決めれば良いではないか!」

 必ずしも議論が深まっているとは言えない中、「とにかく決めてしまえ!」と多数決を主張し始めるとは…。そんな決め方するなら、最初から協議会なんてやらなくて良いじゃん。国会の多数派工作とかじゃないんだからさ…。もっと議論を深めて、最適解を求めて行きましょうよ…。

 …おそらく、傍聴していた誰もが、同様のことを思ったと思います。この状況で、多数決はありえない。ところが、これも不思議なことなのですが、「みなと公園支持派」からは、同様に「多数決で良いではないか」という声が上がり始める…。

 …正直、「この人たち、事前に何か根回しされているな…」と思わざるを得ない光景でした。穿った見方かもしれませんが、私の目から見ると、「それ、事前に絶対どこかから何か言われているだろ」と思わざるを得ない光景でした。もっと言うと…。いや、まあ、やめておきましょうか。

 まあ、さすがに三浦会長も、これで多数決という判断を取ることはなく、結論としては、「市民球場跡地とみなと公園の両論併記」という形になったのですが、その結論はともかく、それまでに至る経緯が、非常に残念と言わざるを得ない会議でした。

 問題は今後ですね…。今回の会議で、正直、私は市や財界の本音が透けて見えた気がします。
 今回の会議の最中、私は、以前の野球場建設議論の時の「オープン球場かドーム球場か」という議論を思い出しました。当時の財界の基本的なスタンスはドーム球場支持。カープ球団の経営については目を向けることなく、「ドーム球場なら遠方から客が集まる。コンサートも出来る。大リーグの試合だって来るかもしれない」と言うのが財界の基本的な主張でした。
 まあ、確かに、ドーム球場を建設していたら、四国や山陰からのツアーも増えていたでしょう。コンサートだって行われたかもしれません。日米野球だって来ていたかもしれません。
でも、その代わり、球場の使用料が大幅に上がることになり、カープはその支払いで四苦八苦し、いまだにBクラスの常連で、5位や6位あたりで低迷しているチームになっていたことでしょう。「カープ女子」なんて言葉も生まれず、全国的にカープブームが起きることもなかったでしょう。

 同様のことがサッカースタジアムにも言えます。「誰のためのスタジアムか」なんて、実は本来なら最初から分かり切っていることです。サンフレッチェ広島の為です。国際試合どうこうなんて、「おまけ」の議論に過ぎないものです。年1回あるかどうか、のようなものをメインに考えるなんてあり得ません。いまある「サンフレッチェ」というものを大事に出来なくて、きちんと育てることが出来なくて、国際試合どうこうなんてありえません。プロクラブの意向を無視したスタジアムは、どんなに立派なものを作っても、日本一のスタジアムになんて成りえません。広島ビッグアーチという失敗例、そしてマツダスタジアムという成功例を目の当たりにしても、広島の政界・財界はまだ気付かないのでしょうか。

 そう言えば、今回の会議で、野村委員から、サンフレッチェの設立から現在に至るまでの経緯の説明もありました。元々、プロ化に消極的だったマツダに対し、行政や財界が無理をお願いしてプロ化にこぎ着けたこと。その後はマツダやエディオンを中心にプロクラブを支えて行っていること、等など。
 政界・財界は、都合のよい時だけお願いして、後は知らん顔、なのでしょうか? 発足当時のブームで儲けて、近年2連覇して盛り上がって、それが落ち着いたら後は知らん顔、なのでしょうか? 都合良く利用しておいて、サンフレ軽視の国際試合重視、とするつもりなのでしょうか? 
 そうやって新しい、派手なことばかりに目を向けて、地元クラブを地道に育てることを怠る。軽視する。そんなことをしているから、広島が衰退するのではないでしょうか。

 「地道に育てることを怠り、都市のパワーに任せて外から新しいものをどんどん誘致させ、活性化させる」というようなことは、広島では出来ません。だって、広島の街にそこまでのパワーがないのですから。東京や大阪、そして福岡と同じような考え方では、広島は生き残れません。広島は、とにかく、今あるものを地道に育てること。それが基本になると私は思っています。政界・財界の人々には、いい加減、気づいて欲しいものだと思います。

 正直、私は、サッカースタジアム建設についてはまだまだ言いたいことが山ほどあります。次回、もしくは次々回、また語りたいと思います。

2014/11/19 | 投稿者: らっち

 以前の予告を少し変更して、アーキウォーク広島のイベントのお知らせです。
 アーキウォーク広島では、以下の日程で、旧陸軍被服支廠倉庫の見学会を行います。

日 時:2014年11月30日(日)
・敷地内見学 14:30〜16:30(時間中は自由に入退場できます)
・解説ツアー 15:00〜15:15、15:30〜15:45、16:00〜16:15(合計3回)

会 場:旧陸軍被服支廠倉庫(広島市南区出汐)
交 通:現地には駐車場がないため、バス・電車等をご利用ください。
バス: 広島駅などから広島バス(赤バス)31号線県病院方面行きに乗車し「出汐2丁目」で下車、徒歩3分。
電車: 広島電鉄5号線(比治山下線)「皆実町2丁目」電停で下車、徒歩15分。
定 員:定員はありません。ただし解説ツアーへの参加は先着30名/回 となります。参加希望者は当日受付にて整理券をお受け取りください。
参加費:無料(事前申込みは不要です。当日直接現地へお越しください)


 詳細は、こちらを参照の上、是非、ご参加くださいませ。まあ、イベントのスタイルとしては、以前行った京橋会館さよならイベントと同じような感じと考えてください。(ただ、今回は、建物内には入ることが出来ませんが…)

 以下の写真は、以前何かのイベント(アートのイベントだったかな?)の時に撮影したものです。なかなか公開されることがない建物です。この機会に、敷地内から、被服支廠を見てみましょう。
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2014/11/16 | 投稿者: らっち

 2013年10月3日から2014年9月26日の間に決まった得点の中から最優秀ゴールを選出するという、FIFAプスカシュ賞。我らがサンフレッチェの佐藤寿人選手のゴールも、その候補にノミネートされていますね。こちらのゴールです。


 いや〜凄いですね。世界で10本のスーパーシュートに選ばれているのですよ。「Jリーグ」とか「アジア限定」とかでない、「世界」のスーパーシュートです。
 この中から、世界最優秀ゴールが決まる訳です。是非、皆さん佐藤選手のゴールに投票しましょう。こちらのサイトから投票できます。

 …ただ、そのライバルたちのゴールはいずれも凄まじいですね。オーバーヘッドあり、ジャンピングボレーあり、ダイビングヘッドありと、スーパープレーの連続です。なんか、もう、キャプテン翼の世界ですね。さすが世界は広いって感じです。
 で、その世界的スポーツのサッカー。もし、そのスタジアムが市民球場跡地にあって、そのスタジアムからちらりと原爆ドームなどが見えたら、インパクト強いのでしょうねぇ…。
 例えば、先ほどの動画。もし、この動画にちらりとでも原爆ドームが映っていたら、外国人はどういう感想を持つでしょうか? 「JPNのHisato Sato? どこのクラブの選手だ? ヒロシマ? OH! 確かに、この動画でも原爆ドームが映っている!」と思ったりするでしょうね…。
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(旧市民球場時代の写真。ヒロシマの復興を象徴する画像ですね)

 今後、サッカースタジアム議論がどうなるか知りませんが、そういうことも考えて、議論してもらいたいものだと思います。

 おまけ:「スタジアムから見える風景」を考えていて、1つ思い出しました。清水エスパルスのスタジアムって、こういう風景を目にすることが出来るのだそうですね。
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(ネット上から勝手に拾った画像です。すいません…)

 いいねぇ、こういう風景。さすが、「サッカー王国静岡」って感じがします。このスタジアムについては、たまたま、こういう風景になった様子ですが、こういうもの、私、地域色が感じられて好きなのです。
 そういう具合に、様々な面白いスタジアムを見るだけで、私は楽しくなってきます。次回は、そういう「面白いスタジアム」について考えてみたいと思います。

2014/11/12 | 投稿者: らっち

 大改造が続く広島駅周辺。新跨線橋が開業しましたね。私、やっとじっくり見る時間が取れたので、本日、遅ればせながら見てきました。
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看板もカラフルに。
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当然ながら、エスカレーターなども新しくなりました。
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将来改札口が出来る場所に、マツダの新型デミオが。日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車ですね。でも、個人的には、ベリーサの方がカッコいいと思うのだけどなぁ。(個人的な趣味です)
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「ようこそ ものづくりと観光のまち 広島へ」 今後の広島の方向性を表わしているように思います。ものづくりの面では、マツダが好調な他、東広島にあるマイクロンメモリジャパン広島工場に1000億円もの投資が行われることが明らかになりました。良い感じですね。観光の面でも、成長が続いている広島ですが、既存の観光に捉われず、「交流人口の増加」という捉え方をすれば、まだまだやれることはあると思います。
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構内にあるパン屋。他にも、ミスドや、セブンイレブン、麺屋があります。
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そのパン屋にて。正直、「何でもかんでもカープにすりゃ良いってもんじゃないだろ…」と思わないこともないのですが、まあ、これが広島の個性ですね。
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 この新跨線橋、まあ、「綺麗になったね。。。」という感じです。それ以上でも以下でもない。所詮は「駅ナカ」の工事が終わっただけです。今後、駅自体の橋上化、広電の高架化、駅ビルの建て替えと続いて行く訳で、まだその序章が終わっただけの話ですので、新跨線橋どうこうというのは、この程度で良いでしょう。
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(駅ビル3階より。この辺りに、路面電車が入りこんでくる形になるのですよね。これは期待したいです)

 新跨線橋について、もっと詳しく知りたい方は、鯉党αさんのブログをご覧くださいませ。私は、これ以上書くことありません。(鯉党αさん、ラジオデビュー、おめでとうございます)

鯉党のひろしま街づくり日記Category【広島駅自由通路・駅ナカ】

 あと、駅前再開発も順調に工事進んでいるみたいですね。特にBブロックは、東棟はほぼ完成? 西棟も既に鉄骨が立ち始めています。
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 …まあ、これも、個人的には「古くなった街がタワーマンションや家電量販店を巻き込んで新しくなるだけ」のものにしか感じませんので、多くは語る気にはなれません。まあ、計画通り再開発が実現すれば良いですね。(Cブロックの、駅〜Cブロック〜新球場の歩行者動線だけは気になりますが)

 そう言えば、そのBブロック近くの猿猴橋、元々の姿に復元されるのだそうですね。河川敷整備と併せ、素敵な空間になることを期待したいですね。ここでもオープンカフェやらないですかね…。かき船でも良いな。スペースは充分ありますよ。
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(このスペースをうまく使えば、面白い街になると思うぞ♪)

 ということで、広島駅界隈についてでした。ちょっと気の抜けた記事でしたかね…。私は、こういう再開発系の話はあまり得意じゃないのでしょうかね。この手の話は、やはり、鯉党αさんにお任せするのが良いですかね♪




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