そろそろ、学生は夏休みが終わるころでしょうか?
私の頃は、9月までが夏休みでしたが、最近は、夏休みに入るのが早いからか、終わるのも8月の下旬になるようですね
全員とは言いませんが、中には、今、宿題が終わらず、親に泣きついている子もいるかもしれません
私は7月中にドリルの類は一気に終わらせ、8月は読書感想文だけに集中していました
家庭環境もあって、田舎に帰郷したり、プールや海、山に遊びに行く事もなく、家と図書館に籠っていたので、学校に行くと、私だけ日焼けしてなかったんですよねぇ
今日の食事
朝食
トースト(イチゴジャム)、紅茶(微糖)
昼食
おにぎり(椎茸昆布、煮穴子)、烏龍茶
夕食
ごはん、チキンステーキ、味噌田楽、味噌汁(じゃがいも)、烏龍茶
今日、読んだ本
ついに、完結してしまったか、この名作ホラー漫画も
仮に、漫画読みを50人くらい集めて、「夏の夜に、読んじゃいけない、と頭じゃ解かっていても、読んじゃうホラー漫画は?」って質問をしたら、17人くらいは、この『死人の声をきくがよい』を挙げるんじゃないだろうか、と私は勝手に思っている
さすがに、私的な殿堂入りにはならなかったが、確かな衝撃は与えてくれた
怖い、気持ち悪い、も通り越して、深さすら感じる内容だった
ひよどり先生の体験なのか、ファンから寄せられたものなのか、それとも、世間に蔓延る噂を基にしたのか、その辺りは定かじゃないにしろ、ホラー漫画としては「本物」と言い切っても差し支えないだろう
単に、残酷な描写で、読み手の血の気を引かせるのではなく、個性の強いキャラたちの人間関係や、その変化、ハッピーエンドには向かっていないな、と察せるストーリー展開でも、読み手の肝は冷やされていた
好みど真ん中、と言えるものではないにしろ、結構、綺麗な終わり方をしているように思える
ただ、「その後」が気にならない、と言ったら嘘になる。なので、次に出すコミックスの巻末に、3pくらいでも構わないので、世界が終わる危機を乗り越えた岸田君の姿を見てみたい
五体満足でいるのか、それとも、四肢の一つくらいは失っているのか、はたまた、寝たきりになっているのか、もしかしたら、動く死人になっている可能性もある
また、ゴーストちゃんとの「それから」も興味がある
危ない女、であるのは満場一致の印象だろうけど、ここまで、好きな人を純粋に思える力は、素直に凄い、と尊敬する
善人ではないけど、ある意味、この世で、一番に幸せな女なのかな、彼女は
同じくらい、「自分」がブレずに生きていたのが、会長
絶対に関わりを持ちたくないタイプの女ではあるけど、いざと言う時の、危機突破力には光るものがある
医者よりも、政治家の方が向いているのではないだろうか
しかし、この人に権力なんか持たせた日には、作中とは違う「最悪」が訪れそうであるのも間違いない
やはり、病院と言う、閉塞的な空間の中で、女王様に祭り上げておく方が、世は平和になるだろう
ともあれ、ひよどり先生、お疲れさまでした
『死人の声をきくがよい』の執筆で溜まった毒が抜けてからで構わないので、もっと、おっかないホラー漫画を私らに読ませてください
この台詞を引用に選んだのは、やっと、タイトルに繋がったか、そう思うと同時に、含蓄があるなぁ、と感じ入ったので
正体こそ、最後まで不明のままだったけど、人生の先達である事は確かだ、賀露川先生は
目に見えているものを信じている、だけでは、真実には辿り着けない
声に耳を傾けてこそ、大事な「何か」を失わずに済むんだろう
「お前に、一つだけ言っておこう。岸田君、自分に自信を持ち、能力を磨け。死人の姿を見るだけではなく、その声を聞くがよい」(by加露川十三郎) 52p

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