「苦いよ。」と注釈付きでもらったお茶。パッケージには「苦丁茶針形」とありました。

コヨリのように撚ってあり、針のようです。
「色が出てきたらすぐ葉っぱを取り出して」と言われ、その通りに。苦くなりすぎたら大変です。

しかし、飲んでみたら苦っ! 予め聞いていなかったら怒るレベルです。
よく出て何度も飲めると聞き、これが3回目。(照明の関係でブツの色が違って見えます。)

やっと葉っぱがほぐれてきた。たまらなく苦い。
開いてみたら、こんな葉でした。

もっともっと出そうでしたが、我慢して飲むこともないと思い、ここまでに。
先日「鹿はなぜ線路に出るのか」という話を聞き、その答えが「体内の鉄分が不足すると、補給のためにレールを舐めにくる」だったので驚きました。レールなんておいしくなさそうですが、野生の動物には必要なものがストレートにわかるのだなと感心。そして、漠然とですが「人間にも大昔はそのような感覚が備わっていて、口に苦い良薬を知ることができたのかもしれない」と考えました。
このたび強烈に苦いお茶を飲み、遠からずかも、と思った次第。だって、苦痛ばかりでまったく美味しくないのだもの。調べてみたところ、頭痛、眼精疲労、解毒、風邪、鼻炎、下痢止め、血中脂質を減らす、血圧を下げるなど、山ほどの効能。なるほどねーえ。よほど用がないと飲みたくないお茶ですが、納得がいきました。

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