"Agatha Christie's Poirot The Adventure of the Cheap Flat"
先日、NHK BSプレミアムで放映していた
『名探偵ポワロ「安いマンションの事件」』を観ました。
-----story-------------
「アガサ・クリスティー」原作の人気シリーズ
「名探偵ポワロ」をハイビジョンリマスター版で放送!
高級マンションを格安で借りた若い夫婦。
そこに待ち受けていたのは…?
「ポワロ」はパーティーで若い
「ロビンソン夫妻」と知り合う。
二人は格安で借りた高級マンションの話を披露。
そのマンションは長い間、借り手がつかなかったようだが、二人が名前を名乗るとすぐに契約が決まったという。
その話に
「ポワロ」は興味を持つ。
一方、
「ジャップ警部」のもとにアメリカからFBIの捜査官がやってくる。
あるスパイ事件の捜査で、警部も協力することになっていた。
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パーティー会場で、
「ロビンソン夫妻」から、偶然聞いた、格安で高級マンションを借りた話に興味を持った
「ポワロ」は背後に潜む事件性に気付く、、、
一方、
「ジャップ警部」は、アメリカから派遣されたFBI捜査官
「バート」とともに、あるスパイ事件の捜査を行うことになったが、尊大な態度の
「バート」に閉口しながら、捜査に協力… 全く無関係と思われた二つの事件の関連性に気付いた
「ポワロ」が、双方の事件を見事に解決するという物語でした。
なんだか、
「シャーロック・ホームズ」モノにも、似たような展開の作品があったような気がしますが… 記憶がはっきりしないですね。
オープニングで、
「ポワロ」と
「ヘイスティングス」、
「ジャップ警部」がアメリカのギャング映画を観るシーンがあり、頭脳や対話ではなく、銃で犯罪を解決する方法に
「ポワロ」は閉口するのですが、、、
終盤での、あわや銃撃戦… という場面で、見事に銃を使わずに事件を解決し、
「ポワロ」を嘲笑っていた、FBI捜査官
「バート」も、
「ポワロ」に賞賛を送るエンディングが小気味良かったですね。
珍しく
「ミス・レモン」が探偵役として、犯人に近付き(雑誌記者を装いインタビュー)、有効な情報を入手して
「ポワロ」に褒められるシーンが印象的でした。
-----staff/cast-------------
原作:アガサ・クリスティ
製作:ブライアン・イーストマン
監督:リチャード・スペンス
脚色:ラッセル・マレイ
出演:
デビッド・スーシェ(ポアロ)
ヒュー・フレイザー(ヘイスティングス)
フィリップ・ジャクソン(ジャップ警部)
ポーリン・モラン(ミス・レモン)
サマンサ・ボンド(ステラ・ロビンソン)
ジョン・ミッチー(ジェームス・ロビンソン)
ピーター・ハウエル(ポール氏)
ジェニファー・ランドー(カーラ・ロメロ)
イアン・プライス(テディ・パーカー)
ウィリアム・フットキンス(FBI捜査官バート)
ニック・マロニー(ブラックキャット支配人 バーニー・コール)

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