「マックス・ランズバーグ」の著書
『駆け出しマネジャーアレックス モチベーションに挑む』を読みました。
ビジネス書は今年の2月に読んだ
「瀧本哲史」の著書
『武器としての決断思考』以来なので久しぶりですね。
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自信がない、やる気がない、燃え尽きた――お荷物扱いされた部下を甦らせ、チームの士気を上げるには?
やる気が出れば、能力も活き、結果につながる。
お馴染み
「アレックス」が大奮闘。
モチベーションの実践テクニックを紹介する。
「物語+ポイント」で読みやすい、わかりやすい!
マッキンゼーの元パートナーが書いた、
世界14カ国で大人気のシリーズ、第3弾!
●やる気があってはじめて能力も活きる
「好きこそものの上手なれ」とも言いますが、あらゆる人を動かしている、その原動力は、やはり意欲・やる気・元気です。
しかも、個人の意欲のあるなしは、チームに伝播するもので、だれかのモチベーションが下がると全体がつられてしまうことも。
それゆえ、モチベーションは、コーチングと並んで大切なスキルとなっています。
●現場の感覚がわかる決定版
しかし、モチベーションは説明が難しく、なかなか良書がありませんでした。
理論だけだと心理学っぽすぎて現場で使いづらそうだし、ポイントだけまとめてしまうと、ニュアンスがつかめない。
本書では、部下のやる気にどうやって火をつけるかを、主人公
「アレックス」の物語にのせて紹介。
どんなシーンで使えるかを、順を追ってひもといていきます。
6つのステップや性格の見分け方、
「誉める技術」など、すぐに使える技をポイントでまとめます。
フロイト、ユング、NPL理論など、リーダーシップに使える心理学の知恵も簡潔に押さえています。
●主なストーリー
出世競争に敗れた
「アレックス」、社内の
「お払い箱五人組」の上司となった。
新しい職場に
「アレックス」は愕然とする。
やる気なし、自信もなし、だから結果も出ない――最悪のスパイラルに陥っている。
そんな部下たちを陰に日向に勇気づけ、やる気を引き出し、徐々に自信を植えつけていく!
そして、時にヤケを起こしたり、フテ腐れたりしたくなる自分自身をも前向きに変える
「セルフ・モチベーション」の秘伝も学ぶ。
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仕事でもプライベートでもモチベーションを保って行動することが大切なことは理解していますが、実際はなかなか難しいですよねぇ、、、
特にチームで成果を出そうとするとモチベーションって大切… 仕事に活かせるヒントを得たくて本書を読みました。
以下の構成で、モチベーションの実践テクニックについて解説してありました。
■まえがき
■モチベーションとリーダーシップ
■モチベーション・サイクル
■ステップ@ ビジョンを描く
■ステップA 起爆剤を見つける
■ステップB 自信を育てる
■ステップC 飛び込む
■ステップD 結果を確認する
■ステップE フィードバックを活かす
■詰めの一手
■心理学入門講座
■性格を見極める
■成功恐怖症
■意欲をそぐ方法
■ドミノ現象
■世代間ギャップ
■NLP理論
■誉める技術
■ストレスと向き合う
■職場を離れてみる
■マスター・モチベーター
読んでいると、そうだよなぁ… って感じることばかりなんですが、これを実践で活かすのは難しいですよねぇ、、、
できることから実践して、取組みを見直して、また実践… を繰り返すしかないんでしょうね。
印象に残ったのはリーダーになる人間に必要な三つの資質、、、
「第一は、知性とアーティストのような才気溢れる表現力。
つまりだれもが目指したくなるような未来像を描く力。」
「第二は、その未来像へ向かってチームを突き進ませる情熱。」
「第三は、チームのやる気を維持し、軌道から外れないようにする意欲や問題解決能力。」
そしてリーダーシップとは、
「未来の地図を描く × エンジンに点火する × ギアをトップに入れる」
という言葉… ホントですよね。
仕事をするうえで、少しずつでも取り入れて行きたいです。

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