2016/11/27 | 投稿者: らっち

 すいません。イタリア旅行記の続編を放置して、また違う話題です。
 先日、Discover Japanの広島特集が発売されましたね(こちら)。
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 アーキウォーク広島を紹介してもらっているので購入したのですが、それ以前の話として、この本は非常に面白かったです。
 これまでに発売された様々な「広島本」の中でも最高じゃないかな? と思うくらい、充実しています。カープのこと、厳島神社のこと、お好み焼きのことなどなど、丁寧に、知的好奇心をくすぐるような記事が満載です。ちょっぴり大人向けの、落ち着いた広島本ですね。
 (ひとつだけ残念なのは、世界平和記念聖堂が出てこないことですが、まあ、私の趣味で作られている訳ではないので仕方ないね)
 1,080円と、ちょっと高いですが、それだけの価値ある本です。是非、購入してみてくださいませ。
 こういう本をきっかけに、より一層、来広者が増えると良いですね。
(短いですが、今日はここまで)

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2016/11/23 | 投稿者: らっち

 前回少しご紹介したとおり、アーキウォーク広島で先週末、旧陸軍被服支廠倉庫の見学会とシンポジウムを開催しました。
 建物の詳細は、こちらにお任せしましょう。このブログでは簡単に報告まで。
 まず目を引くのは、壮大なこのスケール&レンガ造り。
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内部はこのとおり。柱、梁、床はRC(鉄筋コンクリート)造。
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印象的な3階。柱も梁もすべてRCです。。。
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見学会の隣では、TREESの皆さんによる模型作り&ワークショップ。
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(内部まで詳しく作られています)

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(どんな使い方をしたい? って、みんなで書き込みました。)

 見学会の後は、シンポジウム。予想以上に多くの方々にご参加いただきました。
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(パネルディスカッションの様子)

 シンポジウムで印象に残ったのは、最後に言われた、とある参加者の意見。次のような趣旨でした。
「戦後少しして、広島平和記念都市建設法が施行され、多くの国有地を譲り受けるなどして広島は復興を果たしてきた。そのHIROSHIMAは、その都市に課せられた使命を果たしてきたか。私は、課せられた使命の半分しか果たしていないと思う。核兵器を二度と使わせないという目的は何とか果たしてきたが、それだけでは不充分。世界中で起こっている紛争や戦争を防ぐ、やめさせるという役割もHIROSHIMAにはあるのではないか。この建物の活用は、そういう視点から考えるべきではないか。この建物から、メッセージを発信するべきではないか」
 …目から鱗のご意見でした。元々巨大な軍事施設であったというそのスケール。被爆建物と言う側面。この建物にふさわしい考え方だと思いました。
 元々、丹下氏のピースセンターには「平和を造る工場」というコンセプトがありました。このコンセプト、必ずしもピースセンターに限る必要もないのですよね。
 正直、私はこの建物の活用について、「現実的には、こういう活用が現実的だよな。私が知事の立場だったら、こうするよ」というものが私の中にはあります。余りにも消極的で、現実的で、白ける意見なのでここでは言いませんが、まあ、ついつい財政状況、他事業とのバランスを考えてしまう癖のある行政マンなどは、ほぼ同じようなことを考えるであろう案です。
 正直言って、ここの活用はとても難しい。何が難しいと言って、その立地条件が微妙です。公共交通機関の便は良いとは言えないし、周辺は静かな住宅街&文教地区。色々と躊躇してしまうのはやむを得ないでしょう。
 ただ、全国的に成功している美術館などは、必ずしも立地条件に恵まれている訳ではない。直島のベネッセアートなどがその典型で、他にも、足立美術館のような例(遠いし、入館料高いし…)もある。結局、内容が良ければ人は集まる、ということで、ネガティブな発想しかできない自分自身を反省するところでした…。
 簡単にあきらめちゃ駄目ですね…。最近、何事もすぐに諦めようとしてしまう私。もうおっさんなのでしょうかね…。
 って、この発表をされた参加者の方は、明らかに私よりも年上の方でした。私の親よりも明らかに年上の方です。あの方、何者なのでしょうか…。凄い方がいらっしゃるものだと本気で思いました。私もまだまだあきらめちゃ駄目なのですね。元気もらいました。
と言うことで、非常に楽しい2日間でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!


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2016/11/15 | 投稿者: らっち

 約一ヶ月に渡って開催された「たてものがたりフェスタ2016」。私がイタリア旅行の余韻に浸っている間に、なんか、あっという間に終わってしまいました。(県のサイト)(アーキウォーク広島のサイト) 個人的に参加したかったイベントもあったのですが、あれよあれよと言っている間に、いつの間にか終わってしまっていました。。。
 とりあえず、今年も、アーキウォーク関連のイベントだけは何とかSTAFF参加しました。(大したこと何もやってないけどね)
 一応、今回の写真を掲載しておきましょう。
 まずは不動院
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(柱と梁がずれている。さて、その理由は??)

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(こういうディテール。好きだなぁ)

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(消えかかっていますが、天井には絵が描かれています。キリスト教会みたい)

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(幻想的でしょ?)

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(我ながら好きな写真。こだわりの窓の外に見える鐘楼堂。もう少しアングルに拘るともっとカッコいい写真が撮れたかも)

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 次に長束修道院
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 最後に、建築家のアトリエ
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 で、一応、「たてものがたりフェスタ」は終わりましたが、今週末、アーキウォーク主催で、もう一つビッグな企画があります。旧陸軍被服支廠倉庫の見学会と、シンポジウムです。(詳しくはこちら
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(何年か前に撮影したもの)

 見学会が楽しくなるであろうことは当然ですが、注目はシンポジウムですね。各方面の専門家の先生にご登場いただき、様々な観点から語っていただきます。
 シンポジウム、かなり楽しみです。是非、ご参加くださいませ♪

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2016/11/5 | 投稿者: らっち

 前回に引き続き、ローマの話をする予定でしたが、予定を変更します。やっぱり、これは触れておかないといけないでしょう。カープの優勝パレードです。
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(中国新聞より)

 313,000人と、実に広島市民の30%が集まった今回のパレード。どれだけカープが広島市民に愛されているか、非常に良く分かります。以下、ネット上で拾った画像です。
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 まあ、そう言う私も、実は見に行きました。私は、パレードの終点、鶴見橋からの見学です。
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(この人だかりに入って行きました)

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(沿道のマンション住民も手を振っている。(分かるかな? ちょうど真ん中に横断幕を出している世帯もあります))

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(真っ赤なバスが4台?5台? 球団、大盤振る舞いです♪)

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(菊池選手が出てきて、何かしゃべってくれたのに、私のカメラ、あろうことか、菊池選手ではなく、目の前で誰かが持っていた旗に焦点あててくれました…。馬鹿カメラ…)

 ということで、大賑わいだった優勝パレード。やはりカープは広島市民の大きな宝であり、広島を象徴する個性ですね。唯一無二の存在です。大事にしていかないといけませんね。
 で、こういう感想なら、誰でも言えるので、私はちょっと違う視点から、いくつか。
 まず、パレード終了後の混雑について。平和大通りが大混雑するのは、まあ仕方ないですね。
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 で、次に、一本南側に架かる橋。ここも同様に大混雑でした。
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「たくさんの人が集まったんだから仕方ないじゃん」って思います? でもね、これは気を付けておいた方が良いですよ。この写真に、広島の都市が抱える弱点が見事に表現されています。それは、「広島は街中に川が走っているので、人が移動しようと思った場合、どうしても橋を渡らざるを得ない。結果、橋に人が集中する。」ということです。
 今回のパレードのような、楽しいイベントなら別に少々混雑しようが問題ないでしょう。でも、これが災害ならどうでしょうか。例えば、大地震が発生した。中区壊滅。どうしても郊外に避難しなければならない。そういうときは、どこに避難しようが、間違いなく橋を渡らないといけないのです。川がなければ、裏道とか、抜け道とか、様々なルートも考えられますが、街中に川が走っている以上、必ず橋を渡らないといけない。結果、橋に人が集中します。
 それだけならまだ良い。もし、何らかの事情で橋が渡れなかったら…。「地震で橋が崩壊した」とか、「津波が来るので水辺には近づかないように言われた」とか、あり得る話です。想像するだけでゾッとします。

 まあ、不安を煽っても仕方ないのですが、それだけ、広島は災害に弱い都市だということです。
 で、その弱点を少しでも補えるように整備されているのが、今回パレードが実施された平和大通りですね。
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 この平和大通り、元々は防災の観点から整備された道路です。元々は、第2次世界大戦中の空襲に備えた防火帯として、戦後は防災(避難路等として)の観点から整備されました。
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(「まんがで語りつぐ広島の復興」より。ちょっと見えにくいか…。)

 上の漫画にある通り、道路建設当時は市民の反発がかなりあったと聞いています。なんでも、市長選で平和大通りを半分に縮小することを公約とした市長候補がおり、実際に現職を破って当選したと聞いています。
 まあ、確かに、当時は住宅すらまともに足りてない時代。「幅員100mの道路を整備するくらいなら、他にやるべきことあるじゃろ?」と言われたら反論できない時代であったのではないでしょうか。
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(wikipediaより。確かに、この写真を見ると、「なんでこんなに幅員が必要なんじゃ?」と思いますよね)

 それでも、結果的に見て、これだけの広幅員道路を整備したことは大正解であった訳で、防災の観点からだけでなく、美観・景観の面からも、そして賑わい創出の面からも、この道路整備はやはり正解であったと言えるでしょう。
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 今回のカープ優勝パレードとか、このフラワーフェスティバルとか、「これだけの幅員があってこそ十分にできるんだぜ」というものは多くあり、相生通りや中央通りでは出来ないことをこの平和大通りはやってくれています。
 こう考えていくと、まちづくりって、難しいものですね…。もし、私がこの道路建設時に広島に住んでいたら、間違いなく道路建設に反対していたことでしょう。「100mの幅員なんて、アホか! パリのシャンゼリゼだって幅員70mだぜ。広島なら、50m程度で良いよ。それよりも市民の生活に目を向けろよ。その緑地帯に住宅建てろ。このアホ市長!」と間違いなく言っています。すいません。アホはお前だよ…と、自分でツッコミを入れたくなります…。
 そう考えると、例えば今の市民球場跡地。「緑地広場に整備するなんて、アホか。緑地では人が集まらないし、活性化に繋がらないんだよ。」とか言っている人がいますけど、本当にそうでしょうかね…。平和大通りという例もあります。もう少し、慎重に物事を考えたほうが良いと思いますね。(まあ、具体的なイメージや、夢を語れない行政にも問題があるとは思いますが)
 あと、今後の平和大通りですが、今まで、様々な面で機能してきたのは認めつつ、やはり将来に向かって変わっていかなければならないのではないでしょうか? 私はやはり、こういう光景が実現すればよいのになぁと思います。
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(言わずと知れた、パリ・シャンゼリゼ。世界のカフェテラスより)

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