先週の福岡国際、カメラマンも少なくテレビクルーもほとんど入らず・・いったい
誰が優勝したのやら?
昨年のフィーバーはいったいどこに・・・?そしてマスコミはどこに消えた?
『テニス会に刺激を、若手選手に刺激を!』と1年前に復帰したアラフォー選手。
抜群の人気とかなりの実力。スポンサーをつけて1年後の今は海外でフレンチに
向けて転戦中。
先日は、足に故障をかかえ、スペインの75,000ドル大会に出場。棄権覚悟
で試合にのぞみ、そして優勝!
やるなあ・・!
刺激を受けた(はずの)日本人選手たちは、相変わらず仲良く国内サーキット。
世界への壁の内側で、壁を破れずドメスチック・テニストーナメント・ルーチン
を do loop..。
正直、プレーを見ても好みではない。そもそも彼女の強さを分かるほど競技テニス
を見る目が自分にはない。
昨年のAIGオープン。遠くの練習コートで、小浦JTA強化部長(コーチ)、
谷澤英彦コーチそして守屋宏紀と練習していた彼女のプレーを見て、連れのテニス
仲間に「あのジュニアの女の子、全国レベルじゃないね・・。」とえらそうに評論
してたのはこの私(恥)。
約1ヵ月後の全日本選手権。センターコートで彼女のダブルスの試合を見た。
アップの段階から(にこやかだが)ボールをヒットする瞬間の気迫を感じた。
テイクバックもフォロースルーも極端に小さいコンパクトスウィングだが、ボールが
生きている。400g近い超ヘビーなラケットにナチュラルを緩々に張っているんだ
ろう。ラケットのセッティングも現役中堅・若手とは全く違う。
1年で簡単に世界への壁を破ってはばたいていくんだなあ!
きっと持ってる物が他の選手と違うんだろう。
グランドスラムは甘くはないが、どのくらいまで突っ走るのだろうか?

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