鉄道コム

2007/12/30  4:22

ローカルな風景 第32回 (冬の深名線)  ローカルな風景
さて、2本連続となりますが、鉄道ファンのためにやはり鉄ネタをアップしておきたいので、懐かしいところから「深名線」をお届けしたいと思います。

ご存知のとおり「深名線」は特定地方交通線が次々と廃止される中で、道路事情が悪かったために廃止が遅れていた最後の超ローカル線です。
現在では同線に沿って国道が併走し、バス転換による交通が確保されていますが、廃止されるまでは道路・バス路線が未整備であったため、冬期の交通確保ができないことから、廃止が遅れていました。その後、道路整備によりバス転換化の目途がついたため、1995年(平成7年)9月4日をもって廃止となっています。

北海道には過去11回も訪れていますが、鉄道が通っているとはいえ非常に不便な場所ですから、この撮影を合わせて2回しか訪れたことがありません。1回はマイカーで行ったと思いましたが、本数が非常に少ないため1本しか撮影できませんでした。
しかし、乗ったことが無いまま廃止されるのも悔しかったため、敢えて雪のある時期に決死の覚悟で訪れたのです。

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いずれも平成2年3月12日 深名線 朱鞠内駅の前後にて

この辺り道央部は、全国でも屈指の極寒に地です。ひどい時には零下30℃以下くらいまで下がることがあるくらいですから、クルマでの移動すら危険な場所であります。3月とはいっても北海道では真冬の気候となりますので、名寄本線〜深名線の撮影では相当な覚悟が必要となるわけです。
しかし、現地に行って驚きました。雨だったのです。一般的には、地表温度が4℃を下回わると雪になると言われていますので、まさかこの時期に雨に降られるとは思いませんでした。確かに、そんなに寒く感じなかったですね。撮影を続けているうちに雪に変わり、逆に何かホッとした感じがしました。昭和55年・56年と同じくらいの時期に北海道を訪れたときには、このようなことは考えられないほど何処に行っても寒かったので、当時はあまり騒がれていませんでしたが、既に温暖化の影響がかなりあったのではないでしょうか。

朱鞠内を境界として、多少本数のある深川方面と、1日3往復しかない名寄方面は異なった表情があり、出来るだけ撮影に都合の良い時間帯を選定し、数時間の滞在で4カットの撮影をすることができました。雪が余り無かったので、除雪シーンを見ることが出来なかったのは残念でしたが・・・。

使用車両がいずれもキハ53500番代のみで変化が足りない気がしましたが、単行運転による暖房性能確保のためには止むを得ないのでしょう。

結果的には最初で最後のような感じで終わってしまった「深名線」の撮影。極寒の地に存在した超赤字ローカル線の事実は、日本各地にあった赤字ローカル線と共にいつまで語り継がれるのだろうか。そんなことを考えてしまいました。
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2007/12/30  3:26

2007年の残り物(バス風な検診車)  その他乗り物写真館
残り物はもう無いと思っていたのですが、本日、金太郎様から解説いただいた前記事の都営バスで「ニューエアロスター」ワンステップ車に関連し、これと同形態の検診車をご紹介しようと過去ログを探しましたところ、アップし忘れていたことが判明いたしました。

鉄道好きの皆様には興味ないところとは思いますが、バス模型ネタとして参考になるやもしれませんので、まあ見てやってください。

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平成19年2月12日 埼玉県戸田市内にて

これが問題の検診車。現地で写真を撮ったときは非常に新しく、最新型と思っていたのですが、昨日アップしました都営バスの年式は98年前後かと思われますので、そう考えるとこの検診車も10年落ちくらいになる可能性もあります。
私的に興味を持ったのは、格好もそのままですが、正面に付いた楕円形の表示窓(「検診車」と書いてある部分)がバスに使われているスタイルのままであることです。なので、この検診車を見つけたときにピンと来たわけです。

未だこの形式はバスコレ化されていませんが、製品化された折には改造に挑戦してみたいものです。

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