永遠娘(12)作品の一言感想
鬼を囚える かに村えびお
こういう、大金で性根が曲がり、欲望で精神が汚染されているハゲジジィが、ヒロインに絶望させられ、なおかつ、ハッピーエンドになる作品は好きだ。
まきこみ 第4話 あやね
私は下戸なんだけど、この百合ップルが作った梅酒なら、御相伴に預かりたいな、と思ってしまう。
ANCIENT QUEEN 源五郎
離れ離れになってこそ、自分の側にいてくれる存在が、如何に、己にとって大切で、換え難い存在か、痛感する・・・いいね。
水底に揺らぐメドチ あまがえる
うーん、まぁ、これもハッピーエンドか。この村、きゅうりの生産量が凄くなりそうだ。
狐の神様は慰めたい 2 エロッチ
あくまで、個人的な印象だけど、この陰キャ男子、好きじゃねぇなぁ。
イケイケ吸血鬼のxx事情 宇宙烏賊
自分で決めた結果を出すまで諦めず、努力を続け、へし折れない心を持っている、それ自体はカッコいい事だ。
逆光少女 びんせん
他の作品とは、ちょい毛色が違う気はするけど、ケチのつけようのないハッピーエンドを迎えてくれて良かった。
湯らり竜の宿 ガロウド
自分を必要としてくれる人と場所に巡り合える、それは幸せな事だ。
ほろ酔い雪景色 武藤まと
個人的には、この永遠娘(12)で、一番、男性の容姿でグッと来たのは、目隠しした状態の慶滋くん。
青姫のサンバ 毒茸人
人間、自信や威厳ってのは、努力をした事で結果を出せれば、自然と身に備わっていくもんだ。
めぐり巡られ地獄温泉 どね
この再会は、愛が起こした奇跡だ、と言いたい私は、ロマンチストが過ぎるだろうか?
お騒がせヴァンパイア まきん
ソウタくん、とりあえず、今は幸せを噛み締めていなさい。きっと、これから、毎日、搾り尽くされる事になるだろうから。
まほろばの恋 夜歌
このヒロインが背負っている宿命、相当に重い。一体、どんな罪を犯せば、こんな時の牢に閉じ込められるのか。
疫雲山に棲む鬼 平いっすい
昔話や伝承は、往々にして事実を語っている事が多いのだから、蔑ろにしたり、禁忌を破ってはいけない。まぁ、時に、こういう得難い出逢いがあるにしても、だ。
永世の鑑 黒青郎君
これほどまでに重さが増した作品が、一体、どんなラストを迎える事になるのか。凄く楽しみだ。
今週の食事
4月18日(月)
朝食
バケット(イチゴジャム)、マスカットジュース
昼食
おにぎり(鰹昆布、紫蘇鹿尾菜若布ご飯)、烏龍茶
夕食
カレーライス(甘口)、黒豚焼売、烏龍茶
4月19日(火)
朝食
おかか若布ご飯、烏龍茶
昼食
おにぎり(鰹昆布、若菜若布ご飯)、烏龍茶
夕食
稲荷寿司、野菜炒め(玉葱、椎茸、白菜・焼肉のたれ)、黒豚焼売、レンチンもやし、味噌汁(若布、焼き麩)、烏龍茶
4月20日(水)
朝食
ぶっかけうどん、烏龍茶
昼食
おにぎり(鰹昆布、若布ご飯)、烏龍茶
夕食
ごはん(鰹昆布)、肉野菜炒め(豚肉、玉葱、椎茸、ピーマン・青椒肉絲の素)、味噌汁(若布、焼き麩)、烏龍茶
4月21日(木)
朝食
バケット(オレンジマーマレード)、トマトジュース
昼食
おにぎり(鰹昆布、紫蘇鹿尾菜若布ご飯)、烏龍茶
夕食
ごはん(鰹昆布)、肉野菜炒め(豚肉、玉葱、白菜、ピーマン・焼肉のたれ)、味噌汁(若布、焼き麩)、烏龍茶
4月22日(金)
朝食
バケット(オレンジマーマレード)、トマトジュース
昼食
おにぎり(鰹昆布、鮭若布ご飯)、烏龍茶
夕食
カレーライス(中辛)、野菜炒め(冷凍フライドポテト、玉葱・ケチャップ)、烏龍茶
4月23日(土)
朝食
バケット(オレンジマーマレード)、野菜ジュース
昼食
ぶっかけうどん(豚しゃぶ、桜海老の掻き揚げ)、烏龍茶
間食
芋けんぴ、烏龍茶
夕食
鉄火丼、味噌汁(若布、焼き麩)、烏龍茶
4月24日(日)
朝食
バケット(オレンジマーマレード)、野菜ジュース
昼食
ごはん(鰹昆布)、焼き魚(鰺の干物・醤油)、白身魚の磯部揚げ、蒟蒻と根菜の煮しめ、烏龍茶
夕食
肉野菜丼(豚肉、玉葱、ピーマン・焼肉のたれ)、味噌汁(若布、焼き麩)、烏龍茶
今日、読んだ本
この『出禁のモグラ』は、モーニングで連載されている青年漫画です。今、そのモーニングでは、あの藤田和日郎先生が、『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』を連載しています。多分、何故に、藤田和日郎先生? と疑問に思った方もいるでしょう。もしくは、私と同じ願いを持っている方であれば、ピンと来たかもしれませんね。
ぶっちゃけた話、藤田先生と江口先生に対談して欲しい訳ですよ、ファンとしちゃ。対談が無理であったとしても、(3)で、藤田先生が、この『出禁のモグラ』を読んだ感想を掲載して欲しい、と本気で思ってます。
どうして、江口先生に藤田先生と対談して欲しいのか、気になった方もいるでしょう。いや、気にならないとしても、聞いてくださいな、語らせてくださいな。
あくまで、私個人の感じ方ですけど、モグラの行動理念に、「泥なんて何だい」がある気がしたんですよね。モグラほどじゃないにしろ、真木君にも、自分が多少、損を被ってしまうとしても、誰かの為に行動してしまう、そんな武骨さが見えました。
手段を選ばなければ、灯をすぐに満たせるはずなんです、モグラは。けれど、未だに、彼はあちらへ帰れていない、灯を溜められていないからです。この(2)では、灯をモグラが貯められない理由が、漠然ながらも見て取れましたね。モグラは、苦労して貯めた灯を、自分の目の前で死にかけている相手や、呪われた宿命から家族を救おうと足掻こうとしている者、そして、やり方を間違え、悪い方向へ行きそうになってしまっている者を見捨てられず、自分が帰れない期間が延びるのも承知し、なおかつ、覚悟して、灯の力で救ってしまうんでしょう。
そんなモグラの行動に、私は藤田イズムの一つである、「泥なんて何だい」を感じたんです。だから、江口先生と藤田先生に対談して欲しい訳ですよ。もちろん、江口先生にド緊張を強いてしまうのも承知してますが、ファンとしちゃ、申し訳なさを押し殺してでも、その対談記事を読みたいんですよねェ。
そんなモグラの性質がほんの少しだけ見えたのも、この(2)の推しどころですが、当然ながら、他にも、読み手を興奮させた部分は多かったです。
個人的には、真木君(兄)に、レッサーパンダの幽霊・マギー君が憑依(合体?)したのは衝撃的でしたね。話中で、八重子ちゃんが大興奮してましたけど、とんでもないインパクトでした。ビビリだけど、いや、ビビリだからこそ、自分が助かる最善の手段を即座に選べるマギー君には学ぶ部分が多いので、今後の活躍が楽しみです。また、マギー君をキッカケにし、真木君(兄)と八重子ちゃんの恋愛も進展してほしいトコです。
真木君の弟・梅晴が登場し、彼の女友達の姉(故人)が、自分の妹を無神経な一言で傷付け、呪いをかけ、それに気付いていなかった伯父を負の感情で呪殺しようとし、凶霊に堕ちる寸前で、モグラがエゴイスト丸出しで彼女を救ったシリーズは、かなり突き刺さりましたね。
ファンとしても、相当に重い内容だな、この作品から入った漫画読みは離れそうだな、と思いましたが、むしろ、そこに、江口先生の真骨頂が発揮されている、と感じたのは私だけじゃないでしょう。この無慈悲な現実を突き付けてくる、温かさもあるシリアスさが、この『出禁のモグラ』に散りばめられているコミカルさをより笑えるものにし、その部分がシリアス部の重さを、ファンが受け止められるものにしているんじゃないでしょうか。
この台詞を引用に選んだのは、一頻り笑ってしまった後に、「確かに」と真顔で納得できるものだったので。
「・・・・・・真木君、大学では教えない事を教えよう。税金をしこたま納めればね、国は何も言わないんだよ」(by猫附藤史郎)
こちらも結構、響いたので、記しておきます。
ちょっと戦慄させられたが、むしろ、やる気が漲りましたね。
面倒臭いんだ、なら、止めよう、と簡単に諦められるほど、私は執念が浅くないんですよ。
「あと一つ教えることがあるとすれば、私はお祓い屋(個人事業主)で、文筆家(副業)で、大学教授だ。確定申告は面倒だぞ! それが嫌なら、会社員コースにしなさい」(by猫附藤史郎)
そして、こちらは上の二つよりも、もっと、私の心を強くぶん殴ってきました。
あえて、どこが良かったか、は語らないでおきましょう。
決して、支離滅裂な感情任せの意見を、皆様に読まれるのが恥ずかしい訳じゃないですよ。
先入観抜きで、モグラの本気が詰まった台詞に、皆さんも殴られてほしい、それだけです。えぇ、本当に、それだけなんですよ。
「姉ちゃん、たぶん、このおっさんは、姉ちゃんが思うほど、メンタルは強くない。そして、今、ズタボロになっただろうよ。このおっさんは、ズタボロを知って、あと10年は生きる。それは、地獄だ。十分だ」
「それで、ミヤが救えるか!!?」
「救えない!! このおっさんが死のうが、生きようが救えない!!! きっかけは、このおっさんでも、今を作ってるのは、あまりに多くの要因だ!! 君や俺が、妹をどうにかすることはできない!! それは、ごめん!!! 俺は、アンタが地獄に堕ちる可能性を一つ、潰したい!! それしか、できない!! 俺は、姉妹の中にも、アンタの家族に入り込むこともできない! というか、妹とも、さっき、知り合ったばかりだしな!! だが、誰かを救おうとした奴が、悪者になるのは嫌だ!! 俺が! 嫌なんだ!! それは、この世の『解決できない問題』の一つだけれども!!!」(byモグラ、麻耶)

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