2017/12/30 | 投稿者: らっち

 今年1年も終わりですね。簡単に今年を振り返ってみます。
 広島の街を振り返ると、カープの連覇、そして広島駅周辺の再開発の完成など、非常に元気なニュースが多かったように思います。
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(カープ優勝時の様子)

 ただ、個人的には、やはり、父親が4月に脳梗塞で倒れて、介護生活が始まったのが一番のニュースですね。
 介護自体はもうやるしかないので、どうこう言うことはないのですが、介護が始まって、今まで私自身がやって来たことをことごとくリストラしたのは私の中で大きかったですね。合唱団を一つやめ、小学校のフットベースボールクラブも4月以降は全く参加しませんでした。また、アーキウォークも秋以降にようやく復帰しています。
 「リストラ」と言うと聞こえは悪いのですが、元々の意味は「再構築」です。もう自由に使える時間が限られる中で、本当にやりたいことは何なのか考え直しました。
 これが結果的に良かったですね。これまでの、「あれもこれもやっているけど、今ひとつパッとしない」という状況から抜け出し、一つ一つ、本当に大事なものが見えてきた気がします。本当に作りたい音楽、やりたい地域活動、まちづくり活動が見え始めました。これまでと比較して、活動の量は減ったけど、逆に質が高まってきているように自分で思います。ダラダラと色々やっていたのが、少しづつクリエイティブに、創造的になっていっている気が自分でします。

 最近特に思うのですが、今後の地域づくりや、地域活性化、地方創生などに必要なものって、「クリエイティブ」とか「創造性」とか、「事業化」とか、そういったものですよ。資本主義の世の中で、大資本が、大量生産・大量消費・大量廃棄をベースに、世の中をどんどん画一化させている。「大量生産」「合理化」が基本にあるので、着実に人の手が不要となり、人びとの仕事が減っていく。世の中がどんどん画一化しているので、人びとの仕事も流れ作業化され、正社員でないと出来ない仕事は減り、雇用が非正規雇用に切り替わっていく。これでは、「世の中が貧困化している」と言われるのは当たり前じゃん、と思ってしまいますね。こんなので地方創生が出来るはずがありません。
 来春、イオンが石内にアウトレットモールをオープンさせると言います。アウトレットモール自体は、まあ、もう時代の流れで受け入れざるを得ないのかな、とは思いますが、モールのテーマに「地方創生型」とか書いてあるのは、「ギャグですか?」と言いたくなりますね。山奥なので、アウトレットモールの賑わいが周辺にまで広がるなんてこともなく、イオンだけが儲かる。逆に、市内のお店などは売り上げが大幅に落ちるところが確実に出てくる。「新規雇用をたくさん確保します」なんていうけど、そのほとんどが非正規雇用。これのどこが地方創生なのか、説明してもらいたいものです。
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(イオンのアウトレットの建設状況。まあ、確かに面白い施設にはなるとは思いますけどね…💦)

 で、まあ、そんなことは置いておくとして、そういった思いもあり、今後は「創造性」「クリエイティブ」。この辺り、重要になって来ると思っています。(なので、私の本家サイト「広島・都市観光の創造」も、ブログ「広島・都市創生会議」も、両方とも「創」という文字を入れています。)
 なので、最近は、そういうクリエイティブなことをやっている人に良く目が行きますね。いつぞや紹介した(こちら)、「ためまっぷ」の和田菜水子さんなどが、その代表ですが(皆さん、このためまっぷ、ダウンロードして使ってみてください。便利ですよ♪)、もっと身近にも、新しいものを生み出して、頑張っている、楽しんでいる人がたくさんいるのですよね。
 こういう人々、純粋に凄いと思います。純粋に応援したいと思うし、「僕も負けていられないな…」と思います。いや、実際には僕なんかが勝てる筈もなく、どうやっても負けるのですが、僕は僕の分野で、何か創造し、世の中に還元して行ければと思っています。そのあたりを、次回の記事、新年第1回目で語ります。(僕の気が変わらなければ…💦)
 
新しいものを生み出している人その@「和食 沖の」
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(今秋オープンしたお店で、オープンと同時にひょんなことから知り合いになったお店。「何だよ。街角の小料理屋じゃん。どこにでもあるだろ?」なんてこと言わない。どこにでもあるって、じゃあ、貴方に出来る? マジで凄いと思いますよ。こういう積み重ねが結局は地方創生に繋がるのです。美味しいし、大応援したいお店です)

新しいものを生み出している人そのA「ハーバリウムの先生」
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(↑こっちが僕が撮った写真で、↓こっちがその先生が撮った写真。同じもののハズなのに、この違いは何だ(笑))
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(今年仲良くなった近所のお母さん。ハーバリウムとか、ネイルの先生をしているとのことで、FBとか、ハーバリウムだらけなので、何となく欲しくなって一つ作ってもらった(笑)。やっぱり、「いやいや、そういう感じのことをしてお金稼いでいる主婦の人ってたくさんいるよ」って思うでしょ? だから、たくさんいる、そういうクリエイティブな人をもっと広めましょ、ってことです。イオンに大きなお店を作られて、根こそぎ持って行かれるのではなくて、それぞれの地域に生まれている独自性の強いものを、もっと大事にしていきましょ、ってことです。それが結局、地域創生になるし、都市観光の推進にもつながると思いますよ。イオンのテナントなんて、全国共通じゃないですか。何の面白みもないですよ)

 そういう目で世の中を見始めると、色々なものが気になりますね。街角の喫茶店とかを見ても、「きっと色々な想いがあって、多分色々な困難もあって、それでいて、自分のこだわりをこうやって表現しているんだろうな。色々話を聞いてみたいな」って思います。スタバのようなチェーン店にはない、強い想いがそこにはあるはずで、そういうものこそが、街の面白さだと、私は思います。

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2017/12/23 | 投稿者: らっち

 今年は随分広島都市圏に新規オープンが続きました。LECTマリホ水族館EKICITY HIROSHIMA,そしてekieと、怒涛の新規オープンラッシュでしたね。
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(EKICITY HIROSHIMA)

 で、来年も、石内にアウトレットモールが出来たりと、まだまだ新規開店が続きそうです。
 ただ、こうしてみてみると、紙屋町八丁堀界隈のものが全然ないですね…。新規オープンは良いことなのでしょうが、一方で、都心部の衰退が気にかかります。
 実際、中国新聞社が行っている商圏調査でも、これまで首位だった八丁堀が3位に転落し、ついに府中町(イオンモール)にトップの座を明け渡す、という事態が生まれています。
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(中国新聞より。まあ、この調査自体、通行量調査でも、売上高調査でもない、アンケート調査なので、どこまで実態を表しているかと言えばかなり疑問があるのですが…)

 ただ、この調査を見て、一つビックリしたことがあります。ずっと衰退が続いていた紙屋町が、若干盛り返し、八丁堀を抜いて2位にいるということです。

 実感として、そんな感じは全然受けないのですが、まあ、衰退は少し落ち着いて盛り返してきているのかも知れませんね。
 ただ、この理由が分かりません。大型の新規オープンがあった訳でもないのに、何故盛り返してきているのでしょうか?
 色々考えましたが、なかなか理由が思いつきません。唯一、思い浮かぶのが、「JR&アストラムラインの白島新駅が出来、アクセスがかなり改善された効果が出始めた」と言うことでしょうか。JR沿線から、随分行きやすくなったのは確かです。
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(アストラム白島新駅)

 繁華街の活性化の手段に、「交通アクセスの改善」があるのは事実で、今後、紙屋町八丁堀へのアクセス改善はやはり重要課題となってくる、と言うことです。広島駅から紙屋町に行くのに、路面電車で15分もかかっていたのでは話にならない、ということでしょう。
 そんな中、来年春から、面白い事業が始まることになりました。広島駅〜都心部を結ぶ循環バスが運行開始する、というものです。
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(中国新聞より。これを見る限りでは、前回記事にした富士見町のヒルトン予定地(?)もカバー出来ていますね。この新規バス計画があったから、富士見町に新ホテルを、という話になったのだと思います。)

 左回り、右回りとも一日70便以上、運行間隔は最短で4〜9分間隔、とのことで、個人的には、「これは事実上の地下鉄「東西線」だな」という感じを受けます。地下鉄の建設がもはや現実的でない以上、既存の交通機関をいかに有効活用するか、ということにかかってくる訳で、今回の循環バスには、非常に期待したいと思います。
 地下鉄との大きな違いは、@輸送量 A速達性 B分かりやすさ でしょうか。@、Aについては、私は大した問題だとは思っていません。路面電車だってあるし、距離も短いのだから、そんなに大きな問題にはならないでしょう。よく考えないといけないのはBですね。
 例えば、私は、他都市で都市内移動をする場合、必ず前もって、Googlemapなどで地下鉄などの経路を調べておきます。「この駅で乗り換えて、3番目の駅で降りれば良いんだな」とかやります。今回のバス循環線。そういったことが出来るのか。Googlemapや、「るるぶ」などに、分かりやすく掲載されるか。これが第一です。
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(Google map。路面電車やアストラムラインの路線ははっきり明記されていますが、バス路線は明記されていません。まあ、当たり前ですが、ここになんとか循環線バス路線図を載せたいですね)

 もうひとつ。県外の方が他のバスと混同しないか。例えば、「紙屋町から広島駅まで循環バスで行こう」と思った人が、「間違えて違うバスに乗ってしまった。広島駅を経由せずに府中町の方に行ってしまった」なんてことがないようにしないといけません。
 こういう細かな点がきちんと対応できれば、今回の事業、かなり有益なものになると思います。期待したいと思いますね。

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2017/12/17 | 投稿者: らっち

 先週と今週に渡って、NHKで「ふるさとの逆襲」という番組が放送されましたね。第1回目は主に島根・邑南町の若い世代への定住促進をテーマにし、第2回目は主に過疎地における交流人口(観光客)の増に関する取り組みの紹介でした。
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(番組公式HPより。この手の番組で谷原章介の顔を見ると、いつぞやのNHKドラマ「限界集落株式会社」の「インチキ臭いコンサルタント」を思い出します。なので、氏が色々語っても、イマイチ「ホンマかいな…」って思ってしまう(笑)。あのドラマも良いドラマだったなぁ…。再放送してくれないかな。)

 この番組、非常に面白い番組でしたね。結局、地域活性化を図るためには各々が工夫し、頑張るしかないということです。「行政が…」とか、「企業誘致が…」とか、色々ありますが、とりあえず、評論家のようなことを言っているだけでは何も生まれない。各々がどう生きるか、が大切ですね。

 それは、最近の私のテーマだったりします。本業や、アーキウォーク広島、そして地元のコミュニティ活動の役員や音楽活動を通じて、どうやって面白いことをやっていくか。新しい価値を生み出していくか。色々と試行錯誤しています。今後、小さくても良いので、少しずつ結果を出すことに拘っていきたいと思っています。

 で、個人的な話はここで終わり。最近の街の話題として、ご存知の方も多いかと思いますが、広島市中区富士見町の東警察署跡地に、ヒルトンホテル進出の可能性が高まって来たというのがありますね。
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(現在の東警察署界隈。実は、エソール広島の中に「広島県自治総合研修センター」と言うのがあって、私もちょくちょく行っています。ヒルトンが来たらどうなるのでしょうね…。これも折り鶴タワーに移転でしょうかね。)

 正直、私はヒルトンホテルとかよく知らないので、何とも言いようがないのですが、高級ホテル、ということなのでしょうか。シェラトンと同等のもの、と考えて良いのでしょうかね。

(広島のシェラトン。泊ったことはない…)
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(東京・ディズニーのシェラトン。ここには一度泊まったなぁ)
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 民間のやることなので、きちんと市場調査、また、シェラトン等の状況も調査しているはずです。それでいて前向きなのだから、これは期待してよいと思います。観光の振興、国際会議の誘致などで、地域に大きな利益を生み出すことを期待したいですね。

 今回の話について、「いやいや、供給過剰になるよ」とか「シェラトンもあってヒルトンもか。そんなに裕福層っているのか?」とか、「東署跡地は交通アクセス悪いけど、大丈夫なのか?」とか、いろいろ意見があると思います。
 でもね、先ほどの話に帰りますが、もう、そういう評論家のような意見は不要でしょう。少なくとも、もう、個人的にはそんなもの、もうどうでも良いですね。
 「供給過剰じゃないか」ではなくて、各々が需要を生み出す。広島の一層の都市観光振興のために動く。そこが大事でしょう。
 まずは、例えば、広島駅で外国人に「How do I get to the Peace memorial park?」と聞かれた際に、「あ、あいきゃんと、すぴーく、いんぐりっしゅ」なんて回答をするのをやめましょう。広島の発展を願うなら、まずはそこからです。一人一人が意識を変え、少し工夫するだけで、来広者の広島に対するイメージが少しでも変わっていくなら、それが結局は一番の観光振興に繋がります。そういうものがあってこそ、これまで日帰りしていた観光客が一泊するようになったりするものです。みんなが少しずつ面白いことをやっていく必要があると思いますね。
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(先ほどのTV番組「ふるさとの逆襲」より。観光で、日帰りと宿泊とでは、消費する額が6.6倍違うのだそうな。こんなビジネスチャンスを無駄にするのはバカですね)

(もう一つ。観光客などに、「お勧めのカフェとかない?」などと聞かれて、「そこにスタバがあるよ」なんてことを言うのも辞めましょう。スタバなんて、どこにでもあるのだから、観光客の記憶に残りません。それじゃ全然広島のPRにならない。それに、いくらスタバが儲かっても、利益は全部本社に持っていかれるだけです。素敵なカフェは、地元にもたくさんあるでしょ♪(こういうことも、先ほどの番組で取り上げられていましたよ。TVを遡って観る機能を持っている人は、是非、一度見てください))
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(言わずと知れた「caffe ponte」こういうのが、観光資源になるのですよ)

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2017/12/9 | 投稿者: らっち

 サッカースタジアム建設問題。今後どう話が進むかわかりませんが、どこに建設されようが、地元と協議していく必要が生じるのは当たり前ですね。私が市の担当者で、本気でスタジアムを建設したい場合、どう動くか。少し考えてみましょう。

CASE1.住宅地の場合
 住宅地にスタジアムを建てる場合は、とにかく、地元住民に納得していただく必要があります。では、どうすれば納得してもらえるのでしょうか…。とにかく、「味方」を増やすことが第一だと思います。どういった方を味方につけますかね…。

@子ども
 普通に考えて、スタジアムが出来て一番喜ぶのは地元のサッカー少年です。まずは彼ら、および彼らの保護者を味方につけましょう。
 具体的には、その地元でサンフレ選手を呼んでのサッカー教室を開催する。地元少年・保護者はそれだけで大喜びです。その時に、「ここにスタジアムが出来たら、またここでサッカー教室やりましょう! 今度は一流の天然芝の上でボール蹴りましょう」なんて言ったら、子ども達は間違いなく「早くスタジアム造ってよ」と言い出します。そうなると、保護者の方、そしておじいちゃんおばあちゃんも協力したくなるものでしょう。少なくとも、声高に反対とは言いづらくなるものです。
 実際、スタジアムが出来たら、そこでは試合だけでなく、様々なことが行われるようになると思います。サンフレのジュニアチームやスクールの拠点としても機能するのじゃないですかね? それは地元の方にとって大きなメリットとなると思います。

A商売人
 スタジアムが出来て、目に見える形でメリットを受ける方の中に、「商売をしている人」があるのは確かでしょう。
 住宅地には、地元住民を対象にした飲食店などが多いと思いますが、そういったお店に、年20日程度でも、顧客を広げる機会が与えられるのは商売上大きなチャンスのはずです。そういった方々も味方につけたいのは当たり前ですね。住宅地のお店の場合、地元の方がお店をやっているケースが多いため、商店街の賛成はそのまま地元の賛成に繋がります。まずは商売やっている人にメリットを説いていくべきではないでしょうか?

 その他にも、「今回のスタジアム整備に併せて、生活環境の改善を行う。カーブミラーや防犯灯の設置など、日常で困っていることがあれば言って欲しい」とか、「迷惑施設の受け入れという側面もあるため、公営住宅は家賃の値下げを行う」とか、色々考えられますね。

CASE2.中心市街地の場合
 中心市街地の場合、とにかく経済の活性化に繋がるものにしないと、地元の同意は得られませんね。市民球場跡地の場合で言うと、紙屋町が活性化するものでないとダメです。逆にいうと、紙屋町が活性化すると認められるような案ならば、地元からも「スタジアムを」という声が増えるのではないでしょうかね。
 具体的にいうと、この界隈では、「紙屋町・基町にぎわいづくり協議会」という組織があります。こういった組織が、組織として、「球場跡地にサッカースタジアムが欲しい」と言うぐらいにならないとダメです。 幸いにも、エディオンはここの構成員です。協議会の中で、問題提起するようなことがあって良いと思います。例えば、以下のような感じでしょうか。
「球場跡地にサッカースタジアムを建てれば、賑わい創出になると思うがどうか」
「いやいや、広場が良いよ。東京駅丸の内広場とか、素敵になったじゃないか」
「じゃあ、スタジアムはなるべく小さいものにして、ラグビー兼用ではなくてサッカー専用にして、なるべくパブリックスペースを確保しよう。それならどうだ?」
「実際に図面にしてみるか。みんなでワークショップして、どうすれば魅力的な空間が出来るか、考えよう」
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(東京駅丸の内広場。実際に見てみたい…)

 ちょっと話がずれましたが、とにかく、まずは地元全体が「活性化に繋がるものだ」と思わないとダメです。「ひろスポ!」みたいに、「本通りの永井紙店が賛成している〜」というような、馬鹿の一つ覚えのようなことを言っていたのではダメなんですよ(笑)。ここは、エディオンの仕事でしょうかね…。

 ということで、スタジアム建設に際して、いかに地元に納得していただくか、ということを考えてみました。今後具体的に市が地元協議に入っていくことになるのでしょうが、何にも工夫せずに説明会を開催して、猛反対にあう。そして議会に「地元の理解がなかなか得られません。今後も引き続き協議してまいります」と報告するような、頭の悪いことはしないようにお願いしたいものだと思います。工夫次第で、味方は増えると思いますよ。

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2017/12/3 | 投稿者: らっち

 サンフレッチェ。J1残留決定してよかったですね。結果論ではありますが、優勝争い、ACL出場争いに絡めなかったチームとしては、一番盛り上がる、注目を浴びる形で地元最終戦を戦い、かつ結果を残すことが出来ました。本当に良かったと思います。
 個人的には、今年はサンフレは一回スタジアムで観戦しました。春先の暖かい日であり、快適な観戦だったことを覚えています(こちら)。
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 スタジアムが市街地から遠く、なかなか足を運ぶことにためらってしまう状況ではありますが、サッカー観戦って、行ったら行ったで楽しいのですよね。「だから早く新しいスタジアムを」という話なのですが、当面は、現在地で楽しむ方法を見つけていかざる得ないわけで、今日はそれを考えてみたいと思います。テーマは、「土曜日は、一日まるっと西風新都で」です。次のようになれば楽しいと思いませんか。

登場人物:4人家族の夫(40代)妻(40代)娘(高校生)息子(中学生)

息子:今度の土曜日、サンフレの試合観に行きたい!
夫:そうだな。14時キックオフか。あの界隈は渋滞するので、早めに出て、石内のアウトレットに車を停めてバスで行くか。
妻&娘:ちょっと待って。アウトレットなら私たちも行きたい。連れてって。あなた達がサッカー観戦している間、私たちは買い物するよ。
夫:帰りは運転してくれるか? それならOKよ。やった! スタジアムでビールが飲める♪ サッカーは16時頃に終わるので、その後アウトレットに集合ね。渋滞するだろうから、少し待っていて。
妻:どうせなら、夕食もアウトレットで済ませようか。渋滞が醜いのだから、どうせすぐには帰れないんだし。夕食食べて、ゆっくり帰れば良いよ。こうなったら、昼以降ずっと西風新都で過ごすことになるね。あの界隈で他に行きたいところない?
娘:あ、あの界隈に行くなら、私は広島市立大学と、修道大学の両図書館にも行きたい。あの両図書館、一般開放されていて、ちょっと調べたいことがあるんだ。
妻:じゃあ、最初に市大&修大かね。そう言えば、修大って、生意気にも大学内にマリオがあるんだって。美味しくて雰囲気良いのに安いんだって。昼食はマリオにしようか。
夫:わかった。次の土曜日は、朝から西風新都だね。

 いかがでしょうか? 結局は、サンフレ×アウトレット×修道大学×市立大学で、それぞれが楽しめよ、という話でした。それぞれがリンクでき、相乗効果を上げるようになれば、みんながみんな、メリットを受けることが出来るように思いますがいかがでしょうか?

 …と、今日は本当はここでブログ記事を終わる予定だったのですが、スタジアム建設問題について新しいニュースが入って来たのでそれについて一言。

 市民球場跡地、みなと公園、中央公園の3案の比較結果が公表されました。詳しくは、新聞等で確認していただきたいのですが、これがまあ、酷い報告です。まるっきりやる気が見えません。今のご時世、スタジアムなどのハコモノを整備するときは「如何にしてそこで稼ぐか」とか、「まちづくり的にどういう戦略を打つか」とか言うことは、もう当たり前に考えることべきだと思うのですが、そういった視点がまるでない。20年前の公共事業のような感じです。
 特に酷いのが、市民球場跡地案。「景観への配慮のため、掘り込みで約100億円かかる」と言うことで、「事実上、球場跡地は無理でしょ」と言わんばかりの案です。
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(中国新聞より)

 景観への配慮が必要なのは分かります。私も、そこは大事に考えるべきだとこれまで言ってきています。ただ、「景観へ配慮する=掘り込みが必要」と単純に結論が出るのはおかしい。磐田のスタジアムや北九州のスタジアムのように、スタンドの一部だけの高さを大幅に抑えることで対応することだって十分可能だろうし、そもそも、いつまでも30000人収容に拘るのは何故なのか。サンフレが30000人に拘っている訳ではない以上、「掘り込みに100億円が必要」と判明した時点で「掘り込みをせずにスタジアム建設を実現する方法はないのか? 客席数抑えられないのか?」と考えるのが普通でしょう。1年に1度実現するかどうかの代表戦誘致のために、100億円使って掘り下げ行うなんて馬鹿ですか? と言った感じです。
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(磐田市のヤマハスタジアム。スペースの問題から、メインスタンドはとっても小さい。でも、別にこんな形でも悪くない、と思いますけどね…)

 少なくとも、私が市の担当者なら、報告書には「景観上高さを抑える必要があるため、掘り込みを実施したり、スタンドの形状に工夫を擁したり、あるいは収容人数を絞る必要が生じる。掘り込みの場合100億円程度が必要であり、掘り込ない場合は収容人数が25000人程度が限度と見込まれる。最適解について、今後検討が必要」などとまとめますよ。「掘り込みしかない」などと言うまとめ方は、工夫がなさすぎです。

 ついでに言うと、今のところ「サッカー場」ではなく「球技場」と考えている様子ですが、中央公園やみなと公園ならともかく、敷地面積が限られている球場跡地で、ラグビー開催などを考慮したスタジアムに拘る必要があるのか、というのも疑問です。むしろ、「サッカー専用にして、少しでも広場(というかパブリックスペース)を確保する」という方法もあって良いはず。そこももっと、検討する余地があるはずです。

 こういった辺り、明らかに広島市のやる気のなさがうかがえます。これはさすがにサンフレもサポも怒って良いでしょう。まあ、さすが官僚出身の市長ですね。ろくに工夫もせずに、「掘り込みに100億円必要」とコンサルに言われたらポーンとそのまま表に出す。金銭感覚が麻痺しているのでしょうか。工夫しろよ、と言いたいです。
 一部の人は良く「広島の闇が…」などと言いますが、そんな闇どうこういうよりも、今回の比較結果、これは広島市が責任をもってまとめたはずのものです。仮に闇があろうがなかろうが、今回の比較結果の責任は松井市長が負うべきものです。さすがに、声を大にして広島市に文句言って良いと思いますよ。
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(いつぞやのAFHによるサッカースタジアム案。こういう「工夫」が広島市から全く感じられない。さすがに、「もう少し考えろよ…」と言いたくなりますね)

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