2008/11/11
宇都宮市長選挙が開始される、現職の佐藤市長に対抗して3人が立候補している。現職の市長がLRT(路面型電車)導入の検討を表明しているのに対して、他の候補はいずれも反対している。
そもそもLRTそのものが、どんなもので、どんなメリットデメリットがあるかを示さないで選挙の争点にしているのは、おかしい気がする。反対候補は投資額が大きくて、赤字のタレ流しになると言っているが、全ての候補がもう少しくわしく説明すべきである。
このままでは良く分からないままで、現職の佐藤市長が知名度だけで勝ってしまいそうである。現在の交通システムは自家用乗用車の割合があまりにも多すぎて、CO2の発生からしても好ましくないのは分かるが、LRTの路線配置をどのような形にして、どれだけの時間帯で走行させ、投資額はどれだけで、利用料金はどれぐらいになるとか、もう少し見える形でなくては判断のしようがない。


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