じゅうのblog

　　　　　"STRANGERS ON A TRAIN"


　私が初めて観た「ヒッチコック」の映画は
　　　　　『見知らぬ乗客』でした。

懐かしくて、ついついイギリス版（アメリカ版とはラスト・シーンの処理が異なる）を同時収録した特別版DVDを買っちゃったんで、先日、久しぶりに鑑賞。


ちなみに、本作品は『太陽がいっぱい』と同じく「パトリシア・ハイスミス」の原作です。

「ガイ」と「ブルーノ」が出会うきっかけとなった列車で足が触れ合うシーンや、瓶底メガネに写る「ブルーノ」の殺すシーン、観客全員が首を左右に振って見入るテニスの試合でただ一人「ブルーノ」の首だけが動かず「ガイ」を見つめているシーン等、映像演出が素晴らしく、いかにも「ヒッチコック」作品って感じです。

ライター、メガネ、ネクタイピン等の小物も、効果的に使われていて印象に残りますね。

交換殺人という、非現実的で不自然な設定も、観ていると不自然に感じないのは「ヒッチコック」マジックか。
久しぶりに他の「ヒッチコック」作品も観たくなっちゃいましたね。

-----story-------------
列車の中で、テニス選手の「ガイ」は見知らぬ男に声をかけられる。
その男「ブルーノ」は、「ガイ」が悪妻「ミリアム」と別れたがって果たせないでいるのを知っていた。

そして、一方的に、口うるさい自分の父との交換殺人を持ちかけ、勝手に計画を実行に移してしまう。
「ガイ」は国会議員「モートン」の娘「アン」と一緒になりたいと思っていた。
確かに動機は存在するのだ。そして「ブルーノ」は列車内でくすねた彼のライターを"物証"として握っている。
アリバイも怪しげで、「ブルーノ」の脅迫にビクついていた「ガイ」はいよいよ警察に不信の目でみられるが……。
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「ヒッチコック」て、自身の作中に登場することで有名ですが、、、
本作品には、わかりやすいシーンで登場していましたね。
まっ、体型が特徴的なのも見つけやすい要素のひとつですけどね。

ちなみに、、、
「ガイ」の恋人「アン」の妹「バーバラ」役を演じているのは、「ヒッチコック」の愛娘の「パトリシア・ヒッチコック」です。


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監督： アルフレッド・ヒッチコック
原作： パトリシア・ハイスミス
脚本： レイモンド・チャンドラー
　　　　チェンツイ・オルモンド
撮影： ロバート・バークス
音楽： ディミトリ・ティオムキン
 
出演：
　ファーリー・グレンジャー
　ロバート・ウォーカー
　ルース・ローマン
　レオ・Ｇ・キャロル
　パトリシア・ヒッチコック
　ローラ・エリオット
　マリオン・ローン
　ジョナサン・ヘイル

　嫁さんの勧めで『自虐の詩』を読みました。


久しぶりに漫画を読みましたね。

最初はときどき笑えていたのですが、、、
基本的に「幸江」の不幸をギャグにしているので…　なんだか途中から"笑うこと"に罪悪感を感じ始め、素直に笑えなくなりました。

悪趣味なギャグ漫画なのかと思いつつ、惰性で読み続けていたのですが、、、
次第に「幸江」の生い立ちに関するネタが多くなるに従い、しんみりする回想シーンが多くなり…　だんだんとのめり込んで行き、そして感動の最終話で締めくくり。

愛されることを渇望し、愛されることを求め続けた「幸江」が、小さな幸せをつかみ取るまでのヒューマンドラマでしたね。
前半の悪趣味とも思えた展開は、感動のラストへ持って行くための前降りだったのか…　。

ちょっとだけウルっとなってしまいました。　(ＴｗＴ。)





それにしても、、、
気に入らないことがあると、すぐにちゃぶ台をひっくり返す夫「イサオ」と父親「家康」。
あれって、一度、やってみたい気がしますね。


スッキリするのかなぁ…　でも、やったあと後悔しそうなので、やめておこう。

土曜日が参観日だったので、息子は振替休日。
それに合わせて、私も有給休暇を取得しました。

息子の強い要望に応え、、、
　『IKEA』へお出かけ。

"Smaland"で遊べるのが楽しくて仕方ないようですね。


その間に、嫁さんとのんびり買い物を楽しみました。
ここは欲しい物がいっぱいですね。

なんやかんやと雑貨を中心に十数点を購入。

今回の目玉は息子用の『アームチェア』ですね。


さっそく、気持ち良さそうに座ってテレビを観てましたよ。

オレも欲しいなぁ。

リーグ戦の四戦目の予定でしたが、、、
　昨日まで降り続いた雨のせいでグランドコンディションが悪く、試合は延期となりました。

　ということで、家族で郊外のショッピングセンターへお出かけ。

嫁さんが、映画『自虐の詩』を観ている間、息子とショッピングセンターをぶらぶらしました。

楽器屋の前を通ると、、、
　息子は必ずと言っていいほどピアノを演奏します。


決して上手いとは言えませんが、演奏するのが好きらしく、今日も何曲か演奏していましたよ。

私は音楽は聴くだけで、演奏のほうは全然ダメですねぇ。
なんせ、小学校〜中学校で、イチバン苦手な授業は音楽でしたからね。

息子は音楽の授業が大好きらしいです。
嫁さんに似たのかな？

私は演奏ができないことに劣等感を感じてきたので、、、
このまま音楽好きが続いて、人並みに演奏もできるようになるとイイですね。

息子の通う小学校は、一昨日からの三日間「自由参観」となので、、、
　雨の中、小学校へ行ってきました。


3時間目の国語と4時間目の算数、それからお昼をはさんで5時間目の音楽を参観しました。


椅子をカタカタさせたり、後の友達としゃべったりと、少々落ち着きのないところが気に懸かりますが…　まぁ、以前よりはマシになったかな。

　大好きな音楽は、他の授業以上に張り切っている感じがしましたね。

見ていると、親としてはもどかしい点も多々ありますが、、、
明るく元気にしている姿を見て安心しました。

これからも、小学校の行事には、できる限り参加したいですね。

夕食がおでんだったので日本酒が飲みたくなり、買い置きしておいた『越後鶴亀』を呑みました。


米どころ新潟の「上原酒造」という酒造メーカのお酒です。
恵比須さん？のめでたそうなラベルデザインと美しいブルーの瓶が気に入って購入したのですが、とても呑みやすくて、いつの間にか空けてしまいました。（180mlの小瓶ですが…　）

味についてはうまく表現できませんが、、、
料理にとてもよく合う辛口でした。

また、呑みたいですね。

　　　　　"McCarthy / The Enraged Will Inherit the Earth "


1989年に発表されたイギリスのギターポップバンド「McCarthy」の2ndアルバムです。

所謂ネオアコに含まれるジャンルだと思うのですが、とても瑞々しい感じがあって大好きなバンドのひとつです…　が、本国でもイマイチ売れなかったようですね。

私は、歌詞が理解できないのですが、、、
どうやら、とても左翼的な歌詞らしく、それが売れなかった遠因になっている模様です。

音は非常に好みなバンドなんですけどね。

80年代のギターポップソングの雰囲気たっぷりの"Governing Takes Brains"、"Two Criminal Points Of View"、"Keep An Open Mind Or Else "が大好きです。

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1. Boy Meets Girl So What
2. Governing Takes Brains
3. An Address To The Better Off
4. Hands Off Or Die
5. What Our Boys Are Fighting For
6. Two Criminal Points Of View
7. The New Left Review #1
8. Keep An Open Mind Or Else
9. We Are All Born Creeps
10. I'm Not A Patriot But
11. The Home Secretary Briefs The Forces Of Law And Order
12. Throw Him Out He's Breaking My Heart