テニスの教本など面白くもない・・と思いつつ、最近「技術の探求」に興味が
でてきたせいか、図書館や本屋で趣味の立ち読み・・・
すると・・面白い本もあるもんだ。
【ボロテリーズ・テニス・ハンドブック】
錦織君が今でもじきじきにテクニカルコーチとして師事するニック・ボロテリー
の本。多くのグリップやスタンスの解説に自己主張が含まれているところが日本
の教本と大きく違う。ラケットについても、フレームの広さ、厚み、重量、バランス、
ストリグパターンの各要素を丁寧に解説。そしてまた自身の意見を述べている。
たとえば・・
=> ラケットはスウィングに問題をきたさない限り、限りなく重いほうが良い
【DVD付き もっと上達するテニス】
高速度カメラによる超スロー映像でショットを解説。モデルは森稔詞、岡本聖子。
はっきり言って雑誌の連続写真では何も分からん。視覚的に学習するならこの
ようなDVDに収録した超スローかつ複数角度からの映像が必須。
本書の価値はそこにある!
【ウィニングアグリー】
アガシの復活を支えた戦略家ブラッド・ギルバートの戦術論。
試合に出るプレーヤーなら必読書。
【テニスが強くなりたいあなたに贈る100の法則】
目からウロコの数々。過去読んだテニス関連書籍の中でもピカイチ!
常識的な指導法を論理的に否定する部分が非常に示唆に富み、奥が深い。
・グリップは握るな!
・ダブルフット
・フロントバック
・回内、回外が上手くいかないとスムーズな手の運動はできない
テニストラの穴『M』と同じ教えもあったりして、思わず「わが意を得たり・・」
何度も読み返そう・・・。
【インナーゲーム】
テニス上達のための心理学。理解できそうでよく分からないような・・。
しかし少なくとも「ひとつの真理=テニスはメンタルが大事である」こと
は良く理解できた。
読めばすぐ上手くなるほどテニスは甘くない!とは思うものの・・
どうせ誰も教えてくれる人はいないのだから、知らないでいるより本を読んで
多くの知識を得ることは飛躍のキッカケになるかもしれない・・し、ならない
かも知れない。(笑)

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