後期の授業では、「企業結合法」ってのも取りました。
ところで、言うまでもないコトっすけど、商法は改正されちゃいました。
来年6月くらいに新商法らしきものが施行されることになります。
これについて簡単に言うと、商法の中で「会社法」と呼ばれていた分野がありまして。
そのへんの条文が長い年月をかけて散々改正されまくった挙句、ワケわからん状態になったので、そこだけ独立して「会社法」として成立するってぇ寸法です。
配置やら内容についても、ケッコー変わっているようです。
すなわち、今まで認識していた
「266条あたりが取締役の責任で〜」
みたいな、ササヤカな受験生の認識を根底から無効とする大胆かつ迷惑極まりない改正です。
あー迷惑。 うー迷惑。
受験生は泣いた!
新司受験生に限らず、ロー受験生も泣いてるよーだし。
(どっちで受けるのか混乱するしね)
皆泣いた!
既にロー内阿鼻叫喚の地獄絵図って感じ!
(大げさか? そうか? そうなのか?)
新会社法のコトを思うと、誰しも冷静さを失う驚愕の新事実!
(いや、もういいから…)
ともかく、そんな地獄絵図をサスガにマズイなーと思って下さった、法政ローの商法系先生方は、考えて下さいました。
「ひたすら新会社法べったり授業!」
それがコレ、
「企業結合法」です。
企業結合法っつーんですから、合併アタリをやるのが本来の姿です。
まあ、その辺の改正もイロイロイロイロなので。
その基本姿勢を崩さずに、その辺を絡めて新会社法をやって下さるみたいです。
いやあ、ありがたいわ。
先生、ありがとー!
基本的に講義形式っすけど、これがなかなか油断が出来なくて。
なんつっても、S田先生が最初に言ってるっすもんね。
「私の言うことは今回に限っては、かなりの確率で間違えていますので」
漫然と聞くと危険と言うコトらしいです。

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