Comicアンスリウム(10)BEST3
第一位:
レイヤー彼女は推し作家の夢を見るか ごさいじ
どんなジャンルの漫画であろうとも、終わり良ければ総て良し、の考え方は適用されるんじゃないだろうか。終盤で、グダグダになってしまい、名作の評価を逃してしまう作品も多いだろう。
このシリーズ連載、最終話は、一読み手としては、大成功と言っていんじゃないかな、と思えるものだった。甘ちゃんだ、と言われるだろうけど、ラブコメはハッピーエンドになってくれるのが一番だ。
陰キャな男主人公が、色々とあって、一皮剥けるストーリーってのは、やけに刺さるんですよね、私のハートに。まぁ、ここまで可愛くて、おっぱいが大きくて、自分の事を好いてくれる女の子に、ここまでさせて、自分の殻をブチ破れなかったら、ダメな奴すぎるが。この成長が、彼の漫画に、どんな影響を齎すのか、楽しみだ。
同位:
ちちくり胸双曲〜どっちもいいよね〜 虎助遥人
こちらも、終わり良ければ総て良し。やはり、大事だよな、これは。
月並みな纏め方になっちゃって、実に恥ずかしいのだけど、貧乳も巨乳もいいものだ。己の武器で、好きな人に尽くし、気持ち良させる努力を怠らないのが大事なんだろう。
男子高校生ぐらいまでは、3Pする男は羨ましい、と思うかもしれないけど、実際にやるとなると、二人の女性を均等に絶頂させ、射精の配分も考えなきゃならんので、かなり大変。これから、毎日、三人でセックスする事になるのは確定だろうから、相馬、スタミナをつけろよ?
第三位:
生イキ淫魔の性問題 前編 雨天あめか
ヤンキー×サキュバスってのは、地味に新鮮さを感じる組み合わせじゃなかろうか・・・いや、案外、あったりするのかな? まぁ、その辺りはさておき、ヤンキーがサキュバスにやられっぱなしで終わらず、どちらが主で、どちらが従者か、をチ〇ポで教えたのが良かった。
しかし、ラストで、友人らにサキュバスってことがバレてしまったな。一体、どうなるんだろ。個人的には、あまり、乱交モノは好きじゃないから、夢咲ちゃんが他のサキュバスを紹介するって感じにしてもらいてぇなぁ。
同位:
放課後の推しニー ぷらむ
ほんわかとして優しいメガネ男子が、実は巧みな言葉責めを駆使してくるドSであったってのはベタであるものの、そこが良い。ヒロインがドMなので、相性ばっちりだ。
読み切りで終わってしまうのは如何せん、もったいないので、アナルで絶頂するトコまで描いて欲しいトコだ。
同位:
自信のつけかた エビフライ定食
絵は他の作品に比べると、些か拙いようにも感じるが、ストーリー展開はアリ。こんな先輩が欲しかった、とほとんどの読み手に思わせる内容だ。
自分に、どうしても自信が持てない人はいるだろう。そういう場合は、自分の良さをちゃんと見つけてくれる人と、しっかり向き合うべきだ。その交流が、自分の中に自信を作ってくれるはずだ。
同位:
ぱらのいあけ〜じ クール教信者
どんな業界に関しても言える事なのかな、と個人的に思っている事が二つ。
一つは、上の方で活躍もとい戦い続けられる人は自分のスタイルをある程度は確立が出来ている。もう一つは、嫉妬も含めて、良さを認め合えるライバルがいるって事。
今日、読んだ本
10月4日(月)
朝食
バケット(イチゴジャム)、葡萄ジュース
昼食
ごはん、コロッケ、オニオンフライ、烏龍茶
間食
薩摩芋蒸しパン、烏龍茶
夕食
ごはん、豚の生姜焼き、焼き茄子、榎茸の炒め物、サラダ、お吸い物(朧昆布)、烏龍茶
10月5日(火)
朝食
バケット(イチゴジャム)、葡萄ジュース
昼食
おにぎり(煎り粉味噌、鮪フレーク)、烏龍茶
間食
バケット(イチゴジャム)、烏龍茶
夕食
麻婆豆腐丼、春雨の中華炒め、水餃子、味噌汁(若布・赤味噌)、烏龍茶
10月6日(水)
朝食
バケット(イチゴジャム)、葡萄ジュース
昼食
おにぎり(塩昆布、おかかしぐれ)、烏龍茶
間食
バケット(イチゴジャム)、烏龍茶
夕食
ツナとシメジの和風パスタ、茄子と豚肉の味噌炒め、筑前煮、コンソメスープ(キャベツ)、烏龍茶
10月7日(木)
朝食
バケット(イチゴジャム)、アップルティー
間食
蛸焼、烏龍茶
昼食
ごはん、豚しゃぶ、薩摩芋の檸檬煮、南瓜の煮付け、烏龍茶
夕食
カレーピラフ、鶏の照り焼き、筑前煮、サラダ、味噌汁(若布・赤味噌)
10月8日(金)
朝食
バケット(イチゴジャム)、リンゴジュース
昼食
おにぎり(塩昆布、煎り粉味噌)、烏龍茶
間食
バケット(イチゴジャム)、リンゴジュース
夕食
焼肉丼、ちくキュウ、味噌汁(大根・赤味噌)、烏龍茶
10月9日(土)
朝食
バケット(イチゴジャム)、リンゴジュース
昼食
おにぎり(鮪フレーク、おかか午房)、烏龍茶
間食
バケット(イチゴジャム)、リンゴジュース
夕食
加薬ごはん、豚バラ大根、鯖の塩焼き、胡瓜の生ハム巻き、キャベツの千切り、お吸物(朧昆布)、烏龍茶
10月10日(日)
朝食
バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース
昼食
加薬ごはん、豚しゃぶ、レンチンもやし、烏龍茶
間食
フルーツゼリー、野菜ジュース
夕食
ごはん、チキンソテー(塩檸檬、タレ)、南瓜の煮付け、サラダ、味噌汁(豆腐)、烏龍茶
今日、読んだ本
 | マイクロマガジン社 発売日 : 2021-04-09 |
この(2)でも、棗は自分の目指しているヒーローになるべく、自分に出来る努力を全力でしていました。
なりたいモノを目指して頑張っている人って、理屈抜きでカッコいいですよね。人によっちゃ、その眩しさで、自分が矮小な存在だと勘違いして、卑屈になり、その努力に悪口をぶつけちゃうのかもしれません。けど、それって悲しいし、情けなくなりますよね、後で自分が。
頑張っている人を見たら、「頑張ってるな」と素直に感心でき、応援でき、また、頑張りすぎている人を見たら、「ちょっと休もうか」と言えるような人間に、私はなりたいです。
今回、棗が手を差し伸べたのは、空回っている頑張りで自分を傷付けてしまい、声に出せない悲鳴を発している八草先輩。先に言っておくと、男子高校生です。
八草先輩の見た目は美女系で、素の喋り方は女っぽく、可愛いものが好きなんだけど、過去に「女男」と周囲から馬鹿にされたショックで、わざと男っぽい喋り方をしたり、男らしいイメージを持たれやすい応援団に入ったり、と自分を、周りが求める「男らしさ」の枠に、強引に入れようとしていました。
当然ですけど、自分の本音を押し殺している日常は、八草先輩のストレスになり、軽めの自傷行為に走ってしまうほど追い込まれていました。そんな彼を見つけたら、ヒーロー志望の棗が有無を言わずに助けようとしちゃうのは、自然な流れ。
まぁ、ちょっと、グイグイ行き過ぎじゃないかな、と思わないでもないけど、これが棗らしい。実際、悪気なく強引な手段を使えちゃう棗だからこそ、八草先輩の心のガードを抉じ開けられたんですから、結果オーライ、そこに力技で持ち込んじゃっても問題ありませんよね。
八草先輩が、自分らしさを出せ、息苦しくない毎日を送るには、周りの人たちに彼の素を受け入れて貰うのが一番、と考えた棗。まず、自分が八草先輩の友達になり、そこから、自分の友人たちに八草先輩を紹介し、海に遊びに行くイベントを通じて、一気に絆を深めようとします。
案の定と言っちゃアレですけど、起こるべくして起こったトラブルを乗り越え、八草先輩は自分に偏見なく接してくれ、なおかつ、自分を隠さないで済む友達が出来て、この(2)はハッピーエンドに着地してくれています。
八草先輩をヒーローとして救えた棗ですけど、彼の中で、憧れの相手である夏目に対するキモチが、ほんのちょっとだけ、形を変え始めている様子。まだ、恋心とハッキリ呼べるものではないようですが、確実に芽生えています。これから、どうなっていくのか、人のコイバナが大好きな三十路の漫画読みとしちゃ、気になってしまいます。
この台詞を引用に選んだのは、棗が目標にしている相手だけあるなぁ、と感じたので。
この年齢で、これを言える女子小学生は、なかなか、いないんじゃないでしょうか。
カッコいいものをカッコいい、と素直に認め、頑張っている人の邪魔をする人にしっかりと注意が出来る、それは、ヒーローに必要な要素なんでしょうか。
夏目にかけられたコトバで勇気づけられ、今、八草先輩が自分で自分を救えるように手を差し伸べた棗は、ヒーローとして、ちゃんと成長しているんじゃないですか?
「一生懸命、頑張っている人を笑ったらダメです!! 棗は変じゃないです。おかしくないです。なりたい自分になろうと頑張るのは、凄く素敵なことなんです!!」(by幼い頃の夏目)

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