会社は10日から休みでしたが、私は10日の夜勤があり11日から夏休み。
実はこの休み、ある計画を以前から立てていて実行することに。
それは10年ぶりの海外旅行。
それも初めてのプライベート(過去3回は仕事)、そして初めてのアジア(過去3回は欧州・米国)への旅です。
一応同行者と福岡で合流して行くことになり、私は出発の日の朝名古屋に向かい、そこから福岡に飛んでそのまま乗り継ぎする計画でした。
ところが突然現れた台風4号。
見事に九州付近を通ってその後本州方面に進路を変える予報が出ていました。
本来12日朝に出ればいいところですが、台風が心配なので11日仕事から終わった後慌てて支度して出発することにしました。

で、夕方名古屋に到着。今回は156を出しました。
で、早速空港カウンターに直行。
12日の便のキャンセルと今日の便の空き具合とフライト状況を確認です。
もし空きがなければ急いで名古屋駅に向かい新幹線に乗らなくてはなりません。
すると幸いなことに今日の便に空きがあり早速座席を押さえました。
福岡便は台風の影響はありますが問題なく飛んでいるとのこと。
名古屋に着いて1時間半程で、

飛行機に乗り込みます。
JALにに2機あるハッピーターンのコラボペイントのある機体に偶然当たりました。
で、景品のうちわをGET。
で福岡へのフライトですが、モロに台風の雲の上を飛びます。
雲の上では揺れることもなく、台風が生み出した芸術的な形状の雲に感動(写真撮り忘れました)しました。
が、岩国上空を過ぎ降下を始めると状況は一変。
激しく機体が上下左右に揺れます。それまで騒いでいた子供も黙りました。
そのまま福岡空港には横風に流されフラフラの状態で着陸。
生きた心地がしませんでした。
で、地下鉄で博多駅前に移動し今夜の宿に。
夕食は駅ビル内のレストランで海鮮定食を食べました。
これもすっかり写真撮るのを忘れました。
その後、博多に来たのだからラーメンということで携帯で検索してある店へ。
店の名前は出しませんが、何故か一人づつ仕切られたカウンターで食べる店。
なんと味はアンケートのような紙に記入して注文です。
いろいろこだわりが書かれてましたが、味はなんとも微妙。
ついたてで仕切られているがために、隣の女性のラーメンをすする音や反対の学生風の男の会話が気になり落ち着いて食べられませんでした。
お腹も一杯になり、また夜勤明けでろくに寝てなかったので宿に戻りすぐに寝ました。
明けて12日、ホテルをチェックアウトして空港へ。

この飛行機(エアバスA330-300)に乗ります。
そう塗装で分かる通りの大韓航空。仁川までのフライトです。
そう、目的地は韓国ソウル。
あまり目的はなく、食とショッピングの2泊3日です。
今回あまり天候が良くなく、ホテルで過ごす時間も多くその間窓の外の往来を眺めていました。で、気になるものを写真に収めてみました。
韓国の車達です。
まず目についたのはこの車。

キアのK7。
TBS系で放映されている韓国のドラマ「IRIS」を見ている方ならお気づきと思いますが、あのイ・ビョンホンがドラマ内で乗り回している黒いセダンがコレです。
旅行前からIRIS見ていて「このカッコいいセダンは何だろう」と気になっていました。

K7のリヤビュー。ちょっとアウディっぽいですがスタイリッシュで素敵です。
K7もいいのですが私が今回見て最も気に入ったのが、

K7の弟分に当たるキアK5です。

リヤビューもホントイカしてます。この車のようにタクシーでもよく使われてます。

テールランプはLEDで結構綺麗です。
国産車のブツブツに光るあのショボイのとは大違い。
後日雑誌を買ってみたらMTモデルも存在するので、是非乗ってみたいですね。
次がソウルで一番よく見る車です。

ヒュンダイ ソナタ。先代までは日本でも販売されてましたがこれはその新型です。
なかなかエグいデザインですね。

この車、黒が一番似合いそうです。

テールランプはこんな風に点灯します。
なんかアルファの新ジュリエッタに似た光り方ですね。
次は、

シボレー クルーズ。あれそんな車スズキに無かったっけ?と思いますが別物です。
これはGM DAEWOOのラセッティって車のOEMです。
これも結構カッコいいですよね。

これは先程のK5のさらに弟分、キアのフォルテです。
小型でも綺麗にまとまってますね。
でも気になるのがドアの青いスポンジ。多分プロテクターとして貼っているんでしょうけど折角のデザインが台なしです。これはヒュンダイのエクウスってクラウンクラスの車でも貼ってる車が多いのでちょっと韓国人のセンスを疑います。
あとお気づきかと思いますが、韓国では運転席・助手席でもスモーク貼りの車が多いです。なんか民度の低さを感じざるを得ません。
このように韓国のセダンはホント元気です。
SUVやミニバンも多いですが、小型のハッチバックやワゴンが少なくかつての日本のようにセダンが道に溢れてます。これには感動しました。
やはり車はこうでなくてはです。
そして窓から見ているとちょっと懐かしい気持ちになるものも多く走ってます。
まずは、

デーウのTico(チコ)。
見て分かる通り、懐かしいスズキのC系アルトです。一応エンジンは800cc。
ノックダウン生産されたモデルです。
実はこのチコのシャーシ、ある日本でも売られた韓国車に使われてます。
それは、

デーウ マティス。
実はアルトと兄弟だったんですね。
そしてデーウには、アルト以外にもスズキからノックダウンされて今でも生産されている車があります。
それは、

デーウ ラボ。かつてのキャリィ。ヘッドランプだけエブリィのものが使われてますね。
それと、

デーウ ダマス。こちらはエブリィですね。
この2台は、

こんな顔にフェイスリフトされて今でも生産されているのが驚きです。
ソウルのあちこちで活躍しているのが見られますね。
次に日本ではほとんど見かけなくなった、

初代パジェロ。ヒュンダイがノックダウン生産していたので結構多くみかけます。
またこの時代のヒュンダイは三菱車を多くノックダウン生産していたので、デボネアやRVR・シャリオ・デリカスペースギヤのヒュンダイ版を多く見ることができます。
そしてこの車。

どっかで見たことある車だなぁ、と思ったら日産セフィーロ。
それもそのはず、これはルノーサムソンのSM5ってモデル。セフィーロとは兄弟ですね。
このSM5はその後、

ティアナの兄弟車になり、
最新型は、

こんな形でルノーブランドで全世界で売られているようです。
写真で見て分かる通り、ルーフのブラックアウトが流行してます。
そして韓国セダンの5割近く、そして輸入車セダンの9割がサンルーフ付き。
やはり喫煙者の最後の安住の地は車内なんでしょうか?
というわけで本屋に行って雑誌を購入するまでして韓国車の魅力にどっぷりと浸かってしまった3日間でした。
なので、

美味しい石焼ビビンバや焼肉、

参鶏湯や冷麺と結構韓国料理を堪能したのに写真をあまり撮りませんでした。
次回行く時には少し観光したいなぁ、と思いつつ

広くて綺麗な仁川空港を後にするのでした。

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