「エルネスト・チェ ゲバラ」の青年時代を自らが綴った自伝的作品
『モーターサイクル・ダイアリーズ』を読みました。
先日、
「沢木耕太郎」の映画エッセイ
『「愛」という言葉を口にできなかった二人のために』を読んで原作本を読みたくなった作品のひとつです。
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この旅が、青年
「エルネスト・チェ ゲバラ」の未来を変えた−−
二十三歳の医学生
「エルネスト」は、親友
「アルベルト」と共に中古のバイク
「ポデローサ二号」に乗って南米大陸縦断の旅に出る。
金も泊まるあてもなく、好奇心のままに1000キロを走破する無鉄砲な計画だった。
喘ぐバイクでアンデスを超え、船倉に隠れて密航し、いかだでアマゾン川を下る。
様々な出会いと別れ、そして初めて目にする過酷な現実。
この旅の記憶が、
「エルネスト」の運命を変えた―。
青年
「ゲバラ」が綴った真実の記録。
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南米における、歴史や文化、そしてその時代に生きる人々の生活や置かれた状況について知識が、あまりにも乏しく、、、
臨場感ある場面が頭に描けなかったので、今ひとつ作品に入り込めず、感情移入できなかったですね。
ドキュメンタリー作品は、特にその傾向が強いと思いますが、やはり一定の知識がないと愉しめないですねぇ。
それでも
「エルネスト・チェ ゲバラ」の魅力ある人物像を感じることができたし、この後
「エルネスト・チェ ゲバラ」が歩む将来を予感させる作品でしたね。
そして、医者の免許を持っていたり、ひどい喘息持ちだったりと、これまで知らなかった
「エルネスト・チェ ゲバラ」の素顔を知ることができた作品でした。
「エルネスト・チェ ゲバラ」への興味は深まりましたね。

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