「『男はつらいよ 寅次郎紙風船』 1981年日本」
■映画・ドラマ
"男はつらいよ 寅次郎紙風船"
先日、BSテレ東で放映していた
『男はつらいよ 寅次郎紙風船』を観ました。
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大分県の夜明の旅館で、
「寅さん」は相部屋になった家出娘
「愛子(岸本加世子)」と旅をする羽目に。
ある日、テキヤ仲間の
「カラスの常三郎(小沢昭一)」の女房
「光枝(音無美紀子)」から縁日で声をかけられ、夫が病気であると告げられる。
「寅さん」が見舞うと、
「常」は
「万一俺が死んだらくさ、あいつば女房にしてやってくれ」と意外なことを言いだす。
やがて
「常」は亡くなり、
「光枝」が上京してくる…
「寅さん」と同業の
“テキヤ”の哀れな末路は、シリーズのモチーフの一つ。
ベテラン
「小沢昭一」演じる
「常三郎」が病床で
「女房を頼む」と残した言葉が、
「寅さん」の新たな悩みとなる。
上京してきた
「光枝」が、本郷の旅館に勤めていると聞いた
「寅さん」が訪ねるシーンに、
「関敬六」が顔を見せている。
保険もままならぬテキヤ稼業では所帯も持てぬと、
「寅さん」が一念発起、就職試験を受ける。
前半、
「寅さん」と珍道中を繰り広げる
「愛子」を
「岸本加世子」が好演。
漁師の兄
「地井武男」とともに、もう一つの
「あにいもうと」物語が展開される。
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1981年(昭和56年)に公開されたシリーズ第28作…
「土曜は寅さん!4Kでらっくす」で毎週、シリーズ作品が観れると思うと愉しみですね。
「寅さん」が旅先で見る夢で
「寅さん」は、ノーベル医学賞受賞した医者であり、マドンナとして本編に登場する
「音無美紀子」と
「岸本加世子」も登場していましたね。
小学校の同窓会で惨めな思いをして旅に出た
「寅さん」… 九州筑後川のほとりで
「寅さん」はフーテン娘
「愛子」と知り合う、、、
「寅さん」につきまとう
「愛子」はサクラになりすまし商売は好調… 久留米の水天宮でテキヤ仲間の女房
「光枝」が独りで商売をしていた。
聞けば亭主
「カラスの常三郎」の病が重いという… 秋月の町に見舞った
「寅さん」は
「俺が死んだら「光枝」を女房に—」と頼まれる、、、
柴又に帰った
「寅さん」は渡世人の末路をしみじみ考え彼女と世帯を持とうと決心する… わくわくしながら待っていた
「寅さん」だが
「光枝」に
「「寅さん」本気で約束するわけないよね」と言われ本心を正直に出せない
「寅さん」は黙って見送るばかり。
テキヤの未亡人とのすれ違いが切なく描かれていましたね… それにしても、序盤の小学校の同窓会での
「寅さん」の振る舞いは、ホントに身勝手で、イヤな部分が出ていましたね、、、
同窓会で、イチバン会いたくない同級生ですね… その後、テキヤ仲間の
「カラスの常三郎」の末路を知り、真人間に変わろうとするが、変わり切れないんですよねー やっぱり
「寅さん」はフーテンの生活を続けるしかないんでしょうね。
-----staff/cast-------------
監督:山田洋次
製作:島津清
佐生哲雄
企画:小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次
朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
編集:石井巌
音楽:山本直純
助監督:五十嵐敬司
出演:
渥美清 車寅次郎
倍賞千恵子 さくら
音無美紀子 倉富光枝
岸本加世子 小田島愛子
下絛正巳 竜造
三崎千恵子 つね
前田吟 博
太宰久雄 社長
佐藤蛾次郎 源公
吉岡秀隆 満男
笠智衆 御前様
小沢昭一 倉富常三郎
犬塚弘 棟梁
前田武彦 柳
地井武男 小田島健吉
木村賢治 工員
羽生昭彦 工員
篠原靖夫 工員
笠井一彦 工員

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