2019/10/27 | 投稿者: らっち

 福山市の、エフピコRIMが閉店するそうですね。
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(エフピコRIM。旧そごうです)

 中国新聞なども大きく取り上げ、「大打撃だ」みたいな書き方していますが、私の正直な感想は少し違っていて、「まあ、時間の問題だったよ。それに、大した問題とは思わないね」というのが率直な感想です。
 あたかも、「中心市街地活性化に大打撃だ」みたいに言われていますが、正直、この立地はそもそも微妙でした。そごうが出店してくる前から、「あの場所では駄目だ」という声も大きかった。本来の繁華街である、福山駅前から少し離れているだけでなく、その繁華街からの歩行者導線も確立されていない。これでは、中心市街地の活性化に繋げるのがそもそも難しい状況にありました。ただ、逆に言うと、元々中心市街地活性化にあまり貢献出来ていない分、閉店しても大して影響ないのではないか、と私は思っています。
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(福山の地理に詳しくない方のために。緑色(福山駅のさんすて福山)や紫色(元CASPA)、水色部分の伏見町、オレンジ色の天満屋、ピンク色の商店街、この辺りが福山市の中心市街地です。今回閉店するエフピコRIMは赤色部分です)

 まあ、個人的なことを言うと、私が福山に住んでいたころはそごうはなく、大した思い入れもないので、本当に何とも思いません。それよりも、駅前のCASPAがなくなった時の方がショックは大きかったですね。
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(CASPA。実際には、既に解体が始まっています)

 私が福山にいたころ(30年前)は、駅にあるサントーク(今のさんすて福山)とCASPAが、福山の若者が集まる場所でした。広島でいうと、パルコに相当する、と言っても過言ではないと思います。それがなくなるなんて、ねぇ…。
 CASPA跡地、結局どうなるのでしたっけ? 商業施設+マンションのありがちな再開発でしたっけ? 今、このクラスの地方都市で再開発しようとすると、どうしてもそんな感じになりますよねぇ…。やむを得ない感じがします。きっと、エフピコRIMの跡地もそんな感じになるのではないでしょうか? 仕方ないと思います。低層部の商業施設に、それなりのテナントが入ってくれれば、それでOKにするしかないと思います。正直、つまらないですけどね。
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(その、「つまらない再開発」の先行事例、アイネス福山。商業施設+ホテル+マンションですね。今、地方都市で再開発しようとするとどうしてもこうなるのかな、と思います)

 ただ、ハコはつまらなくても、ソフトの面で面白くなればそれでOK!という面もあります。その意味では、最近、福山は面白くなりつつあると聞いています。空地や道路空間を使ってイベントやオープンカフェをやったりしているそうですね。
 行政側も危機感もって取り組んでいると聞いており、やれ「駅前再生だ」とか、「コンパクトシティがどーした」とか、「立地適正化計画がこーした」とか、色々聞きます。やっていること全てが上手くいくとは思いませんが、試行錯誤しながら、素敵な街を作っていってほしいと思います。

 その意味で、注目したいのが2つ。
 一つは、いつか紹介した、「商店街のアーケードを取っ払う」事業です。
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(↑こ〜んな感じの古ぼけたアーケード街が…)
(↓こんな風に変わってきています。文句なく、素敵になったでしょ♪)
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 そしてもう一つ。伏見町地区が、大規模な再開発を諦め、リノベーションを主としたまちづくりに転換して来ています。
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(リノベーションで生まれたゲストハウス)

 広島でいうところのエキニシ、あるいは流川のセントラルゲートのような感じになってきています。
 もともと、この地区は30年ぐらい前から再開発計画がありました。それが前に進まず、方向転換した訳ですが、これが結局は正解ですね。先ほども述べたとおり、今の時代に再開発したって、どーせつまらない再開発になる。あるいはそごうのように撤退してハコだけ残る。そんなことになるなら、かっこよくリノベーションして、深みのある街を作りましょう、ということです。
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(いい感じでしょ♪ 他にも肉バルのお店があったりします。これなら「行ってみたい」と思えますね)

 ということで、福山の最近の動向を取り上げました。どれだけ成果が出るかはわかりませんが、方向性としては、間違っていないと思います。要注目ですね。

おまけ:州都福山
 私は時々、「福山市と広島市がごっそり入れ替わったらすごかっただろうなぁ」と妄想します。つまり、福山市の人口が120万人で、県庁所在地だったら、という話です。
 場所的にも、交通アクセス的にも、文句なく「中国地方」「中四国地方」の中心。道州制の議論で、「中国州か」「中四国州か」なんてこと言わなくても、どう転んでも間違いなく州の中心都市になれる。
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(高速道路網などを見ても、中国地方、あるいは中四国地方の中心は福山だ、というのがはっきり分かります)

 現在、何かあれば「広島か岡山か」という主導権争いの話になりますが、福山の位置なら、「福山+倉敷+岡山で瀬戸内大都市圏だ」といえるようになる。福岡+北九州と互角に渡り合えるようになる。
 空港だって、現在の「広島空港か岡山空港か」なんて議論は不要で、福山と岡山の間にでっかい空港造ればそれでOK。単純に、今の広島空港と岡山空港を合わせただけの利用がある空港になるでしょう。
 ほかにも、カープだって、岡山や四国からの観戦も容易になり、「中四国のカープ」となれたように思います。
 まあ、様々な歴史があって現在のような状況となっているのだから、あくまでも夢物語でしかないのですが、ついつい、夢を見てしまうのですよね…。

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(最後に、私の実家の周辺の風景。すごい田舎でしょ? これでも福山市内です。福山は、広島よりも平野が広く、こんな場所が山ほどあります。(だからこそ、行政も立地適正化に必死なのですが) 個人的なことを言うと、うちの父親が持っている土地がたくさんあり、父親が亡くなったら土地をどうしようか、悩んでいるところです…。所有している土地全てが市街化調整区域内にあるもので、売ることも簡単にできない。それにそもそも、こんな土地だれも必要としない…。もしもですが、福山が100万都市であり、州都間違いなしの都市ならば、これらの土地は間違いなく住宅用地として売却できていた。状況によってはアパート建ててもやって行けてたかもしれない。う〜ん。今からでも遅くない。福山、州都にならんかな…。そうすれば、わが家が抱える問題も解決するんだけどな…。(これを我田引水と言う。。。真面目な話、道州制議論なんて、いざやろうとなったら、どこの地方でもこんな話ばかりになり、無茶苦茶になると思います…))









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2019/10/20 | 投稿者: らっち

 少し前に、新循環バスのニュースがありましたね。
 昨年5月の「駅まちループ」(黄色)に続いて、次の赤色のルートや、広島駅〜広島港直通ルート(青色)を計画しているとのことです。(中国新聞関連記事
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 このニュースを見て笑ったのが、青色ルートの目的。「陸と海の玄関口の往来をスムーズにする」のだそうです。まるで現状では、往来がスムーズではないみたいですね。
 誰もがご存じだとは思いますが、広島駅と広島港を結ぶ公共交通機関、既にありますね。言うまでもなく、広島電鉄5番線です。
 現在、広島電鉄5番線は、広島駅〜広島港までを30分以上かけて、の〜んびり運航しています。それではスムーズに結べていないのでしょうか? 不満があるのでしょうか??
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(広島電鉄5番線(いわゆる「比治山線))

 …はい。私は大いに不満ですね。広島駅〜広島港まで約6km。たったそれだけの距離を走るのに、なぜ30分以上かかるのか。時速でいうと12q/hで走っていることになります。ちなみに、アストラムラインは同じ距離を半分以下の14分で走ります。軌道系交通なら、それくらいが普通でしょう。
 今後、この青色ルートのバスが出来た場合、どれくらいの所要時間がかかるようになるのか。記事にある通り、宇品東地区(中広宇品線)を通る、と言うことなので、ちょっと大回りになり、それだけ所要時間がかかることになるとは思いますが、それでも、路面電車に大きく負けることはないでしょう。て言うか、おそらくバスの勝ちで、所要時間は30分を切るでしょう。そうなったら、私は文句なくバスを選びます。ノロノロ走る路面電車は選択肢から消えますね。
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(都市計画道路:中広宇品線。ここにバスを走らせると、大回りしてでも、速達性の面で、路面電車に勝ちそうな気がします)

 「路面電車かバスか」という話で思い出しましたが、昨年5月に「駅まちループ」が出来て以降、私は本当に路面電車に乗らなくなりました。私の場合、広島駅→県庁に移動することが多いのですが、一度バスのスピードに慣れると、もう路面電車には戻れない。そりゃそうでしょう。バスなら7分で紙屋町につくのに、路面電車ならその2倍の時間がかかるのです。それでいて、運賃は今年10月からバスのほうが安くなった。この状況で、なぜ路面電車に乗ろうと思うのか、誰だってバスを選ぶと思いますね。

 こう考えると、つくづく、「路面電車使えねぇな…」って思います。個人的には、本当、今後路面電車を使うことはぐっと減るだろう、と思っています。そう考えていくと、タイトルの話になりますが、「広島に路面電車はいらないのか」という話になってきますね。

 そもそも、「路面電車とルートがもろ被りの「駅まちループ」なんてものをわざわざ作った。」「今後も、路面電車とルートが似ているバス路線を作ろうとしている」という現状を見ても、「路面電車はもう不要でしょ」と言われても仕方ない面があるように思います。

 そんな中、あえて「路面電車の良いところ」を探してみましょうか。私が思いつくのは次の2点です。

・路線の分かりやすさ
 現地のレールを見てはっきりルートがわかる。地図を見ても路面電車のルートは書いてあるがバスルートは書いていない。これは路面電車の圧勝ですね。旅行者などの視点に立つと、ここが大事なのは確かです。

(Google map を貼り付けてみても、路面電車はきちんと路線が表示されます)

・電車内の広さ
 キャリーバッグを持っているときなどは、バスよりも電車のほうがいいですね。あと、バスも工夫されているとはいえ、車いすやベビーカーでの使用は、バスよりも電車の方が便利です。

 こう考えると、路面電車も簡単には切り捨てることは出来ない。特に、インバウンドに力を入れていくというなら、路面電車も今後活用していかないといけないのかな、と思います。

 それならば、やはり路面電車のLRT化。ここは必須だと思いますね。広島の場合、結局の問題は「速達性」です。特に、交差点などで無駄に停車時間が長い現状。ここを何とかしないといけません。優先信号だとか、一部地下化、高架化という話になると思いますが、今日の話でいうと、広島駅〜広島港。たかが6kmは、せめて20分程度で結びましょう。また、広島駅〜紙屋町。ここもせめて10分以内で結びましょう。路面電車が一番苦手とするのは右左折を伴う交差点です。例えば、今度駅前大橋ルートが出来、次の赤いルートが出来ますが、その際は、青丸をつけた交差点。こんなところは、地下での交差にしてしまいましょう。
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 今後、「路面電車は市民の足だ。広島の街に必要不可欠なものだ」などと言いたいのなら、こういう、「出来るところ」から改善していきましょう。広島駅に高架で乗り入れるようになる? はいはい。良かった良かった。でも、そこで満足してはダメ。地下鉄建設が絶望的な状況になった広島の街。せめて、100点満点のLRT化を目指すべきだ、と思います。
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(広島駅高架乗り入れのイメージ図。でもね…。正直言うと、「これもどこまで理想通りできるのかね?」と疑問が残ります。現状の広島駅前の電停を見ればわかりますが、広島駅電停は、「ターミナル駅」として、常時たくさんの電車が停まっています。ある程度「電車を溜める」という機能が必要なはずだと思うのですが、さて、その機能がこの程度の電停で可能なのか…。正直、かなり大変なことではないかと思います。しっかり考えて、対応してもらいたいと思いますね)





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2019/10/13 | 投稿者: らっち

 今年もやってきました、「たてものがたりフェスタ」。もう、すっかり「広島の秋の建築イベント」として定着したと思うのですが、いかがでしょうか?(公式HP)(アーキウォーク広島関連ページ
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(2016年。長束修道院)

 正直、今年は私はほとんど関われていないのですが、今年も良いイベントになりそうです。
 では、このブログ的、「お勧めイベント」をいくつかご紹介しましょう。

 〜私ならこう歩く。「街好き」が送る、ひろしまたてものがたりツアー〜


@原爆ドームと平和記念公園
日時:11月9日(土)10:00〜12:00
料金:無料
集合場所:原爆ドーム北側緑地帯
申込:不要

 広島のまちづくりにおける根幹と言って良い、いわゆる「広島ピースセンター」を解説付きで歩くほか、原爆ドームを「建築」として見学します。(建物内部には入りません)
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(2015年イベント時)

A本通り界隈の建築めぐり
日時:11月9日(土)13:30〜14:30
料金:無料
集合場所:旧日本銀行広島支店前
申込:こちら

 「街好き」ならこれは外せないでしょう。旧日銀や袋町小学校平和資料館を眺めながら、街道筋や運河跡を解説付きで巡ります。(建物内部には入りません)
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(これも2015年イベント時。@とセットでど〜ぞ♪)

B旧陸軍被服支廠倉庫
(ガイドツアー)
日時:11月9日(土)15:30〜,11月10日(日)10:30〜
料金:無料
集合場所:敷地入口
申込:当日先着

(敷地内自由見学)
日時:11月 9日(土)14:00〜16:30
   11月10日(日) 9:30〜11:30
料金:無料
申込:不要

 「レンガとコンクリートの併用」とか、建築面からみても色々と興味深いですが、「街好き」から見た場合、ここの魅力は「軍都・広島の歴史を感じる」ことではないでしょうか。
 巨大なレンガ建築が4棟並んでいる時点で圧巻ものですが、なぜ、ここにこんな建物が出来たのか。当時、広島の町はどんな風景だったのか。そんな想いを馳せながら見学することをお勧めします。そしてもちろん、被爆建物として想いを馳せるという見方もあります。色々な見方が出来ると思います。(建物内部には入れません)
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(いつだったか、見学会を行った時のもの)

C世界平和記念聖堂
(ガイドツアー)
日時:11月10日(日)13:30〜14:30
料金:無料
集合場所:建物1階入口
申込:(すいません。既に定員に達しました)

(キッズツアー)
日時:11月10日(日)13:30〜14:30
料金:無料
集合場所:建物1階入口
申込:こちら

 言わずと知れた、名建築、大聖堂です。通常のガイドツアーのほうは既に定員に達した様子ですが、今年の新たな取り組みとして、「キッズツアー」があります。保護者付き添いでぜひご参加ください。「マインクラフト」とかが好きな子どもさんは喜ぶ…かな??
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(これは「たてものがたりフェスタ」の前身で、アーキウォークが独自で「open! architecture」と称してやっていた時の写真。2012年)

Dおりづるタワー
日時:11月10日(日)15:30〜17:00
料金:無料(入館料1,700円が別途必要)
集合場所:建物1階西側入口
申込:こちら

 ラストはこれ。入館料が高めで、なかなか行く機会がない人も多いと思いますが、こういう機会を利用して、一度は行ってみましょう。これら写真の通りです。素敵な時間を過ごしましょう。
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(昨年のイベントより。今年こんな風に装飾されているかどうかは知りませんが…)

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(この風景を見れるだけでも、参加する価値あり、と思います)

 以上、「街好き」の視点から、お勧めルートを選んでみました。これらに限らず、ちょっと興味ある建物を、この機会にぜひご覧ください。街や建物を見る目が変わると思います。楽しいですよ♪

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2019/10/6 | 投稿者: らっち

 カープにとっての2019年シーズンが終わりましたね。
 4連覇が達成できず、4位に終わったわけですが、個人的には、その結果については何とも思いません。いつかは優勝できないシーズンが来るのです。プロ野球全体を考えても、いつまでもカープばかりが優勝していたのでは盛り上がらない。いつかは優勝できないシーズンが来なければならない。それがたまたま今年ということだったに過ぎない。そう思っているので、全然悔しくなかったりします。(ただ、3連覇したどこかで、日本一になって欲しかったという悔いは残りましたが)
 私の関心はそこではなく、「来年以降、カープバブルがどうなるのかな」という点です。
 強い時期はどうやっても盛り上がるもの。みんな騒いでくれるし、マスコミやスポンサー企業も協力的になる。(まあ、広島の熱狂ぶりはちょっと異常ですが(笑)) 
 問題は、勝てなくなってから。チームのことを考えると、本当にファンや企業のサポートが必要なのは、チームが弱い時。弱い時こそ、ファンの応援が必要だし、マスコミや民間企業の支援が必要。「これまでのような熱狂が今後も必要だ」とまでは言いませんが、理想を言うと、「年間観客動員180万人以上。地元試合の8割程度は地上波中継確保。グッズ売り上げは現状の80%程度」ぐらいは確保したいものだ、と思います。なので、私、来年に入ると久しぶりにカープグッズを買おうかな、と思っています。カープ球団の会計は1月〜12月を年度としているとのことなので、皆さんも、グッズ買うなら1月以降にしましょう。確実に売り上げが下がるだろう来年に、少しでも売り上げUPに貢献しましょう。
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(今からは信じられない光景ですが、15年くらい前は、公式戦でこんな感じだったのですよ。強い時は誰でも応援できる。大事なのは、弱い時もそれを続けることが出来るか、です)

 先程、「プロ野球全体を考えても、いつまでもカープばかりが優勝していたのでは盛り上がらない。」「強い時期はどうやっても盛り上がる」と書きましたが、これはちょっと例外がある様子ですね。カープ以外が優勝したら盛り上がるのではないか、他のチームも強くなれば盛り上がるのではないか、と思っていましたが、必ずしもそうでもないこともあるようです。
 今年、球界の盟主:巨人が優勝しましたが、全くと言ってよいほど盛り上がりませんでした。「さすがに、渋谷のスクランブル交差点などは、サッカーW杯の時のような状況になるのでは?」と思っていましたが、報道を見る限りそういうものもなし。「土曜日優勝」「消費税増税直前の駆け込み需要期」とか、好条件がたくさんあったにも関わらず、全く盛り上がらない東京。。。
 地元愛の薄い東京気質、東京の球団とは言いがたい巨人軍の性質、プロ野球自体の人気の低迷、などなど、色々な要因が考えられますが、とりあえず、プロ野球全体と、巨人軍は、その在り方を根本的に見直す必要がありますね。このままだと、プロ野球はJリーグに抜かれ、巨人の人気も12球団の中でも下位のほうになる、という事態が現実味を帯びてくるのではないか、と思います。

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(カープの優勝パレードの様子。広島は特殊だとしても、札幌などでも優勝したら盛り上がり、パレードで多くのファンが集まっていました。巨人はなぜ盛り上がらないのですかね…。パレードでもしたら少しは人が集まるでしょうか…)

 そう言っていると、「プロ野球はもうオワコンだ。これからはJリーグだ。広島もカープ重視からサンフレ重視に転換だ」とか言ってくる人がいますが、「何をか言わんや」と思いますね。
 そうやって、何でもかんでも「横並び」で、いちいち日本全体を均一化しようとするから、日本の地方都市に個性がなくなる。スポーツでいうなら、「あの都市はJクラブで大成功した。だからうちもJクラブを」などという「物まね」の発想ではなく、「あの都市はJクラブで大成功した、うちの町の特性を考えるとうちはバスケかね?」とか、そういうオリジナリティがないと、どこの町に行っても同じような施策ばかりの「金太郎あめ」状態になってしまう。だから、どこの町に行っても、「うちはJクラブを設立し、みんなで応援しようという機運を作っています。でも、人口減は止まりません」などという事態になり、みんな仲良く地方消滅、なんてことになってしまうのです。
 まあ、「スポーツで地域活性化」なんて、そうそう簡単なことではない。地域活性化しないのをJクラブのせいにするのは酷だし、スポーツで地域活性化出来ているのは特殊な事例だと思います。
 ただ、広島でいうなら、その「特殊な事例」を持っている。言うまでもなく、広島カープのことですが、そういう特殊な成功事例を持っているなら、それを大事に扱うのは当たり前のこと。日本全体で野球離れが進んでいる? プロ野球がJリーグに抜かれそう? それがどうした。日本全体の傾向なんて関係ない。広島は広島だ。むしろ、他の都市が野球から離れていくことにより、「広島=野球」のイメージがより強くなり、広島の強い個性になる。広島はこれからも、みんなでカープを応援していけばよいと思います。それが広島の個性です。
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(一つのチームが優勝しただけでこれだけ盛り上がるって、どれだけ凄いんだか…。街の個性、という面で考えたら、広島=野球、釜石=ラグビー、秋田・能代=バスケ、というのは、もう外せないところかなと思います。その中でも、経済効果が抜群に大きいプロ野球。これを大事にしないなんて、外部から見たら「アホか」と言われてしまうところです)

 釜石=ラグビーで思い出しましたが、今、ラグビーワールドカップが開催中ですね。
 かなりの盛り上がりを見せている様子ですが、地域活性化という面で考えるなら、正直、疑問符がつきます。(釜石のような「町の個性」になっているものは別として)
 ラグビーに限らず、こういう「大会誘致もの」は何でもそうですが、大会開催中は盛り上がり、人がたくさん来る。それは当たり前です。ビールが売れる? はいはい。良かった良かった。 でもね、大事なのはその後の展開。大会を開催したことにより、それをどう地域活性化、地方創生につなげるかがなければ、一過性のイベントで終わりです。
 もちろん、一過性のイベントが悪だとは言いません。ただ、一過性のイベントにすぎないなら、そう本気になって取り組むものではない。一過性のイベントなら、わざわざスタジアムを整備したり、改修したりしてまで誘致するべきものではない。今回のワールドカップ、広島市が手を挙げず、逆に、既存のインフラで対応できるバレーのワールドカップ開催にシレっとこぎつけているのは、なかなかのグッドジョブだと思います。









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