雷同(らいどう)
【意味】
自分の中にしっかりとした考えを持っておらず、他人の意見や説に無批判で同調する事。
【用例】
なるほど、これまでの
雷同は、組織を根底から引っ繰り返す革命を起こす為の布石、老害どもにペコペコしてたのも全部、そつのねぇ芝居だった訳だな、伊東・・・やるじゃねぇか(高杉)
来年の事を言えば鬼が笑う
【意味】
将来の事は誰にも予測は出来ない、と言う事。
【用例】
確かに、
来年の事を言えば鬼が笑うでござる。しかし、少年、明日は今日の努力で良い方向には変えられる。今、この瞬間、膝を抱えて泣いていても誰も手を差し伸べてはくれないでござる。お主には立派な足が二本も付いている、予測の出来ない未来に向かって真っ直ぐ進んでいく為の足が(万斉)
楽あれば苦あり
【意味】
楽しい事の後には辛い事が待っているように、苦楽は相伴うものだ、と言う事。
【用例】
チャイナ、
楽あれば苦ありって言いますぜ。昨日は一日パァーッと遊んだんでぃ、今日から一週間はみっちり勉強をしてもらいやすよ。安心しなせぇ、手錠しか使わねぇから(沖田)
楽は苦の種
【意味】
楽は苦の元となり、苦は楽の元となる、と言う事。
【用例】
晴太、
楽は苦の種だ。人生、楽しい事ばっかでも、苦しい事ばっかでもない。ただ、ぶつかる・ぶつかってくる事柄がおめぇを成長させる糧になる・・・どんなに頑張っても負ける時だってある。だけど、何度も立ち上がれる男になれ(銀時)
落花枝に返らず
【意味】
別れた男と女の仲は二度と元には戻らない、と言う事。
【用例】
昔っから、
落花枝に返らずとはよく使われる。だけど、あのグラサンは嫁さんと、また一緒に住めるようになった。って事は、花がギリギリの所で枝に繋がってて、地面にゃ落ちてなかった訳だな。まぁ、万事屋から聞いた話じゃ、まだ一緒の布団じゃ寝かせて貰えないらしいけどな(土方)
落花流水の情
【意味】
男女の相思相愛の情の事。
【用例】
最近、マヨと九ちゃんは一緒に歌舞伎とか釣りに行ってるらしいヨ。多分、
落花流水の情って奴だから、冷やかすのは止しとくアル。私だって、それくらいのデモクラシーくらいは持ち合わせてるヨ(神楽)
落花狼藉(らっかろうぜき)
【意味】
物が入り乱れて、散らかっている様子の事。
【用例】
また子殿、おぬしの部屋はいつ来ても、
落花狼藉の見本市でござるなぁ・・・拙者、今時の女性に対し、大和撫子を目指せと前時代的な事を言わぬが、せめて、足の踏み場のある部屋に住んでほしいでござるよ・・・・・・この様では、晋助も呆れ返ってしまうでござるよ。日が暮れるまでには片付けてしまうござる(万斉)
濫觴(らんしょう)
【意味】
物事の起源の事。物事の起こりの事。
【用例】
そもそも、今回の戦争の
濫觴は、下っ端同士の小競り合いだったんでさぁ。それが、小さな爆発が繰り返されて、幹部衆が出張らなきゃならなくなったんでぃ・・・まったく、さすがに今回は疲れやした。チャイナ、肩貸してくれぃ。あぁん? 折れた腕? てめぇがキスしてくれたら治るんじゃね?(沖田)
乱世の英雄
【意味】
世の中で、乱れに乗じて大活躍をし、大事業を成し遂げる英雄の事。
【用例】
近藤は、そうだな、千年、いや、五百年くれぇ前なら
乱世の英雄になれた器かもな。そう言う意味じゃ、高杉も当てはまるが、アイツは作戦を強引に進めすぎて、同志に裏切られそうだな・・・まぁ、その裏切りすら利用して、領地をデカくしそうではあるが(銀八)

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