鉄道コム

2007/12/3  0:35

715系1000番代(583系の末路)  その他電車
現在でも人気が衰えていない583系寝台特急電車。JR西日本では塗色変更されたものの6編成60両が現役で走っており、JR東日本においては動態保存張りに6両編成ではあるものの仙台と秋田で計12両を保有してします。特に、秋田車は波動用としてサロを含む9両編成を配置し、検査満了で廃車となるべきところを6両編成と縮小しながらも見事に継続運転させております。

本来の寝台特急としての役割を終えてしまった583系ですが、新幹線の相次ぐ延伸・開業により活躍の舞台が縮小されてしまったのは時代の流れ、こればかりは止むを得ないことでしょう。

そんな581系や583系たちが、第2の人生を送った経歴として刻まれたのが715系への改造でした。715系の0番代は九州地区、耐寒設備を装備した1000番代が東北南部〜仙台地区に配置されています。

583系大好き人間としては、このような改造をされてしまうことに対し嫌悪感を隠せないところですが、そんな最後の頑張りを見守るのもファンの役目と思ったこともありました。

クリックすると元のサイズで表示します
昭和60年9月10日 東北本線 豊原〜白坂間にて 715系4連

先頭のクハ715は、元クハ581。2扉化のうえ一部窓のサッシ化など行われていますが、原形の面影をたっぷり残しています。


クリックすると元のサイズで表示します
昭和62年6月14日 東北本線 白坂〜豊原間にて 715系4連

こちらは、黒磯方の先頭クハ714。サハネ581へ新製運転台を取り付けた改造車です。
写真では判り難いかもしれませんが、改造当初の塗装はクリーム1号(横須賀線のクリーム色)と緑のラインでしたが、後に455系東北色と合わせクリーム10号(アイボリー)に変更されいます。手前から3両は旧塗装のクリーム1号ですが、最後部クハ715の1両と何故かクハ714の全面だけがアイボリーに変更されており、塗色過渡期の様子を見せ付けております。


クリックすると元のサイズで表示します
平成2年7月1日 東北本線 高久〜黒磯間にて 715系4連

私が最後に撮った715系。こちらは全て新色に変わっています。


715系については、九州地区の0番代も東北地区の1000番代も含めて、客車や気動車の普通列車を駆逐するために活用されたもので、急行列車の削減により余剰となった455系や475系の普通列車化改造が終わるとアッという間に引退となってしまいました。
東北地区に関して言いますと、旧型客車を使用した普通列車を50系化をせずに直接駆逐してしまった715系であり、455系であった訳ですが、旧型客車も583系も455系も好きな私の胸中が、非常に複雑な思いであったことは想像していただけることと思います。

1度だけ奥羽本線の庭坂〜福島まで実車に乗車したことがあるのですが、座席に座った雰囲気は往年の特急583系そのものでした。むしろ、少し車内が明るく感じましたね。2重窓の中に人工芝を敷き、人形を飾ってあったアイディアには感心したものです。

北陸本線の残党419系がいつもで持つのか想像がつきませんが、実車が残っているうちに是非訪れたいと思っています。
0


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ