朝晩は冷えるようになってきて、葉が徐々に色付いてきているのに、、、
昼間は汗ばむくらいの暖かさ… イベントには絶好の天候でしたが、ちょっと不思議な感じでしたね。
午前中と夕方に買い物を兼ねた散歩、、、
途中、読書をしながらひと休み… 気分転換できるひとときですね。
休日は時間が経つのが早いですねぇ… 夜はレンタルしていたDVDで映画鑑賞。
以前から気になっていた
「ジュゼッペ・トルナトーレ」監督作品の
『鑑定士と顔のない依頼人』を観ました。
以下、感想です。
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『鑑定士と顔のない依頼人』 '11アメリカ
"The Best Offer"
以前、予告編を観て気になっていた
『鑑定士と顔のない依頼人』を観ました。
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『ニュー・シネマ・パラダイス』 『海の上のピアニスト』の
「ジュゼッペ・トルナトーレ」監督が
『シャイン』の
「ジェフリー・ラッシュ」を主演に迎えて描く切なくも華麗な極上ミステリー。
偏屈な天才オークション鑑定士が、姿を見せない女性からの謎めいた鑑定依頼に翻弄され、思いがけない運命を辿るさまを、巧みな語り口とサプライズな仕掛けでミステリアスに綴る。
共演は
「ジム・スタージェス」、
「シルヴィア・フークス」、
「ドナルド・サザーランド」。
一流の美術鑑定士にして、カリスマ的オークショニアの
「ヴァージル・オールドマン」。
極端に人間嫌いで独身を貫く彼が唯一愛情を注ぐのが、女性の肖像を描いた名画たち。
これはと思う肖像画が出品されると、相棒の
「ビリー」を使い、不正な手段で自分のコレクションに加えてしまうのだった。
そんなある日、彼のもとに、亡くなった両親が遺した家具や美術品の鑑定をしてほしいという若い女性からの依頼が舞い込む。
ところが依頼人は、決して
「ヴァージル」の前に姿を見せようとはしなかった。
憤慨する
「ヴァージル」だったが、依頼人の屋敷である歴史的名品の一部とおぼしき部品を発見してしまい、この依頼を引き受けずにはいられなくなる。
そして屋敷に通ううち、姿の見えない依頼人に少しずつ興味を抱き始める
「ヴァージル」だったが…。
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極端な人間嫌いで、特に女性が苦手な美術鑑定士兼カリスマオークショニアの
「ヴァージル・オールドマン」、、、
彼は女性の肖像画に愛情を注いでおり、仲間で売れない画家の
「ビリー」を使って、肖像画のコレクションを増やしている。
その
「ヴァージル」が謎の依頼人
「クレア」から美術鑑定を依頼される…
「クレア」は一切姿を見せず、来客時は隠し部屋に籠っており、何年も屋敷から出たことがないという、、、
「クレア」への興味が次第に愛に変わり、
「ヴァージル」は、初めて女性を愛するということを知る… という仕掛けは面白かったけど、終盤の急展開には付いていけず、えっ… 何がどうなってんの!?って感じでしたね。
仲間に裏切られて廃人になりながら、心の中では、
「クレア」の事をどこかで信じ、彼女を待ち続けている… という残酷で、悲しい結末、、、
この気持ちは、なかなか理解し難いなぁ。
「ビリー」の発言を思い出してみると伏線はあったんだと思うし、
「ロバート」の言動も怪しいなぁ… とは思いますが、まさか、こんな大掛かりな復讐劇が計画されていたなんてね。
-----staff/cast-------------
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
製作:イザベラ・コクッツァ
アルトゥーロ・パーリャ
脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
撮影:ファビオ・ザマリオン
プロダクションデザイン:マウリツィオ・サバティーニ
衣装デザイン:マウリツィオ・ミレノッティ
編集:マッシモ・クアッリア
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:
ジェフリー・ラッシュ ヴァージル・オールドマン
シルヴィア・フークス クレア
ジム・スタージェス ロバート
ドナルド・サザーランド ビリー
フィリップ・ジャクソン
ダーモット・クロウリー

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