鉄道コム

2008/3/1  9:10

国鉄 711系試作編成(クモハ711-901+クハ711-901)  その他電車
先般国鉄型711系のオリジナル色ということでアップいたしましたが、今日は試作編成の写真をご覧いただこうと思います。

昭和43年、北海道初の電化区間となる小樽〜岩見沢間電化に際し、量産型としては初となる711系が開発されました。機能的な話しは私にも難しいので割愛させていただきますが、711系誕生に際しては2種類の試作車(900番代)が誕生しています。

このうち901編成は、ユニットサッシが2段上降式で内地の電車に近いスタイルで登場しました。さらに特徴的だったのが、一般型電車としては初となった4枚折戸です。先日アップしましたクロ157と同じスタイルのものですが、残念ながら改造されて普通のドアとなってしまいました。雪や凍結が当たり前の北海道では、マジックドア(折戸)は不向きなんですね。14・24系客車が全て引き戸式に改造されているのもそのためです。

一方902編成は、外観的には量産車に採用されたスタイルであることもあって、なかなか区別が付かないのです。

試作編成を区別する方法として一番簡単なのが「クモハ」が連結されていることです。
試作車として登場したときは、どちらも2両編成であったため、1M1Cの2両編成でしたので、必然的にクモハが存在したのです。しかし、その後他の量産車とあわせるために新製クハ1両をクモハ側に連結し、3両編成となりました。これにより、特徴のあるクモハが先頭に出なくなってしまい、ガッカリした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

では、拙い写真写真ですがご覧下さい。

クリックすると元のサイズで表示します
昭和56年3月19日 千歳線 恵庭〜島松間にて 901編成を連結した普通列車

撮影の移動中に突然現れたため、こんな写真になってしまいました。北海道の普通列車は想像以上にかっ飛ばしますし、編成も短いので構えているヒマもございません。
リバーサルダイレクトプリントからのスキャニングです。 


クリックすると元のサイズで表示します
昭和56年3月 旭川駅にて 901編成を使用した急行「かむい」

駅撮りなので日にちが特定できませんが、この撮影の旅では2回ご対面することが出来ました。しかもこちらは急行運用だったのでラッキーでしたね。駅撮りなのが残念なところですが・・・。
こちらは今までプリントアウトすらしていなかったので、ネガからスキャンして27年ぶりに蘇りました。


クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します
2枚とも 平成元年7月2日 小樽駅にて 新色となった711系900番代

こちらは復活したC623を撮影した帰り、小樽駅から普通列車に乗ったら反対側のホームに停まっていたので、コンパクトカメラで慌てて撮ったものです。
性能が良くないのでブレてしまいましたが、新色の900番代に出逢ったのはこれが最初で最後となりました。

範囲としては狭い中で動いていた900番代でしたが、電化区間の距離は普通列車にしては長く、本数も首都圏のような多さではないので、いわゆる神出鬼没な存在でした。
ただ、901編成は外観的な特徴から目立ったために、こうして押えることができたのだと思います。

一方902編成は、相当注意深く見ていないと区別が難しいため、結局は撮っていないようでした。今後スキャニングする中で偶然に写っている可能性が無くはないのですが、期待度はかなり薄いと思います。

先日お越しいただいた水無月さんのブログ記事
http://blog.goo.ne.jp/mamameron113/e/04e052efcca0134976548ca2e5762249
で、711系901編成がまだ解体されずに残っているのを初めて知りました。
私のお気に入りの車両でもあり、北海道電化のパイオニアを後生大事に保存していただきたいと願います。
0


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ