今年の春頃から我がワークス号に気になる現象が。
それは、エンジンから聞こえる“ぺタペタ・・・”という音。
前のワークスはHLA(油圧ラッシュアジャスター)だったのでこういうことは無かったのですが、我がワークス号のK6Aエンジンはシム調整の直打カム。
そろそろバルブクリアランス調整しなくちゃなぁ〜と思いつつ早半年。
先日も某GSにて店員から、
「エンジンから変な音出てますけどエンジンオイルの量はチェックされてますか?」
なんて言われる始末。
ということで重い腰を上げて直すことに。
以前ハブ交換をお願いした近くのアリーナ店に依頼することにしました。
1日で調整可能とのことで朝ワークスを預けにアリーナ店へ。
代車を借りてその足で、
cafeGTへ(爆)
代車でお立ち台に上がってしまいました。
写真の通り代車はワゴンR。
それも限定車
ワゴンRリミテッド。
スマートキー、プッシュスタート、オートエアコン、MP3対応オーディオと装備テンコ盛り!
で、これまた試乗車で受け取った時に530Kmしか走っていないほぼ新車。
さぞ快適に軽井沢へ、と思いきや・・・
やはりトールワゴンそしてAT(CVT)は乗りづらい・・・。
以前にもMC前の4ATモデルのワゴンRを借りていい印象を持たなかったですが、その4ATモデルの悪い点はかなりこの2速CVTモデルは解消してます。
でもやはり重い(850Kg)
あまりに動きがもっさりしていて、リヤが安定しているのでcafeGTで降りて覗き込んでリヤデフが無いことを知るまで4WDかと思ってました(爆)
この2速CVT、以前借りたアルト同様制御が秀逸です。
普通に走って瞬間燃費を表示させると当り前に25Km/Lくらいを示し、急ではない登坂路を制限速度プラスαで登るのに普通に10Km/L以上の表示。
今日は暑くてエアコンを多用したのですが、あまりエアコンONでのドライバビリティの低下を感じさせません。
ただ元々キビキビ走らすセッティングではないのでイライラさせられる場面が多いです。
結果、朝借り出し時に13.3Km/Lだった平均燃費は軽井沢往復150Km程走って、

返却時にはこんな数字に。
エアコンの使用が無ければもっと伸びたかもしれません。
フィットやプリウスと販売台数日本一を争っているこのクルマ。
疑問に感じることも多く、何故売れるのか私には理解出来ません。
まずはロードノイズ。かなり煩いのでさぞ酷いタイヤを、と見たら履いてたタイヤはファルケン シンセラ。前のワークスで好んで履いていたタイヤと同じ銘柄で、静かな印象があるタイヤだったのですが、このクルマとは相性悪そうです。
以前借りた4ATモデルに比べてピッチングが減り安定した乗り味になっていましたが、横方向の安定性が不足気味で、ロールが強いことが気になりました。
ただともかくこの手のクルマ、というより最近の車で気になることが、

太いAピラーが遮る視界。三角窓なんて何の役にも立ってません。
そして、

前後に長いダッシュボード。
手前の路面が見えないので速度感覚がつかみづらい。
これはいずれもAピラーを寝かせるデザインの弊害。
スズキには、

こんなAピラーを立てたいいデザインのクルマもあるんですけどねぇ。
話を飛躍させれば、

このクルマもAピラーが立っていて視界良さそうで期待してます。
と、話を戻してこのワゴンRを夕方返却しに行くとワークス号も治っておりました。
話を聞くと各バルブクリアランスが基準値以上で3番が特に広くなっていたとのこと。
バルブクリアランスを適正化したおかげですっかりペタペタ音は消えてかなり快適なクルマになりました。
もうすぐ10万キロになる我がワークス号、頑張って20万キロ目指したいです。

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