えっと、いつも人を唸らせるよーな記事を書いておられる、巡回先のpocket6様のブログ
「新司法試験・独学の独白」で、
「なるほどー、あるある〜」
な記事を見つけたので、ちょっと関連して書きます。
「授業中、先生から質問を受けたとき、全然答えが分からなかったら、どうしますか?」
どうしますかね。
1 とりあえず足掻いてみる
2 「分かりません」「知りません」
3 沈黙する
この辺、該ブログでは、法学の世界と社会人の常識との間にギャップがあるっつーお話が展開されております。
コメント部分の、「知らない」と「分からない」の違いについても必見です。
ところで、私自身は高校生くらいまでは、
分からないものは、速攻・瞬殺で、
「分かりません」
と答えてましたです。
あまりにも素早かったので、先生からは
「少しは考えるフリくらいしろ」
とか不条理なコトを仰られた記憶があります。
私も、その頃は今より若かったので、色々青かったです。
「記憶にあるかないかくらい、すぐに分かります。
無いものは無いとしか答えようがないので。
そこで時間を稼ぐのは、非能率的だと思いますから」
とか言い放って、胸を張って、誇りを持って、
「分かりません」 と答えてました。
(ある意味タチが悪い)
でも、最近は法学の世界に毒されてきてるよーです。
分からない問題、知らない問題でも、とりあえず
「間違いを言わない程度に、ハッタる」
とゆー姿勢になってきてるよーな気がします。
分からない問題に対しては、言葉を少なくしまして。
何とか先生の言葉を引き出して、それをヒントにして解答を搾り出そうとします。
(最悪です)
例えば、「○○事件の判例を知ってますか?」っつー問なら。
最初は「知らない判例だな」と思ったとしても、よくよく聞くと知ってる判例だっつーコトもあるっすしね。
ですから、精一杯の勇気を奮い起こして
「はい。大まかなところは」
とか答えておきます。
相手が答えを持ってるのが確実なら、問答の間にそれを引き出すことも可能だと思うワケですよ。
そんなこんなで、私自身は最近はまず「分かりません」とは答えないよーになってます。
ところで、1・2については両方に意味があると思うんですけど…。
3「沈黙する」
コレだけは納得いかないです。
先生に指されて、ただウツムいて沈黙する方もいらっしゃるよーですけど。
これはあまり美味しくないんじゃないかなと思います。
沈黙は、確かに自分の間違いをサラサないで済むのかも知れないですけど。
代わりに、先生が気まずくなってしまいます。
自分の「間違えたくない」っつー欲求を満たすために、他者を犠牲にするワケですから、ある意味、自己中心的な行為だと思うワケで。
しかも、しっかり「間違え」と認識され恥をかいてますから、目的と効果を照らし合わせるに、合理性に欠けるよーに思われます。
ってなワケで、沈黙だけは避けた方が賢明だと思う次第でございます。

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