チャリティーコンサート
ほうせんかの夕べ
−関東大震災韓国・北朝鮮殉難者追悼碑建立記念−
6/26 曳舟文化センター、14:00〜
出演: 小室等、李政美、1960、おくに うどんえ
*写真撮影については主催者の許可をもらえた。
昨年が第一回
http://green.ap.teacup.com/kysei3/147.html
、そのときの収益金で碑が出来上がった。
碑が出来上がるまでのスライドも上映された。
地元に碑がたったことは大きい。普段は猫がになたぼっこしているが、地元の人や子どもたちが碑文を読んでいくそうだ。それがとても大切。碑の建立は終わりではなくはじまりである。
コンサートはちょんみさんのセノヤからはじまった。
一気に会場の空気が張りつめる。
しかし、せっかくの盛り上がりがそのあとのグループが生かせない。
というわけで、一部については省略する。
二部は、ちょんみさんから。
い・ぢょんみ (ピアノ:竹田裕美子、バイオリン:向島ゆり子)
京成線
*乗ってきたばかりの京成線、荒川のことが目に浮かぶ
ほうせんか
*この日に聞くほうせんか、格別である。
あなたの墓の前で
*碑が立った。 こんなにふさわしい曲はない。
チビチリガマの歌 (小室さんと。小室さんの作曲である)
*最近うたいかくてしかたがないという。みるくーゆ、弥勒世 という説もあるらしい。 平和ということ。
ひでり
みりゃんアリラン
*おもわず、チョッタと叫んでしまった。
小室等さん、いよいよ登場
韓国でも、対馬でも、チングは友のこと。中山千夏いわく、”あの界隈のことばなの”
誰かが風の中で(木枯らし紋次郎のテーマ)
*懐かしい。 敦夫さんも引退しちゃったな。これがTVの仕事の始めだったそうだ。
遙かな愛・・・(蝉しぐれエンディング・テーマ、詞、及川公平)
雨が空から降れば(竹田裕美子サポート)
鉄腕アトム(なんと、谷川俊太郎が詞)
*今、アトムは103歳だそうだ。
死んだ男の残したものは
*現在形でうたわなければいけないのがくやしい。
ちょんみさん登場。以降デュエットで。
What a wonderful world(訳詞:佐久間順平)
*世界がこうだったらいいなあ、と。
老人と海(詞:中山千夏)
*はじめて聞いた。 いい曲だ・・。
フィナーレ 旅立ちの歌
ブンムル
客席後方から登場、よく見るとスタッフの顔もまじってる。
ハルモニ壇上へ、他のスタッフも続々と
会場中が素晴らしい歌に酔いしれた。
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「隠された爪跡」の呉充功監督
1982年撮影当時の話をされた。発掘で骨がでてこなくて苦労されたという。
当時、押上に住んでいたチョウ・インスンが生生しい証言をしてくれて、やっと映画になったという。
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ロビーには当時の記録や有名人の証言が展示されていた。池部良、岡本文弥、遠山啓
++++最後にちょっと++++
今回は一部が1960、おくに うどんえ というグループ
二部が李政美、小室等というこうせいだったが、一部はどちらかというとアマチュア、それはいいのだが、関東大震災、朝鮮人虐殺、追悼碑について一言の発言もなかったのは大変残念だった。
言葉はなくとも、曲がというのであればそれでもいいとは思うが、このイベントの趣旨にあった曲を奏でるでもなし、ちょっとがっかりした。
実行委員会の選定の問題であろう。
むしろ一部にしっかりと「隠された爪痕」上映会や碑が作られる過程とかあの字はどこからとか、をやって、呉監督の話を聞くなり、地元の人の発言があるなりして、二部にはいっていくほうがずっと良いと思った。
これは ちょんみおっかけ組の意見でもある。

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