「グロービス・マネジメント・インスティテュート」の編著
『新版 MBAマーケティング』を読みました。
「須藤実和」の
『実況LIVE マーケティング実践講座』に続き、マーケティングの勉強です。
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初版発行から8年、15万人以上に愛読されてきた
「マーケティングの定番教科書」を大改訂。
先端理論を充実させ、時代変化に適応させるべく最新事例を満載しました。
MBAの
「マーケティング」コースで学ぶエッセンスを網羅。
基礎から応用へ段階的に、必須理論を漏れなく習得できる構成。
大きく、基礎編と応用編の2部構成です。第1部
「基礎編」は、マーケティングの意義や役割について確認するとともに、いわゆる
「マーケティング・プロセス」に沿って、典型的なマーケティングの流れを
「市場機会の発見」、
「セグメンテーション、ターゲティング」、
「ポジショニング」、
「マーケティング・ミックス(4P)」の順で解説しています。
このパートはいまやマーケティング担当者のみならず、一般のビジネスパーソンにとっても、理解しておくべき基本的素養と言えるでしょう。
第2部
「応用編」は、マーケティングの生産性をさらに高めるための各論。
今回は、
「マーケティングを語る上で欠かせない」、
「近年、特に注目を浴びている」、
「重要なテーマだが、概要をコンパクトに解説したものがない」などの観点から、5つのテーマを選び、それぞれ1章にまとめています。
全章を通じて、
「POINT」「ケース」「解説」というMBAシリーズ共通の構成を用いています。
また、各章の冒頭のケースはもちろん、解説部分においても、新しい事例や有名な事例を用い、読者の方々の理解を促進するように努めています。
いきおい、一般消費者を対象とした消費財の事例が多くなりましたが、11章に新たに
「ビジネス・マーケティング」の章を設け、消費財と生産財との共通点や相違点などを解説しています。
日々の業務で生産財を扱っている方は、この章などを参考にしてください。
また、第2部
「応用編」で取り上げた各論の根底には、基礎編で紹介してきた考え方が流れています。
したがって、本書を読まれる際には、まず第1部
「基礎編」を読んでマーケティングの基本を理解し、その上で第2部
「応用編」の中から興味のあるテーマを読まれることをお勧めします。
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素人にも理解しやすい章立てと構成、身近な事例で、事前に想像していたよりも読みやすかったですね、、、
教科書の見本… って感じかな。
■編著者まえがき
■第1部 基礎編
第1章 マーケティングの意義とプロセス
第2章 市場機会の発見
第3章 セグメンテーション、ターゲティング
第4章 ポジショニング
第5章 製品戦略
第6章 価格戦略
第7章 流通戦略
第8章 コミュニケーション戦略
■第2部 応用編
第9章 ブランド戦略
第10章 マーケティング・リサーチ
第11章 競争戦略
第12章 カスタマー・リレーションシップ・マネジメント
第13章 ビジネス・マーケティング(生産財マーケティング)
■あとがき
■参考文献
マーケティングの基礎から応用まで、順序立てて体系的に学べた感じがします。
改訂時に追加されたらしい
『第13章 ビジネス・マーケティング』については、実際のビジネスに役立てることのできる内容だったので、特にじっくり読みました。
いつでも読めるように保存版として置いておこうと思います。

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