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2007/12/20  1:15

クハ77:両毛線  旧型国電
両毛線と言えば、その昔スカ色70系が独壇場で活躍していた路線です。一部上野乗り入れの急行「あかぎ」や「わたらせ」といった面々が末端普通列車として走ってはおりましたが、実質70系が主であったといえると思います。
両毛線の電車化に際し、横須賀線からの70系を転入させたと言う、そこそこ歴史ある70系路線です。

その70系の電車群でもとりわけ特徴であったのが、今日ご紹介いたします「クハ77」形です。
元は東海道線などで活躍していた「サロ85」を3扉化の上運転台を取り付けた、極めて特徴のある形態をしています。運転台は、当時流行していた高窓の103系冷房車やクモユニ74などと共通する形状となっています。

同類では、「サロ85」を3扉化して付随車として活躍していた「サハ85100番代」や、新潟色で活躍していた「サハ87」などが70系の一員として存在しましたが、モハ80系の中で正式に70系に編入された車両はこの「クハ77」のみで、同属の中でも異端な車両となっています。

中学生の頃撮った写真なので、その車両の特徴を盛り込むには程遠い構図ですが、少々我慢してご覧ください。

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昭和53年頃 高崎駅にて

一連の両毛線70系や信越線80系を撮影した頃と同じ時期のものですが、どうも撮影した日が違うようでした。
ホーム側が陽に翳ってしまい、なんとも無様な写りになってしまいました。まだ「ホームの反対側からのほうがきれいに撮れる」なんて考えが及ばない頃だったんですね。
うぐいす色とかスカイブルーに塗ったら、そのまま山手線とか京浜東北線になってしまいそうな顔つきです。


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昭和53年夏ごろ 両毛線のどこかの駅

撮影場所が全く判りません。EF12の撮影に行ったとき撮ったものです。
この写真は側面がちゃんと写っているので、構図的には良くありませんが、同車の特徴を良く映し出しています。
写真の車両は、側窓の桟が見えないところをみると、「クハ77006」と思われます。
「クハ77006」は、6両存在したクハ77の中では唯一サロ85最終期形からの改造車で、側窓がやや大きく、1段下降式の構造となっており、大変スッキリしたサイドビューとなっています。また、写真はホームとなっているため見えませんが、クハ77の中で唯一TR48A台車を履いています。

未だ旧型国電に興味を持っていない年齢でしたが、車両の由来や改造の経緯なども判らないまま、初めて見たときから非常に興味を持った車両でした。しかし、行動力が未だ無かった頃でもありますので、撮影できたのはこの2回だけしかなかったのが非常に残念です。

「クハ77」うんちくメモ

クハ77000 ← サロ85006 TR45台車
クハ77001 ← サロ85011 TR45台車
クハ77002 ← サロ85012 TR45台車
クハ77003 ← サロ85020 TR45台車
クハ77004 ← サロ85024 TR45台車
(005欠番)
クハ77006 ← サロ85030 TR48A台車

改造は、昭和43年9月前後。
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