Comicアンスリウム(11)BEST3
第一位:
魔王があらわれた!俺の部屋に・・・ 交介
文句なしに一位。山本善々先生の『好きな子に鼻を蹴られまして』の猛攻を、ギリギリで凌いだのは、さすがだ。
アンスリウムで、今、最も、異種族っ娘とのイチャラブセックスで、実力を遺憾なく発揮できるのは、交介先生だろうな。
性格もスタイルも我儘で、グイグイと押してきて、自分だけの「武器」を全力で使っていくスタンスの魔王様は、実にエロ可愛い。そんな魔王様の勢いに流されながらも、やられっぱなしじゃいなかった彼も中々に器がデカく、男として尊敬が出来た。
もう、完全にバカップルな一人と一匹が、夫妻になり、新しい家族が出来るのも、そんな時間は要さないだろう。異なった時間軸で、異世界に転移し、魔王と渡り合えるだけの才覚が、今の彼に眠っているなら、魔王様を妊娠させるくらい、やってのけそうだ。
第二位:
好きな子に鼻を蹴られまして 山本善々
交介先生の『魔王があらわれた! 俺の部屋に・・・』に負けないくらい、絵柄、ストーリー、ヒロインの個性が濃かった。何故、こちらが二位になったのか、あえて先に言っちゃうと、生でしてたか、してなかったか、それだけ。個人的には、大きい差であるが、それだけだ。
和希ちゃんのような、筋肉質で、男よりも強く、その上、厳ついタトゥーまで入っちゃっているヒロインは苦手って人は多いだろうけど、私的にはアリ。自分のしたい事に全力で頑張っているんだなぁ、と伝わる容姿だろう、これは。そんな和希ちゃんに惹かれていた晴太は、伸びしろがありそうだ。
こちらも、続きが読みたい。ほんと、勝手な印象で予想してるんだけど、和希ちゃんはアナルでしたがるタイプじゃないかな。最初は抵抗感を示してたけど、晴太も何だかんだで興味があったので、アナルセックスしちゃいそう。ただ、こんだけ鍛えてると、締まりが凄そうだよなァ。
第三位:
受精卵まもるくん 丸居まる
女性目線からすると、バカなのか、と思うような内容の方が、男のチ〇コを元気にさせるんだろうなァ、と思わせてくれる、それが丸居先生。
この「受精卵まもるくん」、地味に現実化したら、需要がありそうだよな。
同位:
友人4年+恋人1年 菊のすけまる
タイトル通りな関係性の高校生カップルのセックス事情が、つい微笑ましさを覚えちゃうくらい、リアルな書き方をされており、好印象。
また、膣出しの描写が、実にエロかった。子宮口にピッタリとくっつけられた亀頭が精液をたっぷりと注ぎ込み、チ〇コを抜いた後、ドロッと出てくるのが最高だ。
同位:
キミは天然色 犬上いの宇
男性と誤られるほど、ボーイッシュと言うより、女っ気の少ない見た目のヒロインが、年上の恋人との気持ち好いセックスで、牝感を全開にしているのが良い。
ストーリーやセックスも良かったが、個人的に、下着のデザインに力がやけに入っているな、と感じたんだが、気のせいかな?
今週の食事
11月8日(月)
朝食
ごはん(ふりかけ・おかか)、烏龍茶
昼食
おにぎり(紫蘇昆布、鮭若布)、烏龍茶
間食
芋けんぴ、烏龍茶
夕食
ごはん、鶏肉とジャガイモの味噌炒め、春雨サラダ、味噌汁(白菜)、烏龍茶
11月9日(火)
朝食
バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース
昼食
おにぎり(紫蘇昆布、ふりかけ・おかか)、烏龍茶
間食
芋けんぴ、烏龍茶
夕食
ごはん、肉豆腐、焼き魚(鯖)、ハムと法蓮草の和え物、味噌汁(玉麩)、烏龍茶
11月10日(水)
朝食
バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース
昼食
おにぎり(紫蘇昆布、ふりかけ・おかか)、烏龍茶
間食
芋けんぴ、烏龍茶
夕食
ごはん、チキンソテー、フライドポテト、サラダ、中華スープ(水餃子)、烏龍茶
11月11日(木)
朝食
バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース
昼食
おにぎり(鮭若布、ふりかけ・おかか)、烏龍茶
間食
おにぎり(鮪フレーク)、烏龍茶
夕食
ごはん、烏賊とアスパラガスの中華炒め、チョギレサラダ、大根の煮物、味噌汁(白菜)、烏龍茶
11月12日(金)
朝食
ミニホットドッグ×5、烏龍茶
昼食
焼きそば、春巻き、烏龍茶
夕食
ごはん、鰤大根、鮭のフライ、パンチェッタとキャベツの炒め物、もつ煮、レタス、味噌汁(大根、人参、豆腐)、烏龍茶
11月13日(土)
朝食
バケット(薩摩芋ジャム)、野菜ジュース
昼食
鮪の剥き身丼、レンチンもやし、烏龍茶
夕食
豚テキ丼、揚げ茄子のみぞれ和え、烏龍茶
11月14日(日)
朝食
餡饅×3、烏龍茶
昼食
焼きそば、アジフライ、串カツ、烏龍茶
夕食
カレーライス、豚テキ、フライドポテト、烏龍茶
今日、読んだ本
以前にも書いたが、やはり、私は、「佐渡攻め編」が特にグッと来る。他のエピソードも激熱ではあるんだが、何編が好きか、と聞かれたら、迷いなく、この「佐渡攻め編」が浮かぶ。
そう感じる理由を挙げればキリはないのだが、やはり、断トツとなるのは、前田慶次と共に河原田城を落とすべく、粉骨砕身の覚悟で戦い、命を燃やし尽くすようにして逝った蛮頭と雪之丞の存在だ。
藤田和日郎先生の作品と同じく、原哲夫先生の作品は、登場人物の死に様で、読み手の心を揺さぶってくる。
歴史に名を刻んでいる豪傑が参加した戦いでは、大虎たちのような、誰も知らぬ、けれど、豪傑らとの間に確かな絆を結んだ男たちの生と死があったのだろうな、と思わせてくれるのだ。
巨体に見合った怪力で戦っていた中で、蛮頭が敵兵に胸を槍で貫かれ、深手を負ってしまう。その際、前田慶次が、自分は死ぬのだろうか、と尋ねた蛮頭に、はっきりと「死ぬ」と告げたくだりはグッと来る、特に。
残酷じゃないか、と思う人もいるだろうが、私は、これは前田慶次の優しさであり、そして、励ましのように感じた。むしろ、死なない、なんて安っぽい慰めをしていたら、蛮頭は、大きな体に見合ったデカい魂を真っ白になるまで完全燃焼させる事は出来なかったはずだ。
どうせ、おっ死ぬのならば、仲間の為に、主君の為に、自分の目標だった兄の為に、そして、こんな自分を活かしてくれた前田慶次の為に、と最期の最期まで、全力疾走し、一度も倒れぬまま、漢立ちで逝った蛮頭は立派だ。きっと、あの世で、兄・信忠が全力で褒め称えているだろう。
そんな蛮頭に引けを取らないほどの死に様で、私の心を揺さぶり、泣かせに来たのが雪之丞である。
前田慶次と兵部のおかげで一皮剝けたからこそ、雪之丞は、子供らを守るために自分の体を躊躇いなく、盾にして守る事が出来たんだと思う。自分の詰めの甘さを省みながらも、泣きじゃくる子供たちから「殿様」と呼んで貰いながら逝った彼の顔に、後悔の色は全く無く、実に安らかだった。
大虎と雪之丞の骸を運んで進む前田慶次らの姿を見て、心から奮闘を讃えた上杉の兵士らを前にした将らが鐙を一斉に外したシーンは、この『花の慶次‐雲のかなたに‐』でも屈指の名シーンだ、と私は確信している。
この台詞を引用に選んだのは、前田慶次の男ぶりに、ほんと、グッと来てしまうので。
厳しい言葉の方が、時に、すべき事に迷っている部下の背中を強く叩き、前に進ませ、潜在能力を覚醒させる事がある、と教えてくれていないだろうか、この名言は。
前田慶次ほどの豪傑に、ここまで言われて、火事場のバカ力を発揮できなかったら、男として恥ずかしいほどだ。
また、後で前田慶次が発す、「殺すもまた情と知れ! 死すべき時に死ねぬは辛き事よ」に厚みを与えており、そこも勉強になった。
「ま・・・前田殿・・・わ・・・わじ・・・死ぬのかな?」
「ああ」
「・・・そ・・・そうが・・・・・・前田殿・・・わ・・・わじはどうじだら」
「お主も駆けたかったのだろう・・・いくさ場を晴れやかに、そう・・・お主の兄のように」
「何も考える事はない。好きなようにするさ・・・そして、駆けるだけ駆けたら死ぬさ」
「け・・・慶次殿・・・」
「さあ、晴れやかに行け!!そうであらねば、いかなる面をぶら下げて、冥土の兄に目見ゆる気か!!」(by蛮頭、前田慶次)
もう一つ、この(10)で、私の心に響いた名言を紹介したい。
こちらもまた、前田慶次の器は、どれほど大きいのか、と読み手をぶるっとさせる名言だ。
この『花の慶次‐雲のかなたに‐』に登場する忍びで、最も優れているのは誰かと言ったら、冗談抜きで、骨だ。
残酷な話だが、捨丸や岩兵衛では相手にならない。当然だが、主馬もアウトだ。風魔の小太郎や服部半蔵で、何とかなるってレベルじゃないだろうか。
それほどまでに凄まじい実力と、それが培われるだけの人生を歩んできた骨すら胸襟を開いてしまうのだから、やはり、前田慶次はデカい。
「私をお斬りになりますか?」
「ふ、俺は一度、信じた男は斬らぬ」
「!!」
「疑って安全を保つより、信じて裏切られた方が良い」(by骨、前田慶次)

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