タリス・スコラーズ来日公演@関西 2015

2015/6/15 | 投稿者: らっち

 先日、私の大好きなアンサンブルグループ「タリス・スコラーズ」の来日公演を聴きに、大阪方面に行って来ました。
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 2年ぶりとなる来日公演ですが、前回と比較して、ソプラノに一部メンバー変更があった様子ですね。2年ぶりなので、前回との比較は出来ません(覚えてない…)が、今回、特にそのソプラノが美しかったのが印象に残りました。一名、非常に透明感があって、なおかつ豊かに、綺麗に響かせる人がいらっしゃいますね。感動ものの美しさでした。
 さて、このグループの定番と言えば、やはりアレグリのmiserere(wikipediaより)。今回も素晴らしい音色を聴かせてくれました。前回もでしたが、この曲になると、会場の雰囲気が本当に変わる。ピンとした緊張感。すべてを引き込んでいく演奏。演奏が終わった瞬間、誰しもが大きく深呼吸をするような感じ。本当に引き込まれます。私など、この曲が聴きたいがためだけに、わざわざ広島から足を運んでいるようなものなのです。

(生演奏では、これよりもはるかに感動する演奏を体験することが出来ます)

 やはり、本当に美しい音楽っていうのは、人を惹きつけます。これは断言して良いですが、もしこの演奏を、日本国民全員に、生で聴くことを義務付けるとすれば、間違いなく、合唱ファンは現在の倍以上に増えます。これは本当に断言して良い。それだけのパワーがある曲です。

 ちょっと話はずれますが、以前、私はエリザベトマドリガルシンガーズの演奏会に賛助出演し、VictoriaのRequiemを演奏したことがあります(こちら)。
 この時、友人の女性が聴きに来てくれたのですが、その時の感想が素晴らしかった。この女性は、クラシックには基本興味がなく、「コンクールとコンサートって別物?」みたいなとぼけたことを言ってきた(笑)人なのですが、そんな人が、演奏会後、こんなメールを送ってきました。
「演奏会を途中まで聴いた後、ちょっと油断していて、この曲がいきなり出てきてやられました。頭をガーンと叩かれた感じでした。演奏会後、フタバ図書とかでこの曲のCDを探しているんですけどないんです。持っていたら貸してくれませんか?」

 …私としては、「してやったり♪」でしたね。マドリガルシンガーズの演奏は、そりゃ、悪い演奏ではないですが、タリススコラーズなどと比較すると、足元にも及ばない演奏。その演奏でも、元の曲が良ければ、その素晴らしさは伝わる人には伝わる。「本物の良さ」っていうものは、分かる人には分かるっていうことです。その女性には、後日、タリススコラーズが歌うVictoriaのRequiemのCDを貸しました。

(VictoriaのRequiem)

 と言う具合に、素晴らしい音楽はただそれだけで素晴らしいし、演奏する団体が高いレベルを持っているならば、その音楽はより一層素晴らしいものとなりますね。今回のタリスの演奏会も、本当に充実した演奏会でした。

 今度はまた、2年後ですかね…。期待して待ちたいと思います。
 ただ、欲を言うならですね…。タリススコラーズも確かにすばらしいのですが、一度、The Sixteenの演奏を生で聴いてみたい。The Sixteen、来日しないかな…。




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2015/7/11  11:41
 

<来日十五回記念特別プログラム>
2015年6月14日(日)14:00/兵庫県立芸術文化センター

ザ・タリス・スコラーズ The Tallis Scholars
指揮/ピーター・フィリップス
ソプラノ/エイミー・ハワース/エマ・ウォルシェ
/エミリー・アトキンソン/アマンダ・ワトソン
ア... 




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