エクスターンシップも残すところあと1回になりました。
ぼちぼち今日の内にでもエクスターンシップの実習報告書を書こうと思ったんすけど、どうも筆が進まず、チョコレートだけが進んでいきます。
ところで私は結構、報告書とか業務日報とかレポートとか感想文とか書くのは好きです。
こーゆーふーに義務で文章を書くときは、いつも色々なことを考えます。
そして、ついつい読み手が望むよーに書こうと考えちゃいます。
と、言うより、これが文章の取っ掛かりになります。
読み手が特定されていればされている程、読み手が何を読みたがっているのか考えるネタがあるんで書きやすいです。
業務日報なら管理者や、少し行けば偉い人っすよね。
感想文なら先生とか。
原稿依頼なら依頼者。
一般に公開するものなら一般読者。
書くことが義務なら、その人達が一番読みたがっているものを考えます。
その人達の望む文体で、望む言い回しを使って、望む内容を書いておきます。
こーゆー「お気に召すまま」な事務処理って好きです。
主体性が無いと言われようが気にしないです。
どのみち物事には色々な方面からの見方があるんで、どれが正しいと自分には言えないっすから、望まれるままに提供したいです。
それにそもそも義務って「誰に対する義務」ですから、その誰を満足させないと義務を果たしたことにならないですし。
ところが、問題は読み手が一方向じゃない場合なんすよね。
今回の報告書はまさにそれなんすよ。
一応文章の名宛人は「法政大学大学院法務研究科科長殿」なんすけど、提出するのは担当指導弁護士なんです。
記載した報告書を先生に渡して、先生はそれに感想を記載して科長さんとやらに提出するって話です。
つまり、直接指導して下さった先生も見るって訳なんです。
これで客観的な報告書が書ける学生がいたら見てみたいものですわな。
絶対!先生に配慮した文章を書かなあかんやないですか!
エクスターンシップは楽しかったですし、先生は良くして下さったですから、全然文句はないです。勿論。
先生が見ないものだとしても全く見られて問題ある文章にはならないと思うです。
でもでも!
読み手が分散すると書きづらいったらないです。
とりあえずニ方向に敬意を表して書いていると、今度はニ方向の敬語がバカ丁寧になっちゃったり重複しちゃったりでなかなか美しい文体にならないです!
やっぱこの報告書提出方式、良くないっすよ…。

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