鉄道コム

2007/12/19  0:20

EF651019+スーパーエクスプレスレインボー デビューの日  国鉄・JR機関車(直流型)
今日はいつもとはチョット変わりどころの写真をお披露目いたします。

「サロンエクスブレス東京」「サロンカーなにわ」に始まる国鉄の欧風客車ブーム。生活が豊かになって団体列車でさえもグリーン車が需要を増して行った時代。その流れの中で、古いお座敷列車の12系化とともに、新たな趣向を凝らしたお座敷車や欧風客車が次々とデビューを果たしました。

その中で、古くからお座敷列車1本で運用してきた国鉄東京北鉄道管理局では、初めて欧風客車を導入することになりました。目前に分割民営化を控えていたこともあってか、車両は新製することによらず、時代的に需要が少なくなってきた余剰の14系客車を、中間の1両は12系客車を種車とすることによる改造で賄われました。

既にお座敷列車ではメジャー化していた展望室付の客車ですが、それまでの「サロン東京」や「江戸」「やすらぎ」といった角ばったタイプではなく、局面ガラスを使用した斬新なデザインでの登場となっています。
また、その名のとおり、白をベースとして派手な斜めの赤いラインが、地味なお座敷客車とは完全に一線を画すデザインとなりました。

「SEレインボー」の登場自体も当時は非常に衝撃だったわけですが、さらに衝撃的だったのが、同車を牽引する専用機としてEF651019とEF8195が用意されたことでした。

スーパーエクスプレスレインボーのデビュー運転の写真がありますのでご覧ください。

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昭和62年3月19日 東北本線 蓮田〜東大宮間にて

運転日初日のスーパーエクスプレスレインボーで、これまた塗色変更デビューのEF651019が牽引しています。
確か、当日は上野〜宇都宮間を1往復のお披露目運転で走り、往路はEF8195が牽引し、返しの上り列車をこのEF651019が牽引しました。
当時、鉄道誌などでも事前の告知が無かったため、デビュー運転の列車が来たときにはそれを迎えたファン一同ド肝を抜かれたのではないかと思います。

華々しくデビューしたスーパーエクスプレスレインボーでしたが、バブル崩壊による景気の低迷もあってか、その需要は減り、車体の老朽化もあって敢え無く廃車となり、EF651019も老朽化により後進のEF651118に道を譲って廃車となってしまいました。
主を失ったEF8195とEF651118が現在でも当時の出で立ちのまま活躍を続けていることが、せめてもの救いではないでしょうか。
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