よーし! はりきって苦手な時事ネタいってみます!
ロースクール生とは思えない切り口で切っても、オリジナリティの追求とか言えば許容範囲でしょう。
えっとですね、「たばこ規制枠組み条約」が27日、発効したっすね。
WHO主導で策定された公衆衛生に関する初の国際条約だそうで、広告の原則禁止や、包装の30%以上を警告表示にあてることなどが盛り込まれています。
まあ、いいことなんじゃないかな。
タバコ。国家や大企業が国民に対して売りつける毒。
依存性があることから高い収益が見込まれていたものの、国民の健康被害による財政圧迫により折角の収益がマイナスになっている。
そのため近年では他国の国民に売りつけることが先進国の主流となっている。
悪魔の辞典風に言うとこんな感じっすかね。
なんかアヘン戦争を思わせるなぁ。
ともかくも、タバコや嫌煙権に関しては大学の卒業論文に書いてるだけあって、結構関心があるです。
ちなみにこの条約の発効により、ノルウェー、英国など批准国は、3年から5年以内に国内の関連法整備などを迫られることになるはずなんすけど、ちょっとびっくり、日本も批准してるんですよね。
卒論に「日本はタバコ後進国」と書いたものですが、それなりに頑張ってるじゃないですかね。
だってだって、アメリカなんかは条約に調印してるけど批准してないんすよ。
それに比べればスゴいスゴい。
タバコについては色々言いたいこともあるんすけど、昔はタバコを吸う人が嫌いでした。
ズーズーしいし、迷惑だし、人間として弱いし、とか思って。
それに迷惑なだけじゃなくて、特に気管の弱い人にとっては、直接殴打される並に攻撃的だし。
でも最近はちょっと違うかな。
タバコって吸ってる人も被害者なんだな、って思ったから。
実際、あちこちで起こっているタバコ訴訟、最近原告の主流は「喫煙者」で「喫煙により被った健康被害」に関して国やJTあたりを訴える傾向にあるしね。
タバコの害について、ちゃんと認識すべき機会を与えられないまま、依存状態に陥れられたって訳だから。

「Smoking kills」
全然関係ないっすけど、左は以前ロンドンに行ったときにお店に並んでいたケース売りタバコです。
どれもいい具合にナイスな警句が並んでいたので、楽しくてデジカメで撮りまくってしまいました。
なーにしてるんでしょうね。私。
更に全然関係ないですけど、最近図書館に本を予約してきました。
新聞の書評で面白そうだったんで。
タイトルは
「悪魔のマーケティング」
タバコ販売についての本です。
早く順番が回ってこないかなー。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822243427/qid%3D1109579650/249-2846467-9585101

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