お約束。
民訴の補講です。
授業が終わった感想はいつも同じ。
「ああ、今日も難しかったなぁ」
ともかく本日は補助参加人の権限と判決効です。
補助参加人がお助けマンなのは前回ほらを吹いた通りですが、今日はお助け補助参加人が何を出来るか。
そして補助参加人が参加した結果どーゆー影響を受けるかがポイントです。
補助参加人は一応独立に訴訟行為が出来るんすけど、お助け倫理に反するよーな行為は出来ません。
本人の行為に抵触する行為をしたり、本人にマズイことをしようとすると石を投げつけられる…
訳ではなく。
出来ないです。効力がないです。
だから、本人のためを思って行う制限付き自白も出来ないっぽいです。
本人のために一所懸命頑張って行動しているのに、それが裏目に出て偽善者だの悪者だと扱われる…。
スーパーヒーローの悲しい宿命ですね。
うう、可哀想に…。
頑張るんだよ、補助参加人…
(いつも思うんすけど、どうして私は法律用語に無駄に感情移入するんだろう)。
んでもって、スーパーヒーローは補助参加をするとどーゆーことになるか…。
ヒーローですから、勿論お給料は出ないです。
まあ、敵に勝てば一応めでたしです。
でも負けた場合どうなるか…。
余計なお世話をやいて参加して、しかも負けてしまった場合…。
世間の目は冷たいです。
負けた責任を取らないといかんです。
だから本人と一緒に負けを分担することになるです。
可哀想ですけど、仕方ないです。
補助参加人は一応、参加の利益があって参加してるんだから。
しかも好きで参加してるんだから。
補助参加とは、まさにヒーローの哀愁を見るようなお話でした。

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