鉄道コム

2007/10/2  1:20

EF5812(最後まで残った1次形)  EF58のアルバム
今日はEF58シリーズに戻します。

EF58が全国から次々と姿を消し始め、昭和57年11月ダイヤ改正以降に終焉を迎えたEF58たちが最後の活躍をしていました。

そんな中で、由緒ある東京機関区に最後の1次形が存在しました。それが12号機と14号機です。
それ以前は、10号機・11号機も同区に存在していましたが、この時点では既に廃車になってしまっていたようです。

12号機は、東京機関区では珍しいヨロイ戸形フィルタの改造機です。正面窓はHゴム化されており、1次形らしいオリジナルなスタイルではありません。それらしいところといえば、パンタグラフにPS14を搭載している点。正面窓下に手すりを装着しないスッキリとした顔。そして、何といってもスノープラウの取り付け台座を装着していない、超暖地向けな先台車にあります。

今日は、最後期に意外と広い範囲で活躍していた12号機の画像をご紹介したいと思います。1次形らしい特徴を気にしながら見ていただければと思います。


クリックすると元のサイズで表示します
昭和54年8月 東海道本線 田町駅にて 12系を牽引する12号機

田町駅でブルトレの撮影の際に捉えた12号機。12系を牽引しており、先頭の12系には種別サボらしき白いものが見えます。東海道ではこの時間帯に12系急行が走ることはありませんので、時期的にも東北か上信越方面への臨時急行運用に充当される12系客車の回送ではないかと思われます。
この頃は、東京〜上野間をスルーで回送することができましたので、沿線ではこのような回送を良く見ることがありました。


クリックすると元のサイズで表示します
昭和56年5月 東海道本線 戸塚〜保土ヶ谷間にて 14系客車を牽引する12号機

こちらは、14系12両を牽く12号機。この列車も編成全部のサボ受けに愛称版が入っているように見えます。おそらく臨時「銀河」に使用された車輌の回送ではないかと思われます。
ちなみに、後の荷物車は、当該編成の併結されているのではなく、すれ違っているEF58牽引の荷物列車ですので念のため。


クリックすると元のサイズで表示します
昭和57年1月 東北本線 蕨駅にて 12系客車を牽引する12号機

こちらは、それまでテリトリー外であった筈の東北本線にて。12系12両編成ですので、上越ではなく、東北本線向けの臨時急行車両の回送列車のようです。
この頃になると、おそらく上野〜東京間の連絡線が閉鎖されている可能性があり、臨時列車に使った車輌を尾久〜東大宮操車場〜品川と回送していたのではないかと思われます。以前であれば宇都宮区や高崎二区のEF58が運用されていたでしょうが、高崎二区は臨時対応の2両しか配置がなくなっており、宇都宮区のEF58も荷物列車の運用に入るようになっていた筈ですから、臨時客車の運用が少ない東京区のEF58が足を伸ばすようになってきたのではないでしょうか。
まだ未現像ですが、他にも12号機を捉えたネガがありました。


比較的目撃例が多かった12号機だけに、写真を撮っていた頃は「また12号機か・・・」くらいにしか思っていませんでした。それでも、首都圏で容易に見ることができた若番車と考えれば、もうちょっと大事に撮っておいてあげても良かったかな、と感じます。

0


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ