2018/3/24 | 投稿者: らっち

 このブログで何度か紹介した(こちら)、広島カントライの第4回定期演奏会。なんとか、無事に終了しました。
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 以前この演奏会をブログで取り上げた時、「この演奏会は、自分史上最高の演奏会になる」と書きましたが、実際に終了して感じたのは、「確かにそうなのだけど、そもそも、もうそういう次元ではないね。レベルが違うね」ということですね。
 これまで、私は数えきれないほどのステージに立ってきましたが、いずれも、どこかに甘えがあったように思います。どこかに、「発表会(=ぼく、これだけうまく歌えるようになったんだよ。すごいでしょ。頑張って歌うから聞いてね)」の雰囲気があり、最終的には「アマチュアなんだから、こんなものよ」という意識がどこかにありました。
 でも、カントライはそうではないですね。歌えるのは当たり前。一生懸命頑張るのも当たり前。大事なのはそこではなくて、来場されているお客さんに、どれだけ感動を与えられるか。どれだけ豊かな時間を過ごしてもらえるか。もう、これまでの演奏会とは最初から意識が違いました。

 で、結果としては、まずまず、良い音楽をお伝えすることが出来たのではないかと思います。練習通りの演奏が出来たのではないでしょうか。

 個人的には、Allegriのmiserereを歌うことが出来たのが、一番の喜びですかね。以前にも書きましたが、この大曲を私が歌える日が来るとは、まさかまさか、夢にも思っていませんでした。

(Tallis Scholarsの演奏)

 実は、今回の演奏会で、私はこの曲のグレゴリオ聖歌の部分を歌わせていただきました(動画で言うと0分55秒の部分とかの、単旋律の部分です)。最初指名されたときは、「やった♪ 目立つことが出来る!」と無邪気に喜んでいたのですが、実際に歌うと難しいこと難しいこと。私を含めて3名でグレゴリオ聖歌隊をしたのですが、指揮者(寺沢希氏)からの要求が、「指揮はしません。3名で自由に歌ってください。ただし、聴いている側になるべく音符を感じさせないように、語感を大事に、語るように歌ってください」でした。

 …。そんな無茶な(笑)。指揮なしで、3名が語るように歌って、揃う訳がない(笑)。
 ステージ上では充分なアイコンタクトも出来ない中、神経尖らせて、必死に3名で合わせましたが、上手くいったのでしょうか…。今から、演奏会のDVDを観るのが怖かったりします。きっと、聴いたら凹むのだろうな…。

 と言うことで、色々あった演奏会なのですが、どちらにしても、まずまず良いものが出来たと思います。ただ、残念だったのが、観客動員数ですね。300名弱の集客でした。
 悪天候だったこと、歴史の浅い合唱団であること、マニアックな宗教音楽ばかりを取り上げた演奏会だったことを差し引いでも、300名弱と言うのはちょっと少ない。音楽的な素晴らしさを考えると、2倍の観客を集めてもおかしくない。そう思います。
 まあ、カントライの広報下手もあるのでしょうが、個人的には、「これだけ質の高い演奏をやっているんだ。もっと多くの人に聞いてもらいたい」という気持ちはありますね。自分がこういう音楽が好きだから思うのでしょうか、正直、「なんで聴きに来ないの? 勿体ない!」って思います。

 ここからは、ちょっと愚痴になるのですが、この広島。そして日本全体。まだまだ文化レベルが低いなぁと思います。世の中には、まだまだ美しいもの、楽しいもの、素晴らしいものがたくさんあるのに、人びとの興味がなかなかそっちに行かない。うちの高校生の娘は、朝から晩までジャニーズの動画をYOUTUBEで見ているし、小学生の息子は、朝から晩までヒカキンの動画を見ている。ジャニーズやヒカキンを否定はしないけど、他にも素晴らしいものが世の中にはたくさんある。それらを知らないなんて、純粋に勿体ないと思うのです。

 広島で言うと、近年のカープブームにも少しそれを感じますね。カープは素晴らしい。郷土の誇りだ。それは間違いない。でもね、そればっかりで、何か損している部分はありませんか?ほかに素晴らしいものを見逃していませんか? そう思います。
 
 まあ、クラシック音楽については、日本全体でそうですかね。世間で、ちょっとクラシックが話題になると言えば、佐村河内氏のような「いかにも」なエピソードがあったりとか、萩原麻未さんのように、「リアルのだめ」とか「世界的なコンクールで1位を取った」とかのような、分かりやすい話題性がないと取り上げてすらもらえない。そういう状況がありますね。萩原麻未さんなんて、コンクールで結果を残していないと誰も取り上げていないでしょ? 賞をとればスターで、取れなければ価値なしですか? それって、本来の音楽の楽しみ方としてはおかしいですよね…。

 まあ、そういう世間について愚痴をこぼすことは誰だって出来る。それに、グチグチ言っていたってどうしようもない。
 こんな世間の中で生きていくしかない訳で、少しは、世間の価値観にあった行動をしていかないといけないのかな?と思ったりしています。広島カントライで言えば、今回、めでたく本選出場を果たすことが出来ることになった東京国際合唱コンクール。ここで名前を売るのが第一なのかな…と思ったりしています。グランプリを取るのはさすがに難しいでしょうが、「広島カントライここにあり!」と言うのを示して来れれば、と思います。さ、頑張りましょうかね♪

おまけ:AllegriのMiserere
 本文中にも書きましたが、今回の演奏会の一番の喜びはこの曲を歌えたことでした。やっぱり良いですよ、この曲。何か、独特なオーラみたいなものがあります。
 これも何度も言っていますが、この曲、一度ここ(↓)で聴いてみたいですね。合唱団は1階のフロアで、第2コーラス隊は上の通路部分で、グレゴリオ聖歌隊はどこか適当なところ(笑)で歌えば、かなり雰囲気出ると思います。この旧日銀広島支店。改修計画があるのですっけ?
 改修記念イベントで、miserereの演奏とか、企画してくれないですかね…。
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(旧日銀広島支店での、いつぞやの室内楽コンサート)

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2018/3/10 | 投稿者: らっち

 少し前に紹介した(こちら)、広島カントライの第4回定期演奏会。
 私にとって重要な演奏会となるので、もう一度ご案内します。
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広島カントライ第4回定期演奏会
と き:3月21日(水・祝)16:00開演(15:30開場)
ところ:エリザベト音楽大学セシリアホール(中区幟町4−15)
曲 目:Miserere(G.Allegri),Requiem(G.Faure)他
主 催:Kammerchor "Hiroshima Kantorei"(広島カントライ)
共 催:エリザベト音楽大学
後 援:広島県合唱連盟
入場料:1,000円(前売券。当日券は1,200円)


 今回の演奏会。やはり、メインディッシュは、フォーレレクイエムでしょうかね。

(Libera me 「私を永遠の死から解放してください。主よ!」。ドラマチックです…)

 ただ、個人的には、ALLEGRIのmiserereがやはり一番のお気に入り。以前も書きましたが、この曲を歌える日が来るとは、夢にも思っていなかった…。

(Tallis Scholarsや、The Sixteenなど、色々な録音がありますが、テクスト(詞)の振り方などから、この演奏が一番うちの演奏に近いかな)

 で、他にも、忘れてはいけないのが、ラインベルガーやブルックナーのモテト集ですね。「四句節から聖週間の祈り」なのだそうです。(すいません。その辺りのキリスト教の知識はないので良く分かりません…)

(ラインベルガー「Angelis suis」)

(ブルックナー「Pange Lingua」)

 と言うことで、ロマン派を中心に、宗教音楽で一杯の演奏会です。これまで、観客として聴いて、何度も感動をもらった広島カントライの演奏。今年、私がここの音楽についていけるか。頑張って良い演奏をお届けしたいと思います。是非、お越しください。チケットの相談はこちらまで。

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2018/3/4 | 投稿者: らっち

 皆さん、広大跡地についてどんなイメージを持っていますか?
 個人的には、「秋葉市政が何とか「知の拠点」として整備しようとしたものの、何度も何度も頓挫して、けっきょく秋葉市政では何も出来なかった。松井市政になって、「知の拠点」というコンセプトも何も吹き飛んで、マンションや老人ホーム、病院などで構成される、ありきたりの再開発で終ってしまった場所」というイメージを持っていました。
 しかしですね。よくよく調べると、それだけでは終わっていない様子ですね。hitoto広島のHPを見ると、割と面白い街が出来て行っているように見えます。
 まあ、語るより写真を見てもらった方が早いでしょう。今日、この中にあるディーラー「CLiP HIROSHIMA」で開催された「ひろしま湾 春のミーティング&マルシェ」をちょっと覗いてきました。
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(トークセッション会場。本当は、ここに知り合いが出るので、その話を聞こうと思っていたのだけど、時間的制約でその知り合いの話は聞けなかった…)

 まあ、これだけならよくある「会議室」ですね。面白いのは、隣でマルシェをやっていたこと。
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(僕が買ったもの。何故か知り合いがイリコのお菓子を売っていて、買わされた…。)

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(ラムネ売り切れてた…。悔しい💦)

 こんな屋外スペースも。写真はありませんが、柑橘類や牡蠣を売ってました
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 そもそも、大きな目で見ると、公園と一体化したオープンスペースです。気持ち良いですね。
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 2階には、こんな素敵なカフェも
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 カフェにはこんなスペースも。蔦屋書店みたい…(笑)
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 で、ここまで見て、ツッコミ入れたくなりません?「いやいや、イベントやるのに、たまたまディーラーのスペース借りただけだろ? そんなスペース、地元の広島マツダやアンフィニのお店にだっていくらでもあるぜ」って。
 いや、それが、このCLiP HIROSHIMA。今回だけではなく、日常的にこのスペースを開放している様子なのですね…。行ってないのですが、昨日は、いつか紹介したハーバリウムの先生(こちら)たちが、ハーバリウムとか、セラピーとか、お菓子(カヌレ)をテーマにした「女子」なマルシェを開催したとのこと。
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Atelier R 作品)

 HPを見ても、ここで日常的にイベントやっているのが分かります(こちら)。良いですね、こういうの。クリエイティブな人、何か情報を求めている人が集まる場所として、機能しているように見えます。特に今、お勧めなのがhitotoブックエクスチェンジ。興味ある方は、ちょっと覗いてみられたらどうかと思います。

 と言うことで、hitoto広島とCLiP HIROSHIMAのご紹介でした。正直、「まとまった土地の再開発として、こういう再開発で良かったのか??」という思いは残りますが、とりあえず、そこに出来たもの自体は、何か面白い街をつくろうとしているのは良く分かります。
 願わくば、こういう「情報発信基地」みたいなものを地元のマツダ系のディーラーでも見たいですよね…。例えば、広島マツダのおりづるタワーとかも、こういう使い方出来ないものなのでしょうか? 情報発信基地としては、これ以上ない場所だと思いますが…。(ん? おりづるタワーって、今のエソール広島が移転してくるのでしたっけ??)
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