『ウルトラマンタイガ』第18話「新しき世界のために」は、子供にゃ難しかったかも知れませんけど、大人には結構、深めに刺さってくるストーリーでしたね
ざっくり纏めちゃうと、コソコソと、地球人の目から隠れるようにして暮らさなければならぬ、宇宙人の現状にイライラが募っていた男が行動を起こしてしまい、ウルトラマンタイガたちとホマレが体を張って止める、そんな感じでしょうか
どうなんでしょうねェ。何せ、地球人は、未だに、同族同士で、土地や金、宗教、時には、何の理由もなく殺し合うような存在ですから、宇宙人が地球に潜んでいるとなったら、迫害するんでしょうか。異物を認められない、弱い生き物とは言え、そうなって欲しくない、と思っちゃう私は甘ったるいんでしょうか
今回、ウルトラマンタイガが戦ったのは、ウルトラマンシリーズの中でも、特に有名で、最強の怪獣はどれか、と考えた時、間違いなく、候補に挙がる宇宙恐竜・ゼットン。昔は、どこに恐竜要素が、と思っちゃいましたが、今は、あのフォルムに味を感じます
それにしても、霧崎=トレギアは、とことん、陰湿。私が深読みしすぎているような気もしますが、彼は、最初から、ヒロユキの前でホマレを傷つけるために、小森に接触して唆し、ホマレの行動パターンを知らせ、地球人の青年を使って、ホマレの前で小森を襲わせ、助けさせたんじゃ・・・・・・
今日の食事
朝食
トースト(イチゴジャム)、紅茶(無糖)
昼食
おにぎり(炊き込みご飯×2)、烏龍茶
夕食
ごはん(味付け海苔)、豚と大根の煮物、蒸し紅東、ほうれんそうのお浸し、烏龍茶
今日、読んだ雑誌
週刊少年サンデー(51)BEST5
第一位:古見さんは、コミュ症です。 オダトモヒト
藤田先生と互角以上に殴り合い、一位の座を完全に渡さなかったオダ先生も、確実に、本物となりつつある
只野くんを好きな気持ちは偽りじゃないし、本気なのに、自分なんかに気を遣い、諦めようとしている万場木さんに、古見さんは静かに怒る。不謹慎っつーか、空気が読めてない発言かも知れんけど、美人だなあ
やっぱり、ここまで、自分の気持ちをハッキリと、友達に対して言えるようになったのは、只野くんの存在が大きいんだろう。「好き」と同じくらいの感謝があるからこそ、古見さんは、彼を好きになった万場木さんの気持ちも理解できる
だからこそ、万場木さんに、自分の、只野くんへの恋心を否定してほしくないし、捨てて欲しくもない。争いたい訳じゃないけど、親友が悲しむのなら、戦いを選ぶ勇気があるんだな、今の古見さんには
女子二人が、お互いに譲れない現状に、つい、笑ってしまったタイミングで、彼女らが好きな男の子が女装した状態でやってくる。カオス。けど、これが『古見コミ』の良さなんだ
同位:双亡亭壊すべし 藤田和日郎
さすが、と言うのは失礼すぎるけど、藤田先生、オダ先生に、今号は競り負けず
危険を承知で動いてくれたジョセフィーンのおかげで、ピンチを脱したアウグスト博士は、憎しみと恨みを剥き出しにする娘と対峙する
一対一になったことで、電撃戦では、アウグスト博士が優勢になる。けれど、ナンシーは肉弾戦も十分に活けるクチ。再び、追い込まれてしまうアウグスト博士だけど、彼の目は、まだ死んじゃいないし、諦めてもいない
彼を支えているのは、科学者としての矜持か、それとも、中途半端な努力しかしていない娘への呆れか、もしくは、双亡亭に対する怒りなのか。もしかすると、自分を「線」の向こう側から呼んでくれた、一人の男への感謝かもな
アウグスト博士が、ここで離脱してしまったのか、も気になるけど、ジョセフィーンが、グラハム相手に、どう戦うのか、もドキドキ
第三位:銀の匙 Silver Spoon 荒川弘
他の作品でも、ちょいちょい言っているけど、良い作品ってのは真価は、最終回一つ手前で決まる
偉そうに言えた立場じゃないが、この『銀の匙 Silver Spoon』の最終回一つ前はグッと来た。ほんと、最終回が楽しみで仕方ない
大学生活が描かれているかな、と期待していたから、かなり時間経過していたのには、ちょい驚いた。なので、完結巻のオマケ漫画に期待している
改めて思ったが、やはり、大川さんには社長の才覚がある。天然ではないにしろ、人たらしだ。相手も、大川さんの性格を分かった上で、コイツに頼まれたら仕方ないな、とノッちまう「何か」があるようだ
それにしても、八軒は、一体、どこに? 今のご時世にも、まだ、存在してはいると思うが、電話が繋がらないって事は、かなり、遠方か?
同位:第九の波濤 草場道輝
すいません、と謝るのは違うかも知れんけど、謝りたいので
言い訳じゃないんですが、今回は、どの作品も当たりが強く、今回の『第九の波濤』はオダ先生と藤田先生に弾かれてしまった
けど、グッと来たのは本当。端的に感想を纏めると、強い気持ちで繋がっている友情ってイイな、ですね
潜木の死が心に大きな穴を開けたのは、湊だけじゃない。鷲口も、杉浦ちゃんも同じくらい、辛い。けど、彼らは、潜木の親友である湊を、いざと言う時、助けられるよう、押し潰そうとしてくる悲しみに耐えながら、その準備を進めていた
親友が死に、半身を割かれたようだろう、湊は。けど、彼には、支えてくれ、一緒に歩いてくる仲間がいる。だから、今、ここから、もう一度、動き出してもいいんだ
第五位:ポンコツちゃん検証中 福地翼
いきなり、表紙から、読み手を萌え殺しに来てる。美少女の、こういう絆創膏だらけの手に、グッと来ない男がいるだろうか
以前、砂漠に飛ばされた時や、前回も、かなり、命に関わるピンチが迫ったけど、今回はそれ以上。まさか、無人島に転送されちゃうとは。幸い、これまでの能力が全て使えるようだから、水戸くんのアイディアがあれば、どうにかはなるだろうが
明らか、入っちゃいけない建物。君子危うきに近寄らず、は鉄則だけど、夢咲ちゃんのポンコツ度が高い事を思うと、ヤバいよなぁ
同位:ストップウォッチメン 田辺狭介
松江名先生を押し退け、福地先生と肩を並べられるだけの実力を、私ら漫画読みに示してくれた読み切りだった
最初は、この主人公・時葉金成に対して、嫌な奴だな、と思っていたからこそ、彼が秘めている本当の気持ちと、ストイックさを知り、印象が一転した
ここまで、一つの目的を叶えるために、他の事を無駄だと切り捨て、集中できるって、もう、十分に怪物の領域へ足が入っちゃっているな、コイツ

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